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マーク式読解問題の解法
読解問題の最も基本的な解法は、「本文の該当箇所の<換言>で出来ている選択肢を選ぶ」である。先に本文と設問や選択肢のどちらを読むか、はケースバイケースであり、大学の出題傾向や自身の学力を鑑みて決めると良い。
また、選択肢問題では、問題の解答根拠になる本文の該当箇所を特定することが不可欠だ。特に高難度の問題では、【設問】→【選択肢の吟味】だけで済ますのは悪手。ダミーの選択肢は正答と紛らわしいから
東大の読解問題(大問5)の特殊性
東大の大問5は例年、小説やエッセイが出題される。単語や構文が比較的容易だが、高い学力を持った生徒でも苦手とすることがある、面白い存在だと思う。
東大の読解問題の特徴は、情緒面の理解を問う問題が多いことだ。全国模試の偏差値が70程度あるのに、東大の読解で苦労をしている生徒は、ここの理解が甘い気がしている。模試では英文法や政治経済、科学技術などの内容を理解しているかどうかを問う設問が多い。一方、