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AIとマイクロノベルで描いてみた 004

 だいたい100字ぐらいで書く小説『マイクロノベル』をプロンプトとして使って、AIにイラストを描かせよう!
 頼んだぜ相棒AI、俺の小説をいい感じに解釈してくれよな!!

 ぼくが使っているBing Image Creatorはかなりテキトーな日本語を入力しても反応してくれるけど、さすがに小説を入力すると意味が拾えない表現もあるんでしょう。そのほとんどはノイズとして処理されているっぽい?
 イラスト内に書き込まれる「読めないテキスト」は「意味をくみ取れない文章をイラスト化したもの」なのかも(奇妙な表現だ)。ただ、本やスマホ画面にテキストが描き込まれることがあって、それは自分としては高評価。

 マイクロノベルをAIでイラスト化するこの遊びは過去作品の再利用なんだけど、パチッとピースがはまった感じのイラストが出ることは案外少ないので、手間はちょっとかかっています。



010(130)
『夜を飲んでおやすみ』

〈プロンプト〉
眠る前にコップ一杯分の夜を飲みましょう。夜にはねむみが溶け込んでいます。ねむみは眠っている間に体内を巡り、朝となって体から出ていきます。



011(243)
『殺意の照準を合わせろ』

〈プロンプト〉
簡単だ。よーく狙ってトリガーを引く。動く標的は難しい? 練習用の動く的はいくらでもある。……と言っていたのが30年前。練習用の的は、いまはもうない。進化して、俺たちの街を破壊する巨人と化した。しかし、たかが的だ。よーく狙ってトリガーを引け。



012(058)
『ぼくの声を導くもの』

〈プロンプト〉
箱の中から美しい歌声が聴こえる。録音したらバズったので今も大切に持っているけれど、次第に歌の内容が変化してバズらなくなった。僕は気にしない。世界も僕も変化しているからね。ねえ、箱よ。最近、僕の声は美しいと言われるんだよ。

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