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大人の学び直し〜MBAを通じて得られた大切なコト~

こんにちは。Namiです。
前回は「仕事をしながら、子育てをしながら、なぜ大学院に通ったのか」その想いを綴りました。

https://note.com/nami19180/n/nbafba7c082c8

今日は、社会人大学院生として、大学院に進学し学んでみてどうだったのか。そこから何が得られたかについてお伝えしたいと思います。

大学院の授業はビジネスケースを用いたグループディスカッション、クラスディスカッションがほとんどです。
自分がケースの主人公になったら、どう考え、どう行動していくか。
自分に引き寄せて考えていく。リーダーとしてどう考え、どう決断していくか。

毎回の授業ではクラスメイトとのディスカッションを通じて、繰り返し判断・決断をしていくことを行っていきました。

「いかに自分の考えを簡潔にわかりやすく伝えるか」

この力がすごく問われました(大学院のプログラムだとクリティカルシンキングと呼ばれる領域)

最初は自分でも何を言っているかよくわからず、自分がいかに話がわかりにくいか、ひどく落ち込んだものです。。。

ただ、実際の仕事でもこれができないと、前に進まない。

最初は全然できないながらも、あきらめずにとことん考え抜く習慣を癖づけていく。そして学んだことを、少しでも仕事でやってみる。学びを実際の仕事に活かしていく。

このサイクルを回していくことで、学びを自分のものにできるようになり、自分自身の変化を感じました。

周りからも「すごく成長してる」と言葉をかけてもらったとき、とても嬉しかったです。

ケースやクラスでの学びを通じて、部分最適でなく全体最適で考えられるように変わっていきました。

これまで私は人事での経験が多く、一番の専門でもある「ヒト」という領域を中心に物事を考えていましたが、大学院で経営の定石を学ぶことで、「ヒト・モノ・カネ」すべての領域を踏まえて物事を捉えられるようになり、
短期目線・部分最適ではなく、中長期の目線・全体最適で解を考えられるようになりました。

また、会社内のことだけでなく、市場や顧客・競合といった外部環境を意識する癖がついたことで、
見ている世界がぐっと広がり、視座も上がりました。

自分のいる会社や組織、チームの付加価値や自分自身の付加価値を高めるに何をしたらよいかを常に考え、行動するようになった点が最も大きな変化です。

経営理念やビジョン、経営戦略と自分の仕事との整合を常に意識し、確認しながら行動できるようになったのも変化のひとつです。

社員一人ひとりの強みを伸ばし、最大限の成果を出せるチーム作りのあり方を学んだことで、リーダーとして関わる組織のマネジメント手法も変わりました。

一方で、現実の世界では「理想やあるべき姿」で語りすぎてしまったり、
ロジックで完璧に説明したとしても、相手には伝わらないことはたくさんあります。

ロジックで何でも追い負かそうとしても、かえって上手くいかない。
組織の温度感や状態、相手の気持ちに寄り添いながら
やり方・進め方・伝え方を変化させていく重要さを痛感しました。

また、自分自身の信念や志、ありたい姿がより明確に、そして言語化できるようになっていきました。

入学前は「志」といってもぼんやりとしていたり、ベクトルが向く先は、自分の身近な世界に対してでありました。
大学院で学びはじめて、視野も世界も大きく広がり、ベクトルの向く先は「社会」へと目線が上がり、「社会のために私は何ができるのか」「何がしたいのか」を考えるようになりました。

大学院2年次に携った新しい事業をゼロベースで考え構築する「研究プロジェクト」というクラスを受けたことが、一番の大きなきっかけです。

どんな社会課題があるのか、どんなペインがあるのか。

中でも、具体的にどんな課題を解決したいのかを自分事として捉え、
どうしたら解決できるのか解決策をとことん考えるとともに、
実社会でたくさんの方にナマゴエを聴かせていただきました。

社会に触れ、ナマゴエに触れるたび、解決していきたい気持ちがより強くなったことと、社会のために役立てることをカタチとしてつくっていきたいと考えるようになりました。

子どもたちの未来にとってもよき社会となるよう、社会をよくするための新しい価値創造にも今後関わっていきたいと考えています。

そして何より生涯の宝物とも言えること。

切磋琢磨できる仲間にたくさん出会い
ネットワークが日本だけでなく、
世界中に広がりました。

当時、私は通学とオンライン授業との併用
いわゆるハイブリッドで学んでいたこともあり
世界で活躍している仲間とも学び合う機会に
恵まれました。

卒業後して気が付けば1年。
常に大切にしていることがあります。

真摯に誠実であること。
自分の信念に基づいて行動する、可能性を信じてあきらめない。

夢や志をつねに持ち続けること。
実現するためには何が必要かを具体的に考え、実現するための行動や努力を惜しまないこと。

周りの人に伝えて、仲間を見つけること。共感・共鳴してくれる仲間を巻き込むこと。
自分自身のコアになっている部分がより明確になりました。

一度きりの人生、自分の生きた足跡を社会に残したい。
新しい価値創造を通じて、働くことにやりがいや幸せを感じ、活き活きと笑顔でいられるような社会にしたい。
「社会、組織、人との間に無限の可能性の虹をかけたい」それが自分のやりたいことであり、志です。

志の実現に向けて具体的に何がしたいか、自分に何ができるのか、今後も考え行動していきたいと思います☘

夢の実現のため、自身の成長のため
生涯学び続けること、本当に大切ですね。

Nami

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