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映画感想

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サブスクが主流の時代だからこそ、映画館に足を運ぶのさ。
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2023年5月の記事一覧

美しい彼らの応援に行く

美しい彼らの応援に行く

映画館で映画を観る時に、映画が始まる前に「上映中は静かに」とテロップがでる。

そりゃそうだ。
せっかく映画の世界に没入してるのに、ぺちゃくちゃと横でしゃべられたら気が散って仕方がない。
2000円近く払って、内容が理解できないとまでは言わないまでも、100パーセント楽しむことができなかったとなれば、それはせっかくの映画体験が台無しである。

だから私も映画を観る時は、極力静かに観ている。

ただ

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今夜、世界からこの恋が消えても

今夜、世界からこの恋が消えても

三木孝浩監督作品、道枝駿佑氏、福本莉子氏W主演の「今夜、世界からこの恋が消えても」を見た。

アカデミー賞でこの作品の存在は知っていて、なんとなく見てみたい作品だと思っていた。
でも、どこの配信サイトにもなくて半ば諦めていた。

でも、やっと配信された。
U-NEXT様々。ありがとう。

キービジュアルにある“消さなきゃいけなかったのは君と過ごした一年だった”という言葉の意味。
これは果たしてどう

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最後の戸締り

最後の戸締り

今日はいつもの映画感想文とはちょっと違う。

今日は人生で初めて、映画館で同じ作品の2回目を鑑賞した。

先に言っておくと、私は決して同じ映画を2回以上見たことがない、というわけではない。
例えば私はジブリ作品が大好きなのだけど、どの作品もほとんど二回以上見たことがある。
映画館で観た後もDVDを借りてみたり、金曜ロードショーがある時は、ほぼ間違い無く視聴していた。
特に私が好きな作品である「千と

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銀河鉄道の父

銀河鉄道の父

成島出監督作品、役所広司氏主演の「銀河鉄道の父」を観てきた。

門井慶喜氏の同名小説を原作とし、「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」などで有名な宮沢賢治没後90年を超えたこの令和の時代に、賢治父・宮沢政次郎の視点で、宮沢賢治の半生を描いた今作。

予告からちょい涙うるうるしてしまった私は、前売り券を迷わず購入。
1ヶ月前から、公開を待ち望んでいた。

そしてやっと見に行ってきた。
妹と一緒に、ポップコー

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美しい彼〜エターナル〜

美しい彼〜エターナル〜

酒井麻衣氏監督作品、萩原利久氏、八木勇征氏W主演の「美しい彼〜エタナール〜」を見てきた。

映画の予告の映像が本当に綺麗すぎて、「あ、これみたいかも」と思っていた今作。
ドラマ版を母から勧められてシーズン1、2と視聴し、念願の映画へ。

原作が「流浪の月」の凪良ゆう氏ということもあり、きっと感情表現が美しいのだろうなと期待を高めながらシートに座る。

あらすじ

以下ネタバレあり感想

とにかく美

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劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室

劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室

松木彩監督作品、鈴木亮平氏主演映画「劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室」を観てきた。

同名ドラマ版を見ていて、スペシャルドラマまで見ていたこともあり、映画化と聞いて「これは見に行かないわけがない」」と公開を待ち望んでいた。

公開からそう時間が経ってないことや、ゴールデンウィーク中ということもあり、座席は既に多くの人で埋まっていた。

母と一緒にペアシートに座って、映画が始まるのを待つ。

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THE SUPER MARIO BROS. MOVIE

THE SUPER MARIO BROS. MOVIE

アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック監督作品、スーパーマリオブラザーズ主演の「THE SUPER MARIO BROS. MOVIE」を観てきた。

既に世界で1100億円の興行収入を突破している今作。

あの天下の任天堂で不動の人気を誇るマリオとその弟ルイージを中心に、ピーチ姫、キノピオ、クッパなどお馴染みのキャラクターに加え、あのドンキーコングと豪華な顔触れがスクリーンの中で大暴れして

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