見出し画像

私がファスティングにとりつかれた理由Vol.3 「自宅ファスティングの開発」

自宅ファスティングプログラムの開発 No.1

1人の女性との出会い

合宿形式でのファスティングプログラムが形になってきた頃
「合宿に行きたいけど、日程がなかなか合わないので自宅でファスティングが出来るようになりませんか?」という要望が増えてきました。

そんな時、私のセミナーを受けた1人の女性から、
「酵素ドリンクをオリジナルで作りたいのですが、
どうしたら良いか教えていただけますか?」と聞かれました。

「酵素ドリンクを作ってどうするの?」と聞くと
その女性は
「実は、あるファスティングカウンセラーの資格を持っているのですが、
自分でプログラムを作りたいのです!ファスティングをもっと自分のものにしたいのです。」

なにか良いタイミングだなあ。
と思いながら、どんなファスティングメニューなのかを聞いてみました。

すると、
酵素ドリンクを一日に350ccくらい飲み、それを2〜3日間やる方法でした。

「いやー、それは酵素ドリンクを飲み過ぎでしょう。
空腹時にそんなに飲んだら血糖値スパイクを起こして
かえって体に負担がかかるよ。僕は酵素ドリンク無しでやっています。」
と答えると、

女性:「えっ、酵素ドリンク無しで出来るんですか?
酵素ドリンクが無いとこれが売れないので
収益が上がらないのですけど…」

「そうだよね。
このメニューは僕も以前にやった事があるけどドリンクだけだったなあ。
カウンセラーと言ってたけど
カウンセリングしてて困った事は無かった?」 

女性:「朝とかに、たちくらみや吐き気があって
その対処に困ったことがありました。
あまり上手く対処できなくて
嫌われてしまったことがありました。」

「そうだよね、それを好転反応というのだけれど、
なぜ起きるのか、どう対処するかがわからないとまずいよね。
僕は合宿でやっているのでその場で見れるから、
対処も上手く出来るから良いけどね。
でも、自宅でやるプログラムがあれば、
全国どこでも出来るし、広がりも早いよね。」

「よし、一から組み立ててみよう!
大事なのはお客様に対するサポート体制だね。」

女性:「はい、よろしくお願いいたします。」

このような流れで、
新たに「自宅で出来るファスティングプログラム」を作る事になりました。
酵素ドリンクは無しでと言ったものの、
緊急時の糖質補給にはあった方が良いし、低血糖になりやすい人には危険なので、酵素ドリンクを使用することにしました。

本物の酵素ドリンクを作る

どうせ作るのなら本物を作ろうと、製造各社調べました。
飲み比べてみると、味や糖質の濃度は様々で、
値段も安いものからびっくりするほど高いものまでいろいろとありました。

私は今までの商品開発の基本から
・社長が元気で生き生きしている
・工場の外、中とも綺麗に整理整頓されている
・作り方が丁寧で、心を込めて作られている
・原材料の産地、仕入れ先が明確
・製法技術にノウハウがある


この5点を意識して、酵素ドリンクメーカーを回りました。

そこで、ここだ!というメーカーさんにめぐり逢い、
弊社オリジナル「ハーモニックエンザイム」を作ってもらうことに決めました。

200年近く続く酒蔵の製造ノウハウ
原料を切らずに丸のまま樽で3年間かけて発酵・熟成させる
白砂糖を使わず、国産の黒糖を使用
水を加えず原液を使用
・106種類すべての産地証明がある
・なにより社長が誠実で礼儀正しく健康的
毎朝社員全員で1時間くまなく清掃する習慣

この女性と一緒にこのメーカーに伺い
ファスティングのプログラムに適切なブレンドや味の開発を行いました。

瓶の選定、ラベルと化粧箱のデザインは
弊社の専属デザイナーに作っていただきました。
こうして酵素ドリンクが完成しました。

植物発酵エキス「ハーモニックエンザイム」

次にこの酵素ドリンクのをどのくらいにするかです。
糖質が高いのでたくさん飲むと血糖値が上がりすぎ、
ファスティング意味がなくなります。
逆に少なすぎると、低血糖で倒れてしまう危険性が伴います。

いくらか低血糖に追い込まないとケトン体が出ないので
そのバランスがとても重要なのです。

そこで、酵素ドリンクの量をいろいろ試し、
ベストな量がどのくらいなのかモニターを繰り返し、
ついにベストな量が決まりました

この続きは次回に。