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【2024年のKindle界を予想】Kindle×〇〇こそが女性が活躍できる道?


※こちらの記事はnoteさんから
お祝いをいただきました。
ありがとうございます!




私はこれまでKindleを3冊出版してきました。
Kindle出版をすると、さまざまな反響もあり
私自身とても楽しく活動させていただいております。

しかし、
かねてから疑問もありました。

それは、
「なぜKindle界隈には、
女性インフルエンサーが少ないのか?」

という疑問。


あくまでも、私は感じてるだけなので、


実際は
女性Kindleインフルエンサーというのは
一定数いらっしゃるのかもしれません。


しかし、目に入ってくる情報は、
どうも男性が多くなりがち。



「どうして男性が多いのか?」

とかれこれ1ヶ月近く考えた結果、
最近気がついたことがあります。



今日は、
その気づきをシェアします。


この記事でわかること

☑️Kindle界隈で女性インフルエンサーが
 少ない理由




・答えはシンプル


答えはシンプルで、

「Kindle界隈は男性社会だから」

でした。


「なぜ女性は少ないのか?」

という問いに対して

「男性社会だから」

という答えは
禅問答みたいな答えですが

では
なぜKindle界隈は、男性社会かというと

動きの激しいKindle界隈で
女性インフルエンサーと言うのは、
ついていくのは大変なのです。



☑️Kindle界隈は男性社会




・いち早く飛び付けるのは男性の方が有利かも


Kindleはとにかく動きが激しいです。

何が激しいかと言うと、
その時のトレンドみたいなものが
あったりします。



例えば、

「ものすごく売れる本」

と言うのは、
実はその時のトレンドに
乗っている本であることが多いです。



具体的にいうと

「新しい政策が始まります!」
「制度が変わりました!」

と言うニュースが出ると、
その新しい情報を求める人が多くいますよね。



最近ではNISAがその顕著な例でした。

そうなると、

「新制度についていち早く情報を理解し、
まとめられたKindle本」

というのが手に取られやすくなります。



だって
みなさん、情報を得たいから。



そうすると、
情報にいち早く飛びつき、
素早く構成を立てて
執筆できるというのは、
男性の方が有利なのではと思うのです。

☑️いち早く飛び付けるのは男性の方が有利かも




・99円セールも同じ


最近よく見かけるのは、
発売時に99円でセールをすると言うもの。

予約販売から99円セールを行う方もいますが、
なぜ99円でセールをするかというと
発売部数のランキングの順位を
上げるためです。



そうなると、
ランキングを気にする必要があります。

しかし、
このランキングを気にするのも
自分でこまめに
チェックしなくてはいけません。


Kindle側から通知が来るわけではないので、

「今、ランキングで何位か?」

というのは
予約時あるいは発売時から、
こまめにこまめにチェックする必要があります。


ランキングは
1時間でも変動しますから
特に1位を目指そうと思った場合、

何度も何度も順位を確認しなくてはいけません。



これが、
特に女性にとっては結構厳しいのでは?
と個人的に思っています。



☑️こまめなランキングチェックが女性には大変


・なぜ女性は大変?



では、なぜ女性には、大変なのか?



