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#日記

🕵️‍♂️👵介護離職の決意〜両親が倒れて。予想される介護費用等と年収のはざまで〜(各マガジンへのサイトマップあります)

🕵️‍♂️👵介護離職の決意〜両親が倒れて。予想される介護費用等と年収のはざまで〜(各マガジンへのサイトマップあります)

 2010年クリスマス・イブ。

 私は実家にいた。
 その半年ほど前に、後期高齢者となった父親が同窓会で倒れ、救急車で病院に担ぎ込まれてペースメーカー手術を受けていた。
 父が倒れたのを皮切りに、母親が縁側から転落して肋骨を4本骨折して入院し、母はその後退院したものの、体力が落ちたためか、心臓の状態が良くないままで、冬に、心臓カテーテルの手術を受けることになっていたのだ。

 ともかくも、就職で

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息子の手に握られていた保冷剤【日記】

息子の手に握られていた保冷剤【日記】

もしかしたら言葉の発達が遅いこと、それこそが息子の心と行動を形作っているのかもしれない。

4歳になった息子だが、未だに一方通行の様な言葉が多い。息子の口から発せられる言葉はお歌の歌詞であったり、絵本の中のセリフであったりすることがほとんどだ。こちらが『おはよう』と呼び掛けても息子はすぐに『おはよう』とは返せない。とてつもなく長く待ってようやく「お・は・よ」と返すことが出来る。会話が苦手なのだ。相

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親を叱りつける

親を叱りつける

認知症の症状の出方って、正常だったときの人格が如実に反映されるんだと思う。いい人はいいところが残って、そうじゃない人はそうじゃないところがますます強調される感じ。
って私もそんなにたくさん事例を見たわけじゃないけど。

うちの母は本当にマンガのように記憶をなくしていく。
書くことは好きなので、物忘れを自覚するようになってからは自分の行動のすべてを時間とともにメモしている。
なので忘れてしまったらそ

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愛をあるだけ、すべて

愛をあるだけ、すべて

2018年10月29日、子どもが産まれた。

振り返ると、とても充実した1年だった。何年後かに振り返った時に、いつの時代に戻りたいかと聞かれても、多分2018年は選ばない。軽くハイになっていたかもしれない。こんなに一年を長く感じたこともなかった。

僕は40歳くらいで死ぬと思っていた。希死念慮があるとかじゃなくて、漠然と、僕の人生がそこから先に存在していると想像できなかった。父親が四十代で突然死ん

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