Takahito

娘と猫を愛する薬剤師。小説やアニメの感想を。

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最近の記事

【アニメ感想】ドキドキ!プリキュア

『デリシャスパーティ♡プリキュア』に続いて、こちらもTOKYO MXでの再放送が終了。 立て続けのプリキュアロス…。 『デパプリ』に勝るとも劣らないハマり具合でした。 とはいえ娘が観ていたのを途中から一緒に視聴し始めたので、ちゃんと観たのは20話から。 過去話は配信やピクシブ百科事典で補足。読んでるだけで泣ける。 愛がテーマなだけあって、家族愛や友情を始めとする様々な愛が感動的なストーリーで描かれている。 コンセプトが ということらしいけど、ホントこれ。 しっかりしたキ

    • 【アニメ感想】たまこまーけっと〜たまこラブストーリー

      山田尚子監督作品ということで以前から観たいと思っていたら、『きみの色』公開に合わせてようやくHuluで配信された。 アニメを最近見始めた自分にとっては無名のタイトル。 監督、シリーズ構成、キャラデザが『けいおん!』と全く同じでも、これほど知名度に格差が生じるのか…。 それも含めてどんなものか楽しみだった作品。 たまこまーけっと 日常系かなと思いきや唐突に現れた喋る鳥でファンタジー要素がぶち込まれる。 どこまでがファンタジーなのか分かるまでは、いかに制作陣への信頼があっても

      • 【アニメ感想】きみの色

        『けいおん!』『聲の形』『リズと青い鳥』を手がけた山田尚子監督のオリジナル作品ということで、期待を込めて観に行きました。 それぞれに悩みを抱えた少年少女が音楽を通して出会い、悩みと向き合い進んでいくというシンプルなストーリー。 シンプルなんだけど、これをどう描くかってとこですよね。 ルイくんの「僕達は今、好きと秘密を共有してるんだ」という言葉が印象深い。 これが可能な仲間というのはとても貴重。大人になってから見つかることもあるし、大人になったら秘密を共有できなくなることも

        • 【アニメ感想】デリシャスパーティ♡プリキュア

          先日、TOKYO MXでの再放送が終了。 テレ朝放映当時に娘がハマり、一緒に観てるうちに自分もハマっていった今作。 娘にとっても自分にとっても人生初のプリキュア。 その後『ひろがるスカイ!プリキュア』『わんだふるぷりきゅあ!』を視聴しているものの、改めて見返して今作が一番好きだな、と。 なんといってもキュアフィナーレの存在が大きい。 光堕ちって言葉を教わりました。 敵に操られて悪の組織の片棒を担がされ、多くのレシピッピを傷つけたという十字架を背負いながら戦い、時には葛藤す

        【アニメ感想】ドキドキ!プリキュア

          【アニメ感想】映画 聲の形

          金ローでやるというので、6歳の娘にはまだ早いかもと思いつつも、芸術作品とも言えるこの映画を観てどんな反応をするのか気になったので一緒に鑑賞。 Blu-ray持ってるからCM無しのノーカットでも観せられるけど。 この作品は観る度に新しい気づきがあったり、人物への印象が変わることもあるし、観る人によっても感想が異なるから面白い。 自分も久しぶりに観たので今の感想を書き残しておく。 何度観てもしんどい西宮へのいじめの描写。 何がしんどいって、将也の気持ちが分かってしまうからなん

          【アニメ感想】映画 聲の形

          【アニメ感想】夜のクラゲは泳げない

          『響け!ユーフォニアム』にどっぷり浸かっていたのでリアタイはできず。 あらすじには"輝きたい"とか”何者かになってみたい”など、青春ものが大好物の自分に刺さるワードがあって気になってた。 その期待に違わず、1話で好きを確信。 何者かになりたいけど一歩踏み出せない光月まひるが、花音と出会うことで動き出す。何かが始まるワクワク感。 仲間が増えていき、一つの作品に青春を賭ける。 衝突や解散の危機、それぞれの葛藤を乗り越えて成長していく。 物語としては王道だけど、王道だからこそ盛り

          【アニメ感想】夜のクラゲは泳げない

          【読書感想】行動経済学が最強の学問である(著:相良 奈美香)

          「心理学」と「経済学」が融合してできた「行動経済学」。 経済学の「人間は合理的に行動する」という前提ではカバーできなかった「人間の非合理な意思決定」を解明する学問。 比較的新しい学問のため体系化されていなかったが、本書では各理論を3つのカテゴリに分類、体系化している。 興味を持ったのは数ヶ月前の出来事がきっかけ。 京都アニメーションが『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の描き下ろし生動画の抽選販売を実施するとの情報が。 自分にとってこの作品は特別で、人生最大の衝撃と感動を受

          【読書感想】行動経済学が最強の学問である(著:相良 奈美香)

          【アニメ感想】響け!ユーフォニアム3

          製作陣への信頼から見始めたこの作品もついに終わってしまった。 自分が1期から観始めたのは4月。 そこから追いついたので、この作品に触れていたのはせいぜい3ヶ月ほど。 1期放映時から観ている人たちに比べれば感慨深さは浅めかもしれないけど、自分にとって特別な作品になったことに変わりはない。 物語が進むにつれてどんどん引き込まれていき、次回が楽しみでたまらない日々を過ごすことができた。 各話ごとの感想をざっくりと書き留めておきたい。 第一回 あらたなユーフォニアム 久美子

          【アニメ感想】響け!ユーフォニアム3

          【読書感想】一度読んだら絶対に忘れない国語の教科書(著:辻孝宗)

