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普通校で生活を送る上で私が気をつけておけばよかったこと。

私は、普通校に9年通学していた。

普通校(特別支援級)に3年。

普通校(通級)に2年。

公立高校に4年。

今回は、普通校で学校生活を送るうえで私が気を付けたかったことを書いていきたい。


1.年度末でクラス替えがあるときに言えばよかった

学年が上がる際に、聴覚障がいを持っていることを次年度の先生に引き継いでほしいことを伝えればよかった。

そうすることで、不安と焦りを感じながら新学期を迎えることはなかった。


2.クラスが変わったら、耳のことを打ち明ければよかった

私は、高2~高3のクラスが変わったとき、耳のことを打ち明けなかった。

なぜなら、ほとんどのクラスメイトが私のことを知っていたから。

でも、それは違った。

知っている子がいたとしても打ち明ければよかった。

そうすることで、もう一度知ってもらえる機会になるし、こういう障がいもあるんだなと知ってもらう機会になっただろうと思った。


3.コロナ禍での学校生活だったからこそ知ってほしかった


私は、コロナ禍での学校生活も送った。

そこで、当たった壁は、マスクだった。

私は、口形を見て会話をしている。(読唇術という)

そうなると、全くみえないので、自分だけ授業に参加できないことに頭を抱えた。

最初は、フェイスシールドをしてもらって、授業を受けた。(2020~2022年)

しかし、光で反射して口が見えずただ席に座っているだけで、話の内容は分からなかった。

高4は、透明マスク(気象庁がしてるやつ)をつけてもらった。(2023年)

先生が移動しても口が見えるので、生徒の一員として授業を受けることが出来た。


透明マスク

引用:https://renosiart.com/wp-content/uploads/2021/10/1ef931e9aacefa11b355b52fedc3d9a3.jpg

4.授業で映像を見るとき、字幕をつけてほしかった


学校で見る映像は古いものが多く、字幕がなかった。

テロップはあるが表示されても消えるのが早かった。
メモを取ることよりも、ナレーターが言っている内容を聞き取ることに必死だった。
そのため、内容を理解することまでは出来なかった。

なので、字幕のある映像をできる範囲でよいので、用意してくだされば、クラスメイトと同じように授業を受けることができたのではないかと思った。

5.英語の授業で困ったこと

小学校の英語の授業では、ALTの先生が言っていることが全く分からなかった。

だから、通級の先生に隣で要約筆談をしてもらった。

高校の時は、ALTの先生にロジャーをつけてもらった。そうすることで、「今、教科書のどこを読んでいるのか?」が分かりやすかった。

6.分かったこと


黙っていても、相手は分からないということ。

困っていることや要望は、すぐに相談することが大切だと身をしみて感じた。


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