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【鬱】精神病が悪化するヤバい習慣【統合失調症・双極性障害・PTSD】

うつ病、不安、PTSD、統合失調症、双極性障害…。

いまや日本は精神病大国といえます。

日本は精神科病院の数においても精神病患者のベッド数においても、世界一です。不名誉な世界一ですが、事実です。

なぜ、日本はここまで精神病に苦しむ人が多いのでしょうか?

結論から言ってしまうと、原因の1つは日本が睡眠不足大国だからです。

そして、しっかりと眠っている人は大きな精神病にはならないということが、脳科学的にわかっています。

いまや日本は、睡眠時間の短さでも世界トップレベルになっている、睡眠不足大国です。

しかし、「精神病」と「睡眠不足」がどう関係しているのでしょうか? その理由を解説していきます。

寝不足で加速するポジティブとネガティブ

感情が豊かなのはいいことですよね。

しかし、感情が豊かを通り越して、感情が暴走してしまう人もいます。

睡眠不足になると感情のアクセルと呼ばれる扁桃体が過剰に反応してしまうため、怒りっぽくなってしまいます。

しかし、睡眠不足で過剰反応してしまう感情のアクセルは、実は扁桃体以外にもあるんです。それが、「線条体」と呼ばれる部位で、扁桃体のすぐそばにあります。

線条体もまた感情を司っていて、衝動・報酬を担当しています。

線条体には快楽ホルモンといわれる「ドーパミン」がたくさんあるのです。あなたが気持ちいいことや楽しいことをすると、線条体からこのドーパミンがでてきます。

ここまでは誰でも同じなのですが、睡眠不足の人は線条体が過剰に反応してしまうのです。つまり、快感を感じるとドーパミンが必要以上にドバドバでてしまう、ということです。

「快楽ホルモンがたくさんでるならいいんじゃないの?」

と思うかもしれません。

しかし、過剰にドーパミンが出ると、俗に言う「躁うつ状態」になってしまいます。つまり、極端にポジティブになったり極端にネガティブになったりを繰り返して、心も体も疲れ果ててしまうのです。

しっかり眠る人は精神病にならない

はじめにも言いましたが、しっかりと眠る人は大きな精神病(うつ病、不安、PTSD、統合失調症、双極性障害など)にはなりません。

これは、普通に眠っている人の脳をスキャンしたことによって明らかになった、科学的な事実なのです。

しかし、しっかり眠っている人でもひとたび寝不足に陥ると、精神病患者と同じ脳反応を見せることがわかっています。つまり、どんな健康な人でも、ただ寝不足になるだけで精神病になるリスクがあるということです。

逆に言えば、精神病の人をしっかり眠らせると、その症状が改善します。

この分野のパイオニアであるカルフォルニア大学バークレー校のアリソン・ハーヴィーという博士が明らかにしたことです。

ハーヴィー博士は、睡眠の量や質をあげて規則正しく生活させると、精神疾患で苦しむ人の症状がよくなったことをいくつもの例で実証してきました。

もしあなたや、あなたの身の回りの人が精神的に不安定だったり、気持ちが高ぶったりしているのであれば、まずはしっかりと眠り、生活リズムを安定させてあげましょう。

あなたの脳を守ってくれるのは、あなたの睡眠しかないのです。


睡眠不足は精神をおいつめますが、肉体をも破壊するおそろしい習慣です。

睡眠不足による具体的なリスクはいまわかっているだけでも、

睡眠不足になるだけで500%も心臓が止まりやすくなる。

睡眠時間が6~7時間だとガンになる確率が2倍になる。

昼寝をやめるだけで60%も死亡率が上がる

などがあります。

睡眠不足は本当に百害あって一利なしなので、過不足なく眠れるようにしていきましょう。


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