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61歳パパの子育て。息子4歳の誕生日、初めてTDLにいく

「トーマスランドとディズニーランド、どっちが良かった?」とママ。息子は「ディズニーランド!!」と即答した。10月23日(月)で息子は4歳になった。

去年、誕生日を祝った「トーマスランド」のnote!

去年3歳の誕生日は、トーマスランドへ車で1泊2日の旅をしたが、TDLに行ったことですっかり「サイコー」の記憶が更新されたようだ。ママがYouTubeの「ジャングルクルーズ : ワイルドライフ・エクスペディション」を見せたら、3ヵ月前くらいから「あした、ジャングルクルーズいくの?」と何度も聞くようになったのだ。保育園でも先生に「ふうまくん、ジャングルクルーズいくんだよ」。

保育園を休ませて親子3人でTDLに向かった。いつもは、起こしてもなかなか起きない息子に
「これからジャングルクルーズ行くぞ!」と声をかけると、すぐに起きた。
「本当に楽しみにしてたんだなー」。

9時を目指して車ではなく、電車で向かった。高所恐怖症の俺は首都高が苦手なのだ。ベビーカーを持って行くかどうか悩んだが、アトラクションの長蛇の列には入れないので持って行かなくて正解!
「このバギー(ベビーカー)の数、半端ないね。どこに置いたかわからないくらい置いてあるね」と妻と会話した。

モノレールを見ただけで、いきなり息子のテンション上がった!
「ママ、パパ、見て!ミッキーだよ!」

40周年を迎えたTDL、しかも「ディズニー・ハロウィーン」の実施期間中とあって、仮装した人で予想以上に混雑していた。まさかの入り口前で手荷物検査に長蛇の列。妻と顔を見合わせ、
「平日なのに、なんでこんなに混んでるんだ?なんで中高生がこんなにいるんだ!修学旅行か!?何、あのホテル?あんなホテルあったっけ?何?手荷物検査?」驚きの連続。
妻も俺もTDLに来るのは久しぶりだった。

娘たちとTDLに来たのは何年前だろう・・・20年近く経っているかもしれない。ありがたいことに「おたくを超えたディズニー博士」の友人、加賀屋 克美さんに案内されたTDL。まだ娘たちにはTDLは早すぎた。
「どのアトラクションが良かった?」って聞いたら、
2人共「コーヒーカップ(ティーカップ)!?」と答えたくらいだ。次女はミッキーと一緒に写真を撮る時、泣き出して
「ミッキーさん、こわいー!顔が大きいの」。

入口付近でティガーと一緒に写真撮って、息子にとって夢の「ジャングルクルーズ」へ向かった。続いて「ウエスタンリバー鉄道」へ。結局、エレクトリカルパレードを見て、20:30の花火までいたから、「ジャングルクルーズ」も「ウエスタンリバー鉄道」も昼と夜と2回乗った。

妻も息子も楽しみにしていたハロウィーンとクリスマスの期間中だけのスペシャルプログラム、「ホーンテッドマンション・ホリデーナイトメアー」が、ずっと100分待ちであきらめた。

実は「妻がディズニー好き!」だと初めて知った。何となくわかっていたが、ここまでとは・・・妻がどんどん急ぎ足で前を歩く・・・息子と手をつないだ俺は必死で追いかけた。
「颯馬(ふうま)がついていけないよ、もっとゆっくり歩いて!」というと、妻は息子と手を繋いでサッサと前を歩いた。
「俺が迷子になったらシャレにならないぜ」なんて思いながら、人混みの中、急ぎ足で追いかけた。

そんな妻が
「ランチはいつもここで食べているの」
今まで正直「どこも高い割に美味しくない」と思っていた俺が「安くて旨いじゃん」と驚いたのが、ハウス食品が提供する「ハングリーベア・レストラン」。

妻はハングリーベア・カレー中辛1.200円、俺はポークカツカレー中辛1,100円、息子にはリトルハングリーベアセット780円を注文した。

「ポークカツは揚げたてでサクサク、カレーもシンプルで旨い!この味、俺好きだなぁ、辛さもちょうどいい」

そして驚いたのが、生ビールがあったこと。
「ディズニーシーではビールは飲めるがランドでは飲めない」と思い込んでいたからだ。俺の中の記憶がどんどん更新されて満足度アップ、生ビール一杯で評価が変わる単純な俺。「食事も大満足!」

