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娘にnote記事を読ませたらぶった斬られた話


今回は、数日前に書いた旅行記の裏話です。

20年以上前のアジア旅↓

旅行記を書いた翌日には、書いてみての感想と、旅行記とエッセイの書き方の違いについて書きました。↓


noteを始めてまだ数日のこと。

家族にはnoteなるものを始めたことはそれとなく伝えていました。

でも、誰もnoteについてよく知らないし、登録もしていない。

「しめしめ。このまま内緒でこっそり書いていけるかな。」

そう思っていました。

それなのに、旅行記を書いた時に突然読んでもらいたくなったんです。

自分の気持ちを書いたエッセイではないので見てもらうのに抵抗が少なかったですし、読書家の夫に読んでもらったらいいアドバイスがもらえるかもしれないという期待もありました。

それから、旅行記の登場人物でもある夫と
「こんなことあったよね〜。」
という懐かしい思い出話をしたい気持ちもありました。

が、

「お前これくどい。」
「しつこいし、句読点が多くて読みにくい。」

なるほどそうか。
と助けになりましたよ。

でも辛口な批評が続き、徐々に自信とやる気を失いそうになっていきます。

そこで近くにいた次女に読んでもらうと、

「私ならこうするかなぁ。」
「ここはこうした方がいいと思うよ,。」

ふむふむ。
娘の言うことの方が素直に耳に入りやすい。

そうだ。
夫以上の読書家の長女に見せたら、優しくアドバイスを言ってくれるのでは?

記事を渡し、読み終わって一言、

「ママ、これ面白くないし読みたいと思えない。」

ザクーッ!!

日本刀で肩から斜め斬り。

いや、この時本当に時代劇で斜めに派手に斬られるシーンが、ありありと見えたんだから不思議です。

真顔で言い放った娘の言葉に、私はもう可笑しくなってしまい、爆笑。

「アッハッハ〜ッ、ちょっと面白すぎる〜っ!」

すると、娘は更に続ける。

「この文章なんかキモいんだよねー。」

「いや、私は書けないから書いただけでもすごいと思うよ。でも、しつこいんだよ。分かりにくい!」


ザクーッ!ザクッ!ザクッ!


うぅ〜。
普段は人を傷つけないように言葉を選んだりする優しい娘が、多分文章のことになると人が変わる!?

いや、書いただけでもすごいと一応フォローは入れてくれている。
悪気は全くない様子。真面目に批評してくれているのです。

文章にキモいって言葉が出てくるんだーなんて感心しつつ。

歯に衣着せぬ言葉を並べる娘を前に、私は笑いのツボに入ってしまいました。

「ハハハッ、おかしくて苦しい!」


涙が出るほど笑った私は、その後我に返り娘のアドバイスに耳を傾けるのでした。

娘は言い放つだけではなく、ママの当時の様子を確認して、改善しようと記事とにらめっこしてくれましたよ。

指摘された内容はもっともだと思いますよ。
私の稚拙な文章に納得しました。

「あぁ、文章力のない読書もあまりしない私なんかがこんな文章を書いてはいけなかったのか。」
という思いにかられながら

「軽い気持ちで書いてみたのよ。コンテストって言っても気軽に投稿できるやつなのよー。」

とよく分からない言い訳をし、申し訳ない気持ちで修正して、なんとか仕上げたのでした。

みんなの協力に感謝しつつ、

エッセイを家族に見せるのはやめよう

と心に誓いました。


※家族との仲は良好です。
長女は毎日何でも私に話してくれる(優しい口調で)くらい仲良しですのでご心配なく♪
普段とのギャップが面白くてツボにハマったんですよ。笑


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