怪我が治ったハナシ / 怪奇現象不思議話#3
みなさんは「ワンド」ってご存知だろうか。
言葉通り、魔法の杖のことだ。
瞑想時の集中力のアップに利用したり、オカルトな方々にとっては術を使うのにも使う道具。
ここでは木製のものの話をしますが、スタンダードな真っ直ぐな形のものから、個性的でアートな形のものまで作成者により様々ある。
私、その昔オカルト好きさんの集まりに属していた頃が一時あるのですが、当時流行ったんですよね、ワンド製作。
で、まぁその夜も作っていたわけです、木をナイフや彫刻刀で削りながら。
まぁ、やらかしたわけですよ。
グサッと。
あっ!
と思ったときには、ぶくぶくぶくー!とすごい勢いで親指から血やらなにやらが噴き出してきて、これはヤバイと。
それはそのとき起こりました。
私が、あっ!と思ってる刹那の瞬間です。
空間に光の筋が図形のような文字のような、、、「なにか」を描き、その光の筋をぐぐーっと傷に押し込まれるのが見えた。
とにかく傷口を洗い、直接圧迫止血と脇の辺りを椅子で圧迫しながら腕を高い位置に上げ、。
それでも一時間経っても血が止まる様子がない。
さすがに焦って夜間病院へ駆け込んだわけなんですが。。
医者に
「なんで来たの?」って顔された。
傷口開いて診ながら、1ミリにも満たない傷ですよと。
、、、、、、
いやいやいやいや。
そんなわけないでしょ、あれだけ派手に出血して、血だって止まらなかったのに。
ぶっちゃけ恥ずかしかった。
絆創膏だけ貼られて帰った。
誰かが治してくれたみたい。
おしまい。
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