nakobo_織

「手紡ぎ・手織り・手しごと 〜羊毛からのものづくり」の nakobo です。 刈り取ったままの羊毛を購入し、洗い、染め、足踏みの糸車で糸を紡ぎ、織り機にかけてやわらかく織り、縮絨して仕上げて、マフラーやショールなどを制作しています。手間と時間をかけ、丁寧に手仕事しています。

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「手紡ぎ・手織り・手しごと 〜羊毛からのものづくり」の nakobo です。 刈り取ったままの羊毛を購入し、洗い、染め、足踏みの糸車で糸を紡ぎ、織り機にかけてやわらかく織り、縮絨して仕上げて、マフラーやショールなどを制作しています。手間と時間をかけ、丁寧に手仕事しています。

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    • 羊からマフラーになるまで(制作過程)

      羊の毛刈りからマフラーになるまでの工程をまとめています。

      • 羊からマフラーになるまで(制作過程)

    最近の記事

    サウナハット作りWS開催しました

    こちらの記事でお知らせした、羊毛フェルトでサウナハットを作るワークショップ、開催しました。 良いお天気!会場のムクムクさんは、この筑波山の麓から少し登ったところにあります。この写真の右端にある白い建物の辺りへ向かいます。 ムクムクさんに到着。標高100mほどなんだそうです。この場所に来ただけでも、視野が解放されて呼吸が深くなり、体がリラックスしていくのがわかります。 真ん中の木の右脇に富士山が見えます。左のほうにはスカイツリーも。富士山、実際はとっても大きく見えるのですよ

      • 羊毛フェルトでサウナハットを作るワークショップします

        サウナハットとは、サウナ入浴時に頭と髪を熱から守るための帽子なんだそうです。これを羊毛からつくるワークショップを、1月30日(土)に筑波山の南麓にあるシェアスペースムクムクさんにて開催することになりました。 サンプルのサウナハットを作っているところ。羊毛を縦横に並べて、石鹸水をかけて表面をなでたりぐるぐる巻いて転がしたりして、羊毛をからませてフェルトにしていきます。 こんなかたちの、リバーシブルの帽子になる予定。ですが、それぞれの手の動かし方、力の入れ方で多少?!変わりま

        • 東京・虎ノ門にて展示販売はじまりました

          東京都港区虎ノ門にある「西島眼鏡店」さんにて、nakoboのマフラーの展示販売がはじまりました。 西島眼鏡店さんは、父が(多分)50年以上眼鏡を作っていただいているご縁。母も私もダンナさんもお世話になりました。現在の店主さんは3代目、これまで以上に人とのつながりを大切にしていらっしゃいます。 店内に入ると、たくさんのフレームがあるその奥に、ご来店くださったお客様との記念写真がずらり。みなさまが検眼やフレーム選びを楽しまれたこと、そして今も快適に、嬉しい気持ちとともに過ごされ

          • nakoboのマフラーのお手入れについて

            nakoboのマフラーのお手入れの方法をお伝えします。 ざっくり言うと、 ・洗剤を入れた熱めのお湯に入れて放置 ・冷めたらぬるめのお湯で2回くらいすすぎ ・脱水せずに竿に干す です。 ・洗剤を入れた熱めのお湯に入れて放置 まず、熱めのお湯(約60℃、手がやっと入るくらい)に ゆっくりと浸します。 洗剤を入れる時はモノゲンを少なめに、 お湯に布を入れる前に混ぜておきます。 わかりづらい写真ですが... マフラーを端からゆっくりお湯に入れていくと、 じわじわお湯が上がってい

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          • 羊からマフラーになるまで(制作過程)
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            制作過程14:完成

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め    4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ   6:かせ上げと撚り止め 7:管巻き   8:整経 9:機かけ   10:経糸を張る 11:織り    12:間違い探し 13:縮絨 今回で完成です! ちょっと縮絨の続きを。縮絨をする前後を拡大写真で比べてみます。 左が織り途中。真ん中が織り上がって、織り機から外したところ。右が縮絨後です。全く同じところを撮ったわけではないけれども、同じマフラーです。

            制作過程13:縮絨

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め    4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ   6:かせ上げと撚り止め 7:管巻き   8:整経 9:機かけ   10:経糸を張る 11:織り    12:間違い探し 13回目は「縮絨」です。今回は赤のショールのときの画像です。(毎回違って統一感なくてすみません) 前回つくった房を、熱めのお湯と洗剤をつけて、手のひらで1本1本こすります。エンボス加工のしてある手袋をすると、すべらなくて便利。 全

            制作過程12:間違い探し

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め    4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ   6:かせ上げと撚り止め 7:管巻き   8:整経 9:機かけ   10:経糸を張る 11:織り 12回目は「間違い探し」です。 織り上がって、織り機から外したら、「間違い探し」をします。すみからすみまでよ〜く見て、でもがっつり見てもみつからなかったりするので、「不自然なところ」「違和感のあるところ」を探しています。 矢印のところが間違っているのを発

