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子どもがお片づけの味方になった日

ぬいぐるみを捨てようとしたら、子ども(2歳)に反対されました。

お片づけを教えるよい機会だと思い、子どもと話をしました。

事の発端

先日、私が破魔弓を片づけた際に、近くで転がっていたぬいぐるみを1つ捨てました。

ぬいぐるみは子どもが生まれる前から持っている私の私物です。

ゴミ袋に入れて、ゴミの日までその辺に置いておきました。

それを子どもが発見し、「すてないで〜!」と言ってきました。

のらりくらりかわそうとしたけれど…

まず驚いたのが、子どもが、ゴミ袋に入れられたぬいぐるみを見て、捨てられる物だとわかったことです。

ゴミ袋にはぬいぐるみしか入っておらず、ゴミ箱にもセットしていませんでした。

子どもはよく見ていますね。

子どもの「すてないで〜!」に対し、はじめは「そうだね〜」「捨てるの嫌だね〜」などとかわしていました。

ところが、ゴミの日当日になって、何を察したのか子どもが「すてないで〜!」「ねえ ぬいぐるみ すてないでよう〜!」と強く訴えてきました。

私にも夫にも強く訴える子どもの姿を見て、のらりくらりかわすのは不可能だと腹をくくり、子どもと話すことにしました。

なぜ捨てようと思ったか

まず、私がぬいぐるみを捨てようと思った理由を子どもに話しました。

・いつもぬいぐるみが転がっていること
・床に転がっていると汚れていくこと
・存在を忘れられて遊んでもらえないこと
・ぬいぐるみがかわいそうなこと
・他にもぬいぐるみがたくさんあるので、遊んでいないぬいぐるみは捨ててもいいと思うこと

子どもはうんうんと話を聞きますが、捨てることに関しては首を横に振って反対します。

子どもにとって、ぬいぐるみは友だちです。ぬいぐるみを友だちだと思えるようにおままごとなどを通じて子どもを育てたのは私なので、それはそれで教育が成功しているのですが…。

断捨離の基本「全部出し」

子どもにぬいぐるみの多さを理解させるため、家にあるぬいぐるみを全部一箇所に集めました。

同じ物を全部出して全体量を把握するのは、断捨離の基本です。

大小合わせて11個。多い。。

子どもはぬいぐるみを見てニコニコ。全部と遊ぶと言って譲りません。

断捨離、断念。

ぬいぐるみの家を作る

仕方がないので量を減らすことは諦めて、ぬいぐるみの置き場所を作ることにしました。

元々ぬいぐるみ置き場として棚があったのですが、元に戻さないで空になっていたので、掃除して、あらためて置き直しました。

ここがぬいぐるみのお家であること、ぬいぐるみと遊んだらここに帰すことを説明しました。

子どもはニコニコして納得しました。

出かける前と寝る前に「お家へ帰る」

保育園に行く前と寝る前に、「ぬいぐるみはお家に帰るよ」と声をかけると、子どもが自分でぬいぐるみを片づけるようになりました。

「お家」という表現がおままごとの延長でよいみたいです。

ぬいぐるみと一緒に寝たいときなどは「プー(のぬいぐるみ)、おうち かえらない」と言って片づけないこともありますが、子どもが自分で決めたことなので許容範囲です。

「使った物を元に戻す」習慣が生まれました。

大事な物を大切に使う

こうして子どもがお片づけの味方になりました。

味方が増えると心強いです。

子どもは、床に落ちた米粒や使用済みおむつなど、明らかなゴミを捨てることはできます。

でも、楽しかった外食のレシートは捨てないなど、ゴミではない物の範囲が広いようです。

物を減らして洗練させるのは追々教えていくとして、まずは自分が大事だと思う物を大切に使うことを教えていきたいと思います。

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