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【ドラマ感想】GTOリバイバル
自分の人格形成に多大な影響を与えたと言っても過言ではないこのドラマ。
DVDーBOXは幾度かの引越しを経ても手元に保持。
放映当時は中学生だったな…。
たくさんの心に響く名言を授けてくれた伝説のドラマ。
元生徒たちも出演するとのことで楽しみにしてた。
序盤で大人になった元生徒たちが早々に登場したのだが、やはり窪塚洋介が抜群にカッコいい。
役どころもカッコよかったしなぁ。
一部演者の演技が拙く見える。
コメディっぽさも気になる。
当時もコメディ要素は多かったけど、シリアスなシーンをしっかり描くことでメリハリができて、中だるみもなく楽しめた印象。
今作はシリアス部分が浅くてメリハリがそこまで効いてない。
鬼塚先生のむちゃくちゃな部分を描くシーンでは、チェーンソーでカバンを切る意図が読み取れない。
なぜにチェーンソー…。
連続ドラマの時はそれなりに筋の通った解決法だったと思うが。
総じて脚本のクオリティが問題か。
演者の演技が拙く見えたのも脚本が原因かも。
黒幕の正体はなんとなく察してたけど、動機が切ない。
親子愛にはついつい感情移入しちゃうので感涙。
親の不正を告発って、東堂くんを思い出すな。
鬼塚先生の「グレイトだぜ」のセリフがエモくてたまらんかった。
現代高校生の生態を描いていた部分は、親目線だとこの先への恐怖すら覚える。
娘の学生時代を無事にやり過ごせるだろうか…。
10年後にはまたいろいろ変わってそうだけど。
小さな夢も見れないこんな世の中じゃって20年以上前から言われてるのか。
言いたいことは言えるような世の中になったかな。
ツールの進化で社会への発信は手軽になった。
それが相手に届くか、そして何かが変わるかは別だけど少しずつ社会は変わっているかな。
1番テンション上がったのは反町夫妻のSHISEIDO MENのCM(笑)
ラストの冬月先生登場にももちろんテンション爆上がり。
エモさ爆発。
終わりよければ全て良し、じゃないけど視聴後の気分はすこぶる良い。
「グレイトだぜ」とついつい呟いてしまった。
作品としての消化不良感は否めないけど、過去のシーンや名言を思い出すきっかけをくれた。
この先も鬼塚先生の言葉を胸に生きていく。
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