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あなたの「持ち物」の価値は、あなたが決めるものじゃない。

「私には、何にもないんです。これといったキャリアもないし・・・」

「私には中野さんみたいに発信で語れるものなんてないんです・・・」


仕事柄、これから発信活動を始める方の相談にのることが多いのですが、こんなことを口にされる方は少なくありません。


私はこれを言われた瞬間、いつもニヤニヤしています。


だって、「何もない」というのはあなたの主観だし、あなたの「持ち物」の価値を評価するのもあなたではないのだから。


あなたは「何もない」っていうかもしれないけど、他の人から見たら羨ましくなるような才能やセンス、感性を持っている。

それは、あなたが「こんなの出来て当たり前でしょ、」と思っていることの中に詰まっていることがほとんど。



だから、「私には何もない」なんて大嘘こいちゃダメなんです。

あなたにはあなたの持ち物が確かにある。でも、それはあなた自身が気づいていないだけ。

あなたの言う「私には何もない」は、正しくは、自分が何を持っているのか思い出せない・分からないだけなんです。





あなたの「こんなの出来て当たり前」は、他人にとっては当たり前ではない


私は今、結婚式に向けたダイエットに向けてパーソナルトレーニングを受けているのですが、トレーナーさんに食事指導もしてもらっています。

その日に食べたものをテキストと写真で送って、毎日トレーナーさんからフィードバックが返ってきます。


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私はアラサーになるまで栄養素に関してあまりにも関心がなくて、はじめてパーソナルトレーニングを受けるまでは、タンパク質が太りにくい体をつくるとか、食品にはGI値(糖質の吸収度合い)というものがあるなんて知りませんでした。



健康に気をつけてる人や、栄養のある食事を心がけている人は、「このくらい知ってて普通でしょ」と思うかもしれません。

しかし、ド素人の私からすればトレーナーさんのこの栄養の知識というものは非常に価値があり、なんなら個別でこのように食事報告にフィードバックをくれることはすごいことなのです。ここにお金を払う価値があるとみて、私は食事指導をお願いしました。本気で痩せたいし・・・ウゥ・・・



なんだか、これと同じことって世の中にありふれていると思うんですよ。


あなたが、こんなの出来て当たり前だわ!と思っているあなたの「持ち物」は、素人にとってはお金を出してまで得たい情報・ノウハウだったりするんです。



例えばあなたが営業職をやっていたのなら、「商談の流れのつくり方」を知っているのかもしれない。


販売職をやっていたのなら、「お客さんが気持ちよく商品の購入を決めてくれる表情や声色」を知っているのかもしれない。


WEBデザイナーやマーケターだったとしたら、どんな導線がお客さんからの問い合わせに引き込めるのかを知っているかもしれない。


あなたがあまり子どもにガミガミ言わないママなら、「ガミガミ言わなくても子どもも自分もご機嫌でいられる考え方」を知っているのかもしれない。



会社組織や価値観の近い仲間の中にいると、これらは「みんなの共通認識」になってしまうけれど、一歩外に出るとそれは「あなたの知識」になる。立派な「あなたの持ち物」なんです。



あなたにとっての当たり前は、誰かにとっての当たり前ではない。

値札をつけることができるほど、すごいことかもしれないのです。




自分の評価を自分で決めてない?


でも、自分にはちゃんと持ち物があるんだ!と気づくには、じっくり意識して言語化したり抽出する作業をしないとやっぱり難しい。紙に書きだすレベルじゃ、うすっぺらーいものしか出来上がらない。

私は結局自分一人で出来なかった。なかなか難しかった。だからコーチの手を借りました。


コーチと話して分かったことは、私は自分の評価を自分で決めていたということ。

転職を何回も繰り返して、そのくせ優秀な人たちと働くことが多くて圧倒されてしまい、自分のことを大したことのないダメダメ女だと思っていました。


でも、私にはたくさんの持ち物があった。

視点を変えただけで、あれ?これって自分の売りになるの?ってことがたくさんありました。



例えば、私は去年の11月に「頑張らなくていいSNS発信講座」というものを開いたんだけど、これはSNSがどうも苦手だけどビジネス発信をしていきたい人に向けて開いた講座でした。


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この講座は、実はコーチからの一言がきっかけになって誕生した講座で。


「私はSNS発信が好きだから、SNS発信が苦手な人の気持ちには上手く共感できないかもしれない。でも、あすかさんはその人たちに寄り添えるよね」


ほう・・・。

そうか。
私、めちゃくちゃTwitterが苦手だったけど、どうやったら心理的安全性を保ちながら有益に使えるかをめちゃくちゃ研究してきたな。だから今は快適に使えてるな・・・。

これも、持ち物なのか。


おかげさまで私の「頑張らなくていいSNSの使い方」は売り物となり、実際にセミナーにも4人のカウンセラー、コーチ、キャリコンに参加いただきました。

(私はフォロワーが超少ないので誰も来なかったらどうしようと思ってたくらいなので、4人も集まって感動してしまった。)


こんなもの必要とされるのかな・・・と内心思っていたけど、「こんなもの」と決めつけていたのは私でした。

アツイ感想をくれたり、この講座をきっかけにさらに仲良くなった方もいて、なんだか安心しました。自分の持ち物の価値は、私が決めるものじゃないんだなぁと。




他人の視点を全力で借りてね


これだけ発信をしている私だけど、まだまだ自分の評価ってやっぱりアテにならなくて、これめちゃくちゃ頑張って書いたぞ!!うおお~!!っていうnoteの記事の反応がイマイチだったり、息抜きのつもりで書いたんだけどな~って記事で「これを読んで中野さんに連絡することを決めました!」なんて熱いメッセージをもらったりします。


分からん・・分からん・・と日々頭を悩ませてます。これがまた楽しいんだけども笑


だから、クリティカル率を上げるためにクライアントさんや連絡をくださった方にとことん聞く。「どの記事が、どの言葉が連絡をくれるきっかけになったんですか?」と。

私に連絡をくれる方は、私の文章を好きになってくれた方が多いのでほとんどの方が嬉しそうに語ってくれます。



とはいえ、まだクライアントさんがいなかったり、お客さんからの問い合わせがない時は聞く相手がいないから、どうしようもない。不安になるのは当然です。


これでいいのかな。
私の想い、伝わってないんじゃないかな。
私の発信なんて必要とされてないんじゃないかな。

こう考えてしまうのはあたり前田のクラッカーな訳で。


私はビジネスについて相談できるコーチに出会うまで、本当に孤独に発信をしてました。してました、って言えないか。ものの見事に二週間で折れちゃいました。インスタで発信してたんですけど。

これも、「私は必要とされていないんじゃないか」と自分の評価を自分で決めてたから、なんです。


noteを書き始めてから、この記事はこんな人に刺さりそうだね!この記事はこんな人を勇気づけちゃうね!とフィードバックをコーチからたくさんもらえたからこそ、こうやって発信活動を続けてこれたような気がします。



お客さんがいなかったとしても、自分以外のひとつの視点があればあなたの発信は劇的に変わります。


私は、あなたの価値を見つける「ひとつの視点」になりたいなぁと常々思っています。それは、ビジネスにおいても、コーチングにおいてもね。


以前お客さんから「う~ん、上手く言えないんだけど、中野さんの脳みそを借りたいんですよね!!」と言われたことがあったのだけど、お!それだ!と思いました。

私が提供したいのは、アドバイスというよりも、脳を貸すとか視点を貸すに近い気がしています。


中野あすかの脳を借りて・視点を借りながら、自分のビジネスを幸せにつくっていきたい。

そう思ってくれたら、公式LINEにおいでませ。



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