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【音楽作品】あいむらさきさんに曲を作っていただきました『言えない』

⭐︎あいむらさきさんのYouTubeより⭐︎
今回のシェアについて事前に許可をいただいております。


『言えない』


詞 :mae (まえさやか)/あいむらさき
曲・歌:あいむらさき

  1. 眠らない この街で
    突然の 出来事に

    他愛ない ひだまりが
    小さくなっていく

    無邪気な
    雲の流れに
    愛しささえ
    迷子になるなら
    せめて その手を 握らせて

    「頑張れ」なんて言葉
    私には言えない
    何度も涙ぬぐい
    それでも必死に進む姿

    無言のキャッチボール
    もう大丈夫だから
    無力な私ですが
    あなたの隣に
    寄り添わせてください
    せめてもの願い

  2. 流れ落ちる 雫は
    いつしか 闇を溶かし

    他愛ない
    笑い声が
    近づいてくる

    無邪気な
    星の巡りに
    孤独さえ
    置き去りになるなら
    せめて 一度だけ 抱きしめさせて

    「頑張れ」なんて言葉
    あなたには似合わない
    幾度も 肩震わせ
    それでも強がる後ろ姿

    無言のキャッチボール
    もう大丈夫だから
    無力な私ですが
    あなたの隣に
    寄り添わせて


    無限のキャッチボール
    もう大丈夫だから
    小さな私ですが
    あなたの涙に
    寄り添わせてください
    せめてもの祈り


【作品の経緯】

この詩は、2012年に日本作詩家協会で入選させていただきました。

今年の秋に音楽家のあいむらさきさんとご縁をいただき、曲作りの依頼を私の無理なお願いにも関わらず、快く受け入れてくださり、歌も歌ってくださりました。

私は、さきさんの繊細で優しいピアノの音色と、芯の通った艶のある歌声やお言葉に惹かれたので、出来上がった時はとても感動し涙が出ました。
愛あるメロディに乗せて歌ってくださったことにより、言葉たちは大きく支えられ、素晴らしい作品へと変身させていただき、
時を超えてひとつの作品へ完成しました。



あいむらさきさんは、魂のメロディを歌ってらっしゃいます。
ご本人の素晴らしい多くの作品はYouTubeにて公開されております(^-^)



◉「言えない」の作詩について

この作詩は当時、特別養護老人ホームにて介護福祉士として働いていた頃、ご高齢者との関わりの中で生まれた感情。
自分自身も途中からパニック障害に陥り日常生活も普通に送れないほどのドン底の世界から見えた感情。

生と死に直面して黒く見えていた世界や感情は私自身が作り出してしまった幻想だったんだと後に気づきました。

食べられなくなり
眠ることもできなくなり
一人で遠出も
目の前の横断歩道さえも渡れなくなり…
ぐちゃぐちゃに荒れていた
私でしたが…

それでも
見捨てないでいてくれた人。
信じてくれた人。
優しく手をさしのべてくれた人。
寄り添ってくれた人。
救ってくれた人がいました。

そんな愛ある人達から
学んだ愛情と信頼。

心から感謝して
恩返しして
これからは私が必ず守りたい
支えていきたい想いから
大切な人へ綴ったものでした。


人生は辛いことの方が多いものなのかもしれないですが、今回さきさんの愛ある音楽(歌声)に乗せていただいた言の葉が(言霊)が、
イマ必要としてくださる方の元へ
どうかそっと寄り添えますように…



本日も読んでくださり、そして聴いてくださりありがとうございます。




message

『あいむらさきさんへ

この度は素晴らしい経験をさせていただきまして改めまして本当にありがとうございました。

時と共に怠けた私の心を再び起こしてくださり背中をおしてくださったのは、
さきさんの歌声と音色でした。
さきさんの音楽を必要とされてる方は沢山いらっしゃるかと思いますが私もその中の一人で助けていただきました。
ありがとうございます。
いただいた心の大きな一歩を大切にします(^-^)

またいつか機会があればよろしくお願いします♪
ありがとうございました。 まえさやか    』




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