女性でも、ランキングをチェックしたり、
新情報に飛びついて本を執筆するということが難しくない方もいらっしゃるかもしれません。


私が男性よりも、女性の方が
こうした動きについていくのが
厳しいと感じているのは、

「決して女性の能力が劣っているから」

と言う理由ではありません。



「男性でも動きについてくのは
大変なんだよ?」

と聞かれそうですが、


これは、
男性と女性で置かれている環境の違いにあると考えています。



Kindle出版のボリュームゾーンで考えてみると
30代や40代の方が多いような印象を
受けます。


もちろん、その前後の20代の方や、
50代より上の方で出版されている方も
いらっしゃいます。



私も
20代、あるいは50代より上の方の本を
拝読したこともありますし
交流がある方もいらっしゃいます。



しかし、
それでもKindleを出版されている方の
ボリュームゾーンとは、
30代40代の方が多いです。



30代40代と聞くと、
中には、結婚し、子育て真っ只中という方も
非常に多い年代。


しかも、
30代40代の子育てと言うのは、
子どももまだ低年齢であることから、

子育てに多くリソースが取られるという方も
非常に多い年代でもあります。



そうなると
子育てをしながら

さらに人によっては
仕事もしながらKindleも書き、

ランキングをチェックすると言うのは、
なかなかの重荷であると私は想像されます。



中には男性のKindle作家さんでも、
会社員で週5フルに働き、
子育てもしながらKindleを執筆してると言う方もよくお見かけします。



でも、
その裏には、

「誰かが子どもを見てくれている」
「誰かがやらなくてはいけない家事をしている」

と思います。



もちろん、
それは、
各ご家庭のご事情なので、
パートナーとの同意のもと
進められている場合もあるかと思いますが、


女性が男性と同じように

「じゃぁ、Kindle書くから
子どものことお願いね」

「ちょっとランキング見てから
結果Xでつぶやいてくるね」


とどれだけ言えるのか。


目の前に泣いている子どもがいたら、
放置してスマホを触ることに
抵抗がある方も多いでしょう。


つまり
女性は男性と同じように、
自分のやりたいことに時間やリソースを
投資できないのでは?


これこそが
私は女性Kindleインフルエンサーが
少ない理由だと考えているのです。

☑️女性は男性と同じように、
 自分のやりたいことに
 時間やリソースを投資できないのでは?



・Kindle出版はやることがたくさんある



そもそも、
Kindleを出版するまでに
やるべき事はたくさんあるのです。


・どんな本を書こうか?テーマ探し

・競合商品をリサーチ

・題名を考える

・表紙を考える

・そして肝心な本文を書き進める





さらに
最近は、
予約販売をするときに、
特典をつける方がも多いので、

それに乗って同じようなことをすると
特典を考えたり
特典のコンテンツを作ったりと
まぁそれは本当に大変なことです。


慣れてくれば、
手が自動的に動くようなものもありますが、

特に最初の段階は1から作っていくので、
考える時間も必要です。



文章を書くことも含めてですが、
考えるためには、
ある程度
自分の精神状態も落ち着いていて
考えられる環境にいないと
考えることができません。


もちろん
手を動かしながら
別のことを考えることもできますが、

「アイディアが思い浮かんだら、
すぐに書き留めておきたい!」

と言う方もいるでしょう。


また作業そのものも
細切れで行うことができますが、

ある程度
まとまった時間の方が効率よくできると言う
面もあります。




まとまった時間。

それは特に子育て中には
なかなか取りづらい時間でもあります。


子育てをしていると

いつ子どもに呼ばれるかわからない。

考えても子どもに話しかけられて
考えていることを忘れてしまった。


そんなことは日常茶飯事です。



女性だけではなく
男性も

「自由に使える時間は少ない」

と思っている方も多いかとは思いますが、



男性の感じている

「自由に使える時間は少ない」



女性の感じている

「自由に使える時間は少ない」

は果たして同じなのか甚だ疑問です。




現在、
やることがたくさんあるKindle出版業界で

Kindle界を引っ張っている方、
インフルエンサー的な方を見ていると、
男性が多く占めている印象があります。

これこそ
まさにKindle界は
男性優位な社会であるというのが、
そもそもの構造なのでしょう。




☑️Kindle出版はやることがたくさんある中、
 男性が多く占めているのは
 そもそも構造の問題



・男性社会では男性の評価で決まる



男性社会では、
正直
女性が生き残るには非常に不利だと
感じています。

なぜなら、
女性も男性と同じ基準で求められるから。


「男性がこれぐらい作ってきたのだから、
あなたもこれからやってね」

ということが、
要求されるのです。

文章の書き方にしろ、
選ぶテーマにせよ、

「この社会ではこれがルールだから、
乗っ取ってないこれはダメだよね。」


という評価にされがち。

もちろん、
中には、
「女性らしい目新しさがある」とか
「今までいないものだ」

ということで肯定的な評価を
されることもありますが、


そもそも現在の
少なくても
日本のKindle界のトップに男性が多く占め、

男性が作ったレールで
基準が決まっている
ということは理解しておいた方がよいです。



☑️男性社会では男性の評価で決まる


・未婚や子なしの女性でKindle作家は?