          最近、後輩がこのシリーズの日本史を読んで勉強しているのが楽しそうで。 自分も何か勉強してみようかな、となった時に思い浮かんだのが国語。 学生時代はこの教科が苦手だった。 読書はけっこうしてたと思うけど、成績には結びつかず。 社会人を読者対象にもしてるから単純な受験テクニックの羅列ではなさそうだし、読解力がつけば小説もより楽しめるかなと思って読んでみることに。 現代文の読解だけを詳しくかと思ったけど、古文漢文の知識を織り交ぜての読解。 著者が提唱するのが『現代文と古文漢文を

          【読書感想】一度読んだら絶対に忘れない国語の教科書(著:辻孝宗)

          【アニメ感想】響け!ユーフォニアム(2周目)

          4月に1周目を終え、3期に追いついてリアタイしている今日この頃。 同じように一気見した後輩と感想戦をしたのだけど、後輩が気になるポイントとして挙げたシーンの記憶が曖昧でろくに考察できず…。 自分も気になってきたので再視聴することに。 ちょうど総集編映画も観たいと思ってたし。 ただの再編集かと思ってたけど、新規カットの追加や再アフレコも行われたと知ってしまったので。 後輩が気になった点として挙げてくれたのが以下。 ①あすか宅での勉強会に向かう前、香織があすかの靴紐を結ぶシー

          【アニメ感想】響け!ユーフォニアム(2周目)

          【雑記】誕生日

          先日の同僚(30代♂ラブライバー)とのやりとり。 緊張しすぎて失敗した握手会レポみたいや…。 下手くそな誘導尋問で誕生日公表させられて祝われるなんて、こんな辱めを受けることはそうそう無い。 心からお祝いしてくれてる可能性ももちろんあるけど、このやりとりがそもそもキツい。30代男性しか登場してないし…。 昨年、妻からの誕プレとして『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地である沼津旅行に行ったから、同僚は私の誕生日を覚えててくれてたんだと思われる。 知ってるからには誕生日に触れ

          【雑記】誕生日

          【小説感想】コンビニ人間(著:村田沙耶香)

          今さら感…。 言わずと知れた芥川賞受賞作。 『生命式』『殺人出産』は読んだけど、著者の代表作(って言っていいのかな?)は未読だった。 既読の二作品は世界設定で釣られたけど、今作はあらすじにそこまで惹かれないってのがね…。 ただ、既読の作品は非常に興味深く面白かったし、逆にこの著者がコンビニ店員でどういう話を書くのか興味もあった。 ページ数が少ない(約160ページ)ってのも読み始めやすい要因の一つだったかも。 冒頭は主人公のコンビニ店員が働いている様子のリアルな描写。 店

          【小説感想】コンビニ人間(著:村田沙耶香)

          【アニメ感想】BLUE GIANT

          後輩から「とにかく黙って観てください」と勧められた。 ジャズか…。 そんなによく知らない。 おしゃれなバーで流れてるやつってイメージ。 ジブリのジャズアレンジアルバム聴くくらい。 つい最近『響け!ユーフォニアム』を観たので、管楽器へのハードルはかなり低い。 仙台からの上京とか、自分との境遇も似てる。 …ということでとりあえず観てみた。 シナリオがしんどい。 雪祈の実家のピアノ教室に通ってたお姉さんが夜逃げて…。 楽しそうにピアノを弾く姿とのギャップに心が痛む。 JASSの

          【アニメ感想】BLUE GIANT

          【アニメ感想】響け!ユーフォニアム 1期〜アンサンブルコンテスト

          『けいおん!』『聲の形』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』など数々の名作で衝撃と感動を与えてくれた京都アニメーション。 そして『ラブライブ!』『Steins;Gate』『宇宙よりも遠い場所』でシリーズ構成と脚本を手掛けた花田十輝氏。 この組み合わせは一定のクオリティを確約されたような作品なんだけど、なかなか手を付けられず。 吹奏楽ってのがね…。 姉が中学の時に吹奏楽部に入ってたくらいで、自分とはほぼ無縁の世界。 「ていえん」が庭園じゃなくて定期演奏会だってのは知ってる。

          【アニメ感想】響け!ユーフォニアム 1期〜アンサンブルコンテスト

          【ドラマ感想】GTOリバイバル

          自分の人格形成に多大な影響を与えたと言っても過言ではないこのドラマ。 DVDーBOXは幾度かの引越しを経ても手元に保持。 放映当時は中学生だったな…。 たくさんの心に響く名言を授けてくれた伝説のドラマ。 元生徒たちも出演するとのことで楽しみにしてた。 序盤で大人になった元生徒たちが早々に登場したのだが、やはり窪塚洋介が抜群にカッコいい。 役どころもカッコよかったしなぁ。 一部演者の演技が拙く見える。 コメディっぽさも気になる。 当時もコメディ要素は多かったけど、シリアスな

          【ドラマ感想】GTOリバイバル

          【アニメ感想】ようこそ実力至上主義の教室へ season1〜3

          年明けに『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を視聴して以来、アニメの頂点を観た衝撃と余韻から他のアニメを観る気が起きない日々。 …娘とプリキュアは観てたけど。 2ヶ月たってその衝撃も落ち着いてきたところで、後輩が今期楽しみに観てるアニメと聞いて気になったのがこの作品。 第1話からポイント制やクラス制度の設定でめっちゃ興味を引かれる。 そして個性豊かで魅力的な登場人物達が繰り広げていく頭脳戦。 なにこれ。めっちゃ面白っ。 ただ、1期は無駄なサービスカットが多くてうざい。

          【アニメ感想】ようこそ実力至上主義の教室へ season1〜3