            制作過程11:織り

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め    4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ   6:かせ上げと撚り止め 7:管巻き   8:整経 9:機かけ   10:経糸を張る 11回目の今回は「織り」です。動画をご覧ください。 動画と同じ、「平織り」をちょっと解説してみます。 シャトルを左から右へ通します。左側の踏み木を踏むと、綜絖(写真左側の白い糸が縦に並んでいるところ)は、一番手前が上側に、2枚目が下、3枚目が上、4枚目は下に動きます

            制作過程10:経糸を張る

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め    4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ   6:かせ上げと撚り止め 7:管巻き   8:整経 9:機かけ 10回目の今回は「経糸を張る」です。 筬に通したレース糸と、8回目で作った経糸を1本1本結びます(経糸の色が違ってすみません...)。 1本ずつ結んでいるのがわかるでしょうか。 全部を結んだら、経糸を巻き取っていきます。また色が違うのですが、こちらをどうぞ。 経糸を奥側に巻き取ってい

            制作過程9:機かけ

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め    4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ   6:かせ上げと撚り止め 7:管巻き   8:整経 第9回の今回は「機かけ」です。 前回で、経糸ができました。それはちょっと置いておいて。 本数は経糸と同じの長さ1mちょっとの別糸(レース糸)を用意しました。同じ整経台を使って、もちろん綾を大切に。 それを織り機の後ろ側にセットして1本ずつ、綜絖(そうこう)に通します。(実はこの写真はレース糸ではない

            制作過程8:整経

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め 4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ 6:かせ上げと撚り止め 7:管巻き 8回目の今回は、「整経」です。経糸(たていと)を必要な本数、必要な長さに切ることを「整経(せいけい)」といいます。 左側の手前にあるのがが「大管立て」。前回巻いた糸が並んでいます。私が向かっているのが「整経台」。管に巻かれている糸を引っ張りだして、整経台に掛けます。 このページのトップ画像は、別のときの大管立ての様子です。グ

            制作過程7:管巻き

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め 4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ 6:かせ上げと撚り止め 7回目の今回は、「管巻き」です。 糸が乾いて、通してあった重りの棒を外しても、かせ自体がねじれなくなりました。撚り止め完了です。このかせを、「かせかけ」という道具にかけます。 写真の右側が「かせ掛け」、左側が「管巻き機」。この写真のときは、経糸用の大管をセットして、かせの糸を管に巻いています。 このときは手回しでやっていたのですが、

            制作過程6:かせ上げと撚り止め

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め 4:紡ぎの準備 5:糸紡ぎ 6回目の今回は、「かせ上げと撚り止め」です。 まずはかせ上げ。紡ぎ車のボビンに巻かれた紡がれた糸を「かせ」にします。写真左側にあるのが紡ぎ車から外したボビン、右側にあるのは「揚げ枠」という道具。手前のハンドルを回して、ボビンの糸を大きな枠に巻き取ります。 枠から外しました。これが「かせ」です。 捻ってまとめて、しばらくこのまま置いておきます。 この状態で

            制作過程5:糸紡ぎ

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め 4:紡ぎの準備 5回目の今回は、糸紡ぎ。動画をご覧ください。 下は紡ぐ前に羊毛を染めて、赤い糸を紡いでいました。上の動画よりも細くしています。ま、でも動き的にはほとんど変わりません。 どちらも前回のようにつくったロールから、糸を紡ぎ出しています。紡ぎ車は両足で踏み板を踏んで廻しています。 右手はロールに一気に撚りがいかないように抑えたり、開いたりして調節しています。 左手

            制作過程4:紡ぎの準備

            羊からマフラーになるまでの制作過程 もくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3:染め 4回目の今回は「紡ぎの準備」です。 羊の毛は写真の通り、なんとなく房になっています。洗いあがってもこれは残っているので、ほぐします。 少しずつ手に取って、指先で伸ばしながらほぐします。ふわふわにしたら、ドラムカーダーという道具にかけます。 右手でハンドルを回すと、小さいドラムは時計方向に、大きいドラムは半時計方向にまわります。左側の羊毛を少しずつ小さいドラムに入れこんでいくと、梳かさ

            制作過程3:染め

            羊からマフラーになるまでの制作過程のもくじ 1:羊の毛刈り 2:羊毛洗い 3回目は染めです。糸になってから染めるよりも、羊毛を染めることの方が多いです。ぴたりと欲しい色が出なくても、色を混ぜればなんとかなることが多いので気楽です。ムラを気にすることもないし、というかムラが楽しい。 染めるときは、私は化学染料を使います。赤、黄、青、黒、それぞれ2色ずつあるので、混ぜて欲しい色を作ります。 タンクに羊毛と染料をいれて、弱火の弱火でゆっくりと80~90℃まで加熱します。