ブログ180428

好きなことをやるには ~ジョブチェンジ!2 コミュニティの重要性~

 決定的に面接が苦手なまま、今に至る。

 それっぽい志望動機を並べながら、どこかで、こんなんでぼくの価値がわかってたまるか、という中二病的な自意識も持っている。

 面接の何が嫌って、その場で話している自分でしょう(笑)。

*     *     *

■なにがやりたかったか?

 とにかく、物語に関わることがしたかった。それに尽きる。

 物語がどれだけ好きかは、また別の機会に書くことにして(笑)、小説、漫画、アニメに惹かれ続けてきたぼくは、大学四年生のときの就活で、出版社を受けて、落ちた。

■どうなったか?

〇就活の問題点

 何故、就活で失敗したか。そして何故、今になって、物語に関わる仕事に就けるのか。ちょっと考察してみる。

 まず。Q. どうして就活で失敗したか。A. 面接が苦手だから。

 上記一文で短絡的に終わらせるのもなんなので、就職活動、そして、そこで行われる面接について、少しだけ、負け犬が吠えます。

 就活で評価できる人物や能力って、結構な度合いで、一面的なものだと思っている。面接で、いかに自分を見せられるか。自分をどう見せるか。その技量。それは、社会人になってからも、非常に重要な力であって、だけど、それがないからって、能力ゼロではない。面接であがりきってしまって声が震えるぼくにも、能力0.3くらいはあります。

 が。しかし。就活の構造的な理由から、ES→筆記→面接が維持されざるを得ないことも承知しています。どうするか?

 今の時代、どうやら、就活の問題点を解決する方法があるようで。

〇コミュニティの効用

 今、社会人や学生が参加する、様々な「コミュニティ」ができている。ぼくが所属している「コルクラボ」も、その一つ。株式会社コルクが運営する、ラボ。

 コミュニティについて考えるコミュニティ、という、自己言及的なコミュニティ。その具体的な内容については、これもまた触れるとして。

 コミュニティでの会話を通じて、ぼくは、物語の仕事に就くことができた。

 「面接」と「会話」を比べると、「面接」=「超短時間のプレゼン」、「会話」=「長時間の双方向的やりとり」と言うこともできると思う。面接では、自分(の優れた点)を「見せる」。会話では、お互い(の全体)を「理解しあう」。面接では、全てを出せない。会話では、誤魔化しが効かない。

 コミュニティでの会話を通して、「見せる」ことが苦手なぼくは、全体を見てもらえた。これまでの経歴だけ、履歴書だけを見たら、経験ゼロから編集者になることはできなかったと思う。だけれど、会話を通じて全体を見てもらえたことで、そこへの道が生まれた。

 自分の全体が、どのように理解してもらえたのかを具体的に言うと、これまでどういうレベルにあるのか全く分かっていなかったぼくの文章を、好きだと言ってくれる人がいたり、大学院で学んだ物語読解を、おもしろいと言ってくれる人がいたりした。本当に、物語が好きなんだと、思ってもらえた。

 自分を、細かい部分まで、見てくれる目。それが、コミュニティに、たくさんあった。

 言ってみれば、面接ではその人の「大きさ」が評価される。でも、コミュニティでの会話という選択肢ができたことで、ぱっと見では気付かない、その人の「細部」に焦点が当たる機会が出来た。

〇コミュニティについての考察

 ここまで、面接=プレゼン・アピールが苦手でも、コミュニティが活発化した現代社会においては、コミュニティを通じた仕事マッチング=その人を全的に見ることでの仕事のマッチングが可能になったことを書いた。ここからは、さらに、コミュニティについて考察してみる。

 上で書いた、コミュニティを通じで人の全体に、細部まで焦点が当たるようになったこと。きっとこれには、コルクラボでもよく言われることだけれど、インターネットの発達が関わっている。コミュニティにおいて、実際に会う機会が頻繁になくても、ネットを通じてコミュニケーションが活発に起きるようになって、細部にもスポットが当たるようになる。結果として現代のコミュニティには、村的な親密性と、都市的な開放性の、双方が備わっているのかもしれない。

 「ムラ社会」という、排他的な響きが抵抗感を与えるコミュニティの形から、デジタルの力によって、排他性が軽減されて、村の親密性というプラスの点が浮き上がってくる形になった、とも言える。

 ただこれには、コミュニティの成員同士が本当にフラットであることが必要だと思っていて、例えば「仕事」や「部活」みたいに、その場で重視される能力の高低という「確固たる尺度」「固定的な価値評価基準」を持つコミュニティでは、人間に上下関係が生まれる。そういう場では、その尺度、評価基準だけにスポットが当たることになって、その人全体に、細部に目が配られることはなくなる。さらには、そういった場では自分をさらけ出すことができなくて、だから人を全体で捉えることができなくて、排他性は無くならず、親密性も生まれない。みんな違ってみんないいby金子みすゞ的コミュニティが望まれるわけです、私のような弱者からは、おほほ。

 ともかくも、「コミュニティ」の隆盛によって、面接が苦手な人でも、好きな仕事に就けるチャンスが増えた、と言えると思う。ビバ、コミュニティ。ありがとう、コルクラボ。

■どうなりたいか?

 コミュニティとの出会い、コミュニティでの出会いを通じて、ぼくは物語に関わる仕事に就くことができた。じゃあ、これから、どうなりたいか?

 まずは、仕事を通じて、「おもしろい物語」とは何かを考えてみたい。そして、編集者としておもしろい物語を作って(編集者が物語を作るのか? ということには議論の余地があるとは思うけれど)、それを楽しめる「コミュニティ」につなげられればいいと思っている。コミュニティで、おもしろい物語を、楽しむ。それは、物語の価値を、何倍にも増す。

 並行して、自分で、いろんな文章を書いていけたらいいと思う。仕事でも書く機会はもらえそうだし、ブログも書くし、しばらく書けていない小説も書きたい。個人として、物語を作ってみたい。

 仕事でも、プライベートでも、物語に関われるようになったことは、僥倖であった。昨日なんて仕事帰りに深夜2時まで漫喫に行ってしまったんだから。

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