俺が一番面白かったのは、「ビーバーブラザーズのカヌー探険」。人力100%で動く・・・いいねぇ。

今までカナダ・ユーコン川でのカナディアンカヌー、NZでエイベル・タスマン国立公園でシーカヤック、四万十川でリバーカヤック、江ノ島でアウトリガーカヌー・・・とあちこちでカヌーを乗って来た俺は乗馬と同じくらいカヌーが好きだ。やっぱり「体験型」「冒険型」が俺にはしっくりくる。

去年のトーマスランドで一番良かったと息子が言ったのは3歳から乗れる、「ロックンロールダンカン」。今年、息子の記憶も塗り替わった。「ゴーコースター」に乗って泣いて戻ってくるかと思ったら、
「パパ、すっごい、たのしかったよ!」満面の笑み。

「ちょっと疲れたから休んでる。終わったら電話して!」と妻。息子と2人で入った、「ミッキーの家とミート・ミッキー」では、ミッキーとの撮影までに、あちこちに座って30人くらいに抜かされて、ようやくミッキーと撮影できた。

「4歳になったんだよ」とミッキーに話しかけた息子。ミッキーにチューされて思いのほか、息子は嬉しそうだった。

ダンボに乗った時は、かなり薄暗くなってきた。2人乗りの俺は下で待っていた。母親に「ピノキオ」や「ダンボ」を読み聞かせされて育った俺。母への感謝と、今、妻と息子がTDLで「ピノキオの冒険旅行」や「空飛ぶダンボ」に乗っている。「命の循環って、ほんと奇跡だな」と感じ、なんだか感慨深くてジ〜ンときた。幸せって、こういう時に感じるもの。ふと、不意打ちの感動に目頭が熱くなった。

妻がもっともテンション上がったのは、「スターツアーズ」。息子も102cmの身長をクリア。足がつかない息子は揺れに大興奮!
「エピソード4~6のシナリオのほうが良かったかな」と妻が本音をポツリ。
翌日調べた妻は、毎回ストーリーが変わると知って、「またスターツアーズ行きたくなるね!」って切り替えが速い。

「なんでTDLが好きかって、この夜のオレンジの温かなライトの色、海外の明かりってみんなこんな感じでしょ?」と世界中で暮らして来た妻が言った。世界70カ国旅してきた俺も、妻の一言で、
「そういえば、世界中のあちこちで観て来た風景が散りばめられていたし、確かに、この明かりは・・・」って初めて気づいた。いつも花火に後ろ髪惹かれながら、せわしく駅に向かって歩いていたから気付けなかった。こんなに、ゆっくりと夜まで楽しんだのは初めてだったからだ。

だから、今まで「どうせ、偽物じゃん」ってTDLをなめていた。海外を旅をしなくなって5年があったからこそ、イマジネーションが膨らみ、
「ここには徹底的にリアルを追求したホンモノの世界観がある」そう感じることができた。妻は海外留学するまで、世界を旅するようにTDLを満喫していたのも納得だ。

そしてエレクトリカルパレードでノリノリでダンスする息子を見て、花火を観る息子の顔を覗き込んだ。一日中、息子と妻の笑顔で満たされた。

何人ものキャストに「ハッピーバースデー」と言われ、照れる息子。こんなに「ハッピーバースデー」と祝福された日はない。TDLの魅力に初めて気づいた俺。心から、そう思えた。

TDLは83年の開園から3回、アメリカ・LAのディズニーランド、オーランドのフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにも行ったが、4回目の今回ほど感動したことはない。それは、息子と妻の喜ぶ姿を見られたから。こんなに1日中笑顔だったことはない。

「夢と魔法の王国」東京ディズニーランド。
俺もウォルト・ディズニーの魔法にかかったみたいだ。
「ちょっと足腰痛いけど、また親子で楽しみに来ような、ふうま!」

運動会、野毛山動物園、そしてTDLを息子と妻と満喫した3日間。今も心地いい疲れを感じている。

今までの息子の誕生日をまとめてみた!

 いまは厳しい時代で自信を失いがちです。
 子どもに自信を授けることが
 できるのは周りの大人です。
 親にできることは、「安全な基地」として
 心の拠り所を確保したうえで
 子どもの背中を押してあげることです。
 学校や家庭で子どもたちに
 「良い魔法」をかけ続けてあげてください。
 テレビ寺子屋「自信の魔法」
 高濱正伸(花まる学習会代表)

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