誰にだって許せないことはある。

誰にだって許せないことはある。自分に無理をして、相手を許したとしても、自分の心がどうしても、もやもやしてしまう。逆に、我慢できなくなって、自分を押さえられなくなって、つい、相手にきつい言葉を言ってしまう。相手が嫌がったり、落ち込んだりすることは、わかっているのに...相手のことを考えて、自分を犠牲にするか。自分を優先にして、相手を犠牲にするか。やっぱり、私は、相手には優しく、許してあげたい。方ですが、自分を犠牲にしてまで、相手を優しくし、許さないといけないことが嫌。と思う方もいるんです。誰だって、同じ人間なわけではないのです。だから、だからですよ!誰にだって、考え方、見え方、生き方が違うわけですから、私はこうすれば、相手も、自分も犠牲にしないでできると思うんですよ。"相手の話をきちんと聞いたあとに、自分の思いを伝える"んです。でも、こういう言い方はいけません。「あなたの気持ちもわかるけど、私は許せない。」これは、誰だって言われると嫌な気持ちになりますよね。なので、少し言い方を変えて、「そうなんだ。でも、私はあなたが言ったことが違うと思ったんだ。(言いたいことをきちんと伝える)...私はこう思ったけど、それについてはどうかな?あなたの思いも教えて。」と。最初に相手と少し違うことを伝えて、次に、許せないことをきちんと伝える。最後に質問を返す。けっこう簡単なことですよね。自分のことだけ伝えると、相手は不快な気持ちになります。なので、相手のことを最初にして、最後に自分のことを伝える。それだけで、相手は思いを聞いてくれて、嬉しかったと思うし、気持ちをきちんと伝えてくれて、嬉しかったと思う。自分は、きちんと思いを伝えられて嬉しかったと思う。許せない気持ちがいつの間にか嬉しかったことになっていたりするものなんでしょうかね。

あくまで私の考え方です。
七峰 閔