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悩みは、自分のもの?みんなのもの?

ユング心理学では、人の心とは、過去も現在も「全人類で結び合っているもの・共有しているもの」なのですから、

「他人を解ろう・他人に解らせよう」としなくとも、ごく自然に解り合えるはず、と言っています。

豊かな自然の恵みの中で支え合い、ごく自然に互いに解り合う共同体で、生きてきた日本人としては、理解しやすいですね。

しかし、アドラー心理学では、

「心は自分のもの」と言っています。

他人はもちろん、それを知らない。

ですので、人間同士が理解し合うには、互いの思いやり、互いへの相手の心を大切にする気配りが、求められるようです。

ユングは、自然に意識せず、分かり合えると言っており、アドラーは、意識を持って、理解する努力が必要と言っています。

ここで、表題の問いですが。

私個人の悩みは、人類と共有されていて、自然の中で解決されるものなのか?

それとも、自分の問題として、意識的に社会で他人と関わり合いながら解決していくのか?

私の性格上、後者の方を選んでしまうかな。

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