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着飾る意味が分からない。

恋愛感情が湧かない僕は、
皆に良く見られたいとか、きれいで美しく居続けたいという気持ちになったことがありません。

むしろ、空気を読んで順応し続けよう、着飾ってふるまおうという意識が過度なプレッシャーになって、皮膚や心へのダメージがひどくなる経験ばかりしてきました。


テレビや広告、SNSの投稿内容を見る度に、
素の自分を包み隠し 着飾って興味をひこうとする姿勢に違和感を抱いてきました。

治りにくいニキビや細かな傷の跡すらも見せちゃいけない空気自体が、
どうしても好きになれないんです。



そんな僕は、おしゃれする前提の場には縁がない とはっきり言うべきかもしれません。


冠婚葬祭や同窓会のように ドレスコードが設定されている場では、
それに合わせたふるまいを強要され、

そのルールを守らない人にはコミュニケーションする権利すら与えられないような空気に無理やりなじもうとする自分。

許容範囲を大きく超えるストレスを感じ 挙動不審な動きになるだけでなく、皮膚へのダメージもひどくなって、病院などで塗り薬を追加注文することもしばしば。



そういった経験をくり返してきた僕は、

おしゃれしようと思ったり 良い評価をもらいたい という思いで服選びを始めても、徐々にモチベーションが下がってしまうばかりです。

自分の特徴をも包み隠そうとする姿を鏡で見る度に、
「着飾る意味なんてあるのかな?」と いつも自問自答してしまっています。


「おしゃれし始めたら きりがない。
お金が出ていくばかりで 良いことないもん。」


だったら、いつも着慣れている組み合わせで良い。

清潔感さえあれば、流行りを度外視した 機能性重視のダサい服装でかまわない。

ネックレスやピアスなどのアクセサリーは 何もつけたくない。

どんな場所でも、皮膚に負担をかけない ゆったりとした服装で居たい。

生活も仕事も家で済ませられるのならば、毎日ルームウェアで良い。

これが、僕の服に対するこだわりです。


それに、常に美しくきれいでいたい(=モテたい)意識は無いかわりに、

なおらないものを常に見せられるようにしておきたい気持ちが強いです。

恋愛感情が生まれてこない僕だからこそ、
どんな相手にも、自分を盛ることなく、素直な自分を見せていきたい という思いで過ごしています。

オーノ

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