「子育てや家事でリソースを取られるので
女性Kindleインフルエンサーが少ない」

のであれば、

「女性でも未婚の方」

あるいは、

「お子さんがいらっしゃらない女性の方」



女性Kindleインフルエンサー
という方がいても良いような気がします。



しかし、
あまりお見かけしません。

なぜか?

それは、

「Kindle出版をやりたい!」


と思う方の多くが、


「純粋に本を執筆したい!」

と言う理由ももちろんありますが、
それだけではなく、

「子どもの教育費や夫婦としての老後資金など
資金巡りが心配だから、収入を増やしたい」


という方が集まっている印象があります。



その結果、
結婚されている方や、
子育てをしながらKindle作家を続けている方
というのが、非常に多く見かけます。



特に
何冊も連続で出している方を見ると、

男女問わず、
「結婚している方」
「子育てをしている方」というのも、
非常に多くいらっしゃいます。



中には
独身の方で
不労所得を増やしたいからと言う理由で
Kindleを出し続けている方もいますが、

私が見たところによると、
「結婚していて、子どもがいらっしゃる方」
というのが、
圧倒的に多い印象があります。



そして
男性がKindle界隈に多くいるのは
もう一つここに理由があるのでしょう。



男性は、
「一家を養らなくてはいけない」
「お金を稼ぐのは自分だと思っている」


だからこそ、
副業して
お金を稼ぎたい。

大事な家族を守りたい。

そんな気持ちが、
おそらくKindle出版と言う行動に
結びついているように思います。



言い換えると
女性で結婚していない方や、
女性でお子さんがいらっしゃらない方というのは、

そもそもKindle出版に
あまり参入していないというのが、私の印象です。

☑️女性で結婚していない方や
 お子さんがいらっしゃらない方は
 そもそもあまりKindle出版されていない





・Kindle版はかつてストック型ビジネスのはずだった




私の印象としては、
Kindle出版は、
かつてはストックビジネスであったと
と言う印象があります。

ストック型ビジネスとは、
一度作っておけば、
後は自動的に収入が入ると言うもの。



しかも
家でもどこでも作業ができるので、

「時間に縛られず
収入経路を作りたい!」

と考える女性が

「Kindle出版をしてみよう」

と考え実際に出版されている方が
多いのはこのためでしょう。



もちろん、
私の知る方でも、
女性で20冊以上出版されている方もいらっしゃいます。


しかし今やKindle出版は
変わってしまいました。

Kindle界を引っ張っていく
インフルエンサーは、
出版は当たり前。

さらに最近は、
ペーパーバック化など紙の本にしたり
スタエフで情報発信、
Xでツイートは毎日、さらにその返信
またKindle出版をしたい!と考える方のコンサルをしたりなどなと
次々とやることが目白押しです。



そんな中、
時間が自由に使えない女性
特に子持ちの女性が
その厳しい世界で
男性と一緒に切磋琢磨していくと言うのが
そもそも難しいのでは?

と思います。



かつては
Kindle出版はストック型ビジネスでした。


今も
ストック型の要素はありますが、

それでも
次々と出版を重ねていったり、
ペーパーバックなどの新しい作業に着手したり
発信の場を広げたり
コンサルをしたりと

次々と作業量をこなさないと
生き残れない世界になってしまったのです。

☑️ Kindle出版はかつてストック型ビジネスだったが、生き残るためには作業量が必要


・打開策


では、
そんな中、
「これからKindle出版をしたい!」と思う方は
やめた方がいいのか?

「女性であるなら、
そもそも参入しない方が良いのか?」

と聞かれたら
私の答えは「NO」です。



先ほども書いたように、
Kindle出版は
ストック型ビジネスなので、
一度作っておけば、
収入を得られるタイプ。  



隙間時間でもちょこちょこ作業できるので、
自由に時間が使えない女性には、
特に向いています。



また、Kindleは出してみないと
読まれるかどうかわからないので、

あなたがもしKindle出版にご興味があったら、
出版することを私はすすめています。




しかし、
女性が男性と同じように
Kindle界を引っ張っていく
インフルエンサーになると言うのは、
今のままではやはり厳しい気がするのです。



ではそんな状況に打開策はないか?
と言うと2つあります。

答えは




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