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大学生活の振り返り(part2)

無限ループ…何かおかしい

 前回までで、私が米国公認会計士の勉強を始めたこと、しかしながら受験資格を満たしていないことまで説明しました。その続きです。
 結論から言えば、予備校にお布施をして、アメリカの大学の単位を50単位ほど履修することで、受験資格を「強制的に」満たすことになりました。無論、留学をしたわけでも、授業に出たわけでもないです。その大学の期末試験だけを大宮の試験センターで受験(もちろん別途料金)するよう言われたのです。こうして、講義を消化→名前も知らない大学のテスト勉強→大宮で受験→大宮駅前ラーメン巡りの無限ループに突入しました。

ラーメンをエンドレス・ate

出願で挫折してしまう

 しかしながら、さすがに挫折。短期間で50単位なんて正気の沙汰じゃない。いつからか、取得した単位よりも、ラーメン食べ過ぎで体重の方が増えました。作戦変更。もう一度街の国際バリスタ会計士、もとい米国公認会計士のことを調べ直します。
 米国公認会計士という資格は、全米統一の試験&国家資格ではあるのですが、出願や免許交付は州ごとに行われます。大半の日本人が見栄えを求めて、ニューヨークやワシントンに申請します。ニューヨーク州会計士、響きがいいですね。ただ私がなりたいのは街の国際バリスタ会計士なので、わがままは言ってられません。そこで目をつけたのがグアムでした。このグアム(グアムは州ではなく、準州扱い)は、見込み受験という、受験要件を一部満たしていなくても早期に受験ができる仕組みが用意されています。日本の大学生が米国公認会計士を受験するのであれば、グアムがオススメです。
 こうしてグアムで出願手続きを開始しました。学歴審査やら色々あるのですが、グアム当局から最初に受け取ったメールは「you are not eligible to take an examination.」なぜか、受験資格がありませんと伝えられました。流石にブチ切れました。グアムに対してももちろんですが、予備校にもブチ切れました。(実際はキレる勇気もないので、泣きつきました。)確認した所、学生であるがゆえに追加で証明書を提出する必要があるとのことでした。しかしながら、この確認をしようにもそこまで英語ができるわけではないので、”Noと言われるが、何がNoなのかわからない”状況が続くことに。出願手続きを完了し、受験票を受け取った時には、出願開始から3ヶ月以上経過していました。

アメリカ人、メールでキレるのやめてもらっていいですか?

試験について(簡易版)

FAR 

 おそらく米国公認会計士を勉強している人が一番最初に取り組む科目でしょう。私は最後の科目になりましたが。自分でもまだ受けていないので偉そうなことは言えません。

AUD

 監査。実務やってないとわかんネンだわ。監査のくせに計算問題出すな。

REG

 税法と商法。法人税の出題多スギィ。債権や破産法少なスギィ。

BEC

 管理会計など。論述きつスギィ。英弱に用はないってはっきりわかんだね

 まぁ心がぴょんぴょんするかしないかと聞かれれば、しないです。勉強が好きか嫌いかと言われると、わからないです。そんなこと考える時間があったら勉強するかアニメ見てる方がいいと思います。そもそも会計に興味がなかったのも問題でした。ココアちゃん一筋!!!ちなみにごちうさ玄人になると、だいたいシャロ推しに収束していきます。

死ぬまであと何本魂が震えるアニメと出会えるでしょうか

大学三年になり、一人暮らしスタート

 大学三年生になったタイミングで、大学の近くで一人暮らしを始めました。大学から徒歩5分だったこともあり、夜中にゼミの教授と出くわすことも多々あり。安易にアニメTシャツを纏って出かけるのは危険ですね。都会での生活は誘惑との勝負ですが、結果負け越しました。チャリで秋葉原行けるの、めちゃくちゃいい。土日は秋葉原に行きつつ、途中の後楽園で馬券を買っていました。新宿バルト9のミッドナイト上映にも足繁く通ったりもしました。
 一人暮らしを始めましたが、料理は一度もしませんでした。理由は単純で、めんどくさいからです。専業主夫になりたいと考えていましたが、家事とかいう重労働に耐えられる気がしません。

まだまだ遠い春は雪の下 

運命的な授業と運命的な劇場アニメ

 一人暮らしを始めても成績だけは頑張ってキープしました。相変わらずのサブカル中心の履修ですが、好きこそ物の上手なれ。本当に好きなことに、人は一生懸命取り組むことができます。そういう意味で早稲田大学政治経済学部は懐の深い学部でしょう。一、二年の必修さえ乗り切れば他学部の授業でもなんでも取り放題です。特に私の所属する国際政治経済学科は、学年が進むにつれて楽になる傾向があります。そんな中大学三年の時に、もっとも面白く且つ自分の今後を左右するような授業と出会いました。
 「日本文学」という名の科目でしたが、伊藤計劃の3作品『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』を分析するという、制度と実態が良い意味で一致しない授業でした。正直言って、単位取得はラクではなかったです。毎週レポートの提出があり、最終レポートも自作のSF小説の構想&あらすじと冒頭の一ページを作成するという、刺さる人にしか刺さらないものでした。しかしながら、私はこれが刺さってしまったのです。サブカルに対して歴史解釈的アプローチで挑戦したいと考えるようになりました。これについては後日機会があれば、お話したいと思います。
 私が大学三年だった2021年は、劇場アニメがアツい年でもありました。『きんいろモザイク』『マクロスΔ』『映画大好きポンポさん』『閃光のハサウェイ』などなど。多くの名作が生まれる中で、私を”スタァライト ”しちゃう作品と出会いました。というより再会しました。『劇場版 レヴュースタァライト 』です。これについては、過去のnoteに記事があるので、そちらを見てください。

四年感で見た劇場アニメでぶっちぎり一位です。

カウントダウンラブライブ!に参戦

 2021年の最後は、ラブライブ!シリーズのカウントダウンライブに参戦しました。本当は行く予定なかったんですけどね。國大のラ!研さんにお邪魔し、有志でカラオケオールした日が、ちょうど『Live With A Smile』(カウントダウンライブの先行抽選券封入シングル)が発売される前日だったのです。全ての”終わり”でした。「明日CD買い漁って、カウントダウンライブ行きます!🤓」とマウントじみた宣言をしたがために、後に引けなくなったのです。オールしたまま、競馬で稼いでいた大金をATMで下ろして秋葉原のアニメイトに向かい、二時間くらい店頭で並んでいました。(フラゲの情報で、秋葉原が一番大量購入のチャンスありと見込んでいました。)「す、すいません、ラ、ラブライブ!のこれ20枚く、ください!!!🤓(オタク特有の早口)」と叫んだ時の他のライバーの視線がめちゃくちゃ気持ちよかった。
 連番者も15枚くらい用意していたので、35枚縦積みで先行抽選に臨みました。ラブライブ!シリーズにおける縦積み効果は中々検証ができないのですが、この時のチケットぴあは確かカウントダウン用の専用ページだったこともあり、厚く積んだ人は軒並み当選していた気がします。申し込み後には神田明神にも参拝し、全身全霊で祈り倒しました。
 結果どうなったか。当然ながら当選しました。35枚積んで外れてたら二度とラブライブ!と関わることもなかったでしょう。コロナ流行してから初めてのライブだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
 ライブ終わりの感想、すなわち2022年に入ってからの話はまた次で。

トップバッターはAqoursだと思っていたら、Liella!でした。当時Liella!はアリーナライブは未経験だったのです。肝の据わった五人だと思いました。でも五人用ブレードがもう使えないの痛いよ。


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