後悔と心残りと自責の念と。
最近、どうして学校に通えなかったのかと、あんなに楽しかったのに。
そうやって思うことが多くあって。
そしたら檸檬が爆発した。
保安人格総動員。
マリーさんは私と檸檬と両方に銃口を向け、綾さんは暴れ狂う衝動を斬り裂き、清麿さんは呪詛にも近い増悪の念を抑え、それから"消しゴムさん"はホワイトボードに殴り書きされる言葉を書かれては消し書かれては消しの繰り返し。
私じゃ話しにならないから、与一さんが代わりに話をしてくれて、なんとか表面的には治まった。
眠って、今日になってもまだ続いていて。
リスパダール頓服して、やっと話が出来るくらいになって。
檸檬には謝られた。
だけど、与一さんも言ってたように、檸檬が悪いわけじゃない。
一緒に泣いた。
当時はまだ、精神障害も脳機能障害も、明るくなく、知る術もなく、不登校のはしりみたいな時代でどうしたら良いのかもわからなくて、選択肢もなくて。
学校は楽しかった。
それでも通うということが出来なかった。
授業は眠気との戦いで授業にならず、勉強がわからない自分に驚いていたり。
帰り道、ひとり電車に乗って帰る。
それが酷く寂しかったり。
空虚さに悩まされてた。
おそらくなんらかの疾患が原因だったんじゃないかと思う。
だけど、当時はそんなもの精神論で覆すべき事柄でしかなかった。
体調不良で内科に行けば「精神的な問題」と言われ、それはつまり自分が弱いからだと、自分のせいなんだと、自分が悪いのだと、そういう結論にしか辿り着けない時代で。
あと10年違えば私の人生も違ったものになっていたかもしれない。
そう思ってしまって、檸檬を追いやってしまった。
「ボクは取り返したい。やり直したい。」
それを叶えてあげるにはどうしたら良いのか考えた。
通信制の高校について調べてみた。
今はネット上で授業が受けれる時代だ。
悪くないかもしれない。
お金が掛かる。
とりあえず、サポート校の説明を聴きに予約を取った。
檸檬だけじゃない。
どこまでやれば彼らが納得できるのか、前に進めるようになるのか、まずは調べて知るところからやってみることにした。
働きたい。
だけど、阻むほど心残りがあるのなら、彼らの方を優先すべきなのかもしれない。
まあ、そのためのお金がないって言うリングになってしまってるわけだけど。。
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