個別最適な学びについて考える(15)ー坂元昂,水越敏行(1978)授業技術の開発5/発問構成の新技術ーから
だいぶ冷え込んできました。
読んでいる皆さんの地域は,寒くないでしょうか?
ちらほら,雪が降る時もあり,タイヤをスタッドレスに替えた後に記事を書いております。笑
前回の本に続いて,同じ種類の違う巻の本の紹介になります。
今回のテーマは,スバリ「発問」ですね。
発問が大事だと言われるのですが,絶妙な発問を考えることが難しい。
そんなことを考えるためのこの一冊です。
「坂元昂,水越敏行(1978)授業技術の開発5/発問構成の新技術.明治図書,東京」です。実際に中身から考えていきましょう。
よく言われるような学習者の思考を揺さぶるような発問が一番難しいと考えるのは,ブログ記事主だけでしょうか。
教科書の題材や問題は教科のプロが検討しているわけですが,そうしたことを教師がちゃんと分析できているのでしょうか。
問題を解いていて,この問題はさっきと違ってなんか難しいと感じる児童がいたとしましょう。これは,教科書側からすると,この部分はわざと躓きを与えて,思考を揺さぶる問題だったのではないでしょうか。
そのような躓きがあると知っていながら教師はどんな発問をするのか試されているというわけですね。
教師の教材の分析力が重要になってきそうです。
これは国語の物語文の例ですが,このような条件が考えられるわけです。
どの教科にも言われることではないでしょうか。
特に,今までの目標の記事でも言っていたような「解決しようとする課題が明確であること」なんていう言葉も出ています。
僕は今日〇〇ができるようになったんだと言葉で言えるかどうかにも影響してくると思いますので,発問の内容の具体さはより重要になってきますね。
自分が普段やっている授業の発問を条件で比較してみてください。
そうすると発問の課題が見えるかもしれません。
(ちなみにこの言葉で自分も追い込んでいます。笑)
本日はここまで!それではまた次の記事でお会いしましょう!
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