能登半島地震 名大DMAT隊が直面した「被災者が被災者を介護する」過酷な現場
能登半島地震は石川県能登地方を中心に甚大な被害をもたらし、3カ月経った現在も6,000人を超す住民が避難生活を強いられています(4月9日現在)。名古屋大学病院は1月から2月初旬に計2回、災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣し、医師をはじめ職員らが隊員として被災現場で活動しました。
DMATを担ったメンバーに当時の被災現場の状況や直面した出来事についてお話を聞きました。
1回目派遣(1月4日~8日)の現場は震度6強の激震と4mを超す津波が襲った石川県珠洲市。名大DMAT隊が直