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レバノンとパレスチナ難民

昨日は凄まじい体調不良とうつ病になって以来一番の激しい希死念慮と孤独感に襲われてnote 上で感情をそのままにぶつけてしまい、今更ながらお恥ずかしく思っています…
我に返ってから当初記事を消そうと思いましたが、温かいコメントを頂いたので恥ずかしながらそのままにしておきます。
温かいお言葉を本当にありがとうございます☺


なんとか自分を持ち直せたので今日は
今までとは全く違うテーマですが

NPOパレスチナこどものキャンペーン


さん主催のレバノン難民についての講演会に行ってきたのでその感想を書こうと思います。

レバノン難民とパレスチナ問題に関する講演会

NPOパレスチナこどものキャンペーンさんは
1986年設立のパレスチナやレバノンを中心に難民の子どもたちや女性、障がい者を対象に保健医療、教育、生活支援など、 さまざまな分野で支援活動を行なっている団体です。といっても私も今回の講演会に行くのが初めてのことです。今回の講演会を知ったのは、下北沢で行われていた

『小径のノエル』

というイベントに私のパートナーが出店していた為遊びに行ってみたところガザについてのブースがありそこで知ったので行ってみた次第です。


下北沢で毎年夏至と冬至に行われているイベントです🕯️

講演会では東京外国語大学の教授や
元国連職員の方等が講演をされていました。
私はまだまだ勉強不足で、わからないところも
多々ありますが今日聞いた話のうちほんの一部とはなりますが以下に短くまとめてみます👇


レバノンの現状

2019年以来経済危機が発生している。
通貨価値は実に98%下落しハイパーインフレが発生、食料品の価格などは400%上昇した。
レバノンは岐阜県程の大きさの小さな国で人口も
500万人程だがそこにシリア難民が100万人以上押し寄せ、深刻な食糧危機が生じている。
電気は一日に数時間以内しか使用出来ない。

レバノンのシーア派イスラム主義武装組織である
ヒズボラとイスラエル軍との戦闘は激しく、特にレバノン南部へのイスラエル軍からの空爆は激しい。

レバノン難民、シリア難民は行き場を失い、
ゴムボートで地中海からヨーロッパを目指しキプロス島へ上陸する人々も多い。

私などには信じられないくらい過酷な生活だと思いますが、個人的には聞いて泣きそうになったのは子どもの47%が不安障害、30%がうつ症状であるということです…

家族や笑顔が奪われている
子どもはどれだけいるのでしょうか


パレスチナ問題の歴史

パレスチナ問題の歴史は複雑ですが、
第一次世界大戦中にイギリス、フランスが密約を結び、アラブとユダヤ双方に対し相反する約束をしたことが二つの民族主義の衝突の芽となりました。そして第二次大戦後1948年にユダヤ人がイスラエル建国をして以来、4次に渡る中東戦争やレバノン戦争等非常に複雑な問題が絡みあっています。

かなり戦争の多い地域ではありますが、80年代からパレスチナ問題に取り組むNPOの方々でさえ
去年の10/7からのガザ戦争は過去最悪な状況とのことです。

パレスチナ問題はすごく複雑な様でもありますが、結局第一次世界大戦中に勝手にイギリスフランスが当時既にアラブ人達も住んでいたパレスチナ地域にユダヤ人国家を作ることを約束してしまっていたことが問題の端緒です。
そのことによりイスラエル建国以来戦争の絶えない地域になってしまったわけですから結局大国の論理により苦しめられるのはいつも現地の人々なのだなと思います。
第一次世界大戦後の当時の人々もユダヤ人国家をパレスチナ地域に樹立したら紛争が絶えなくなるということはわかっていたようでユダヤ人国家反対の嘆願書は当時1800通以上集まったそうです。

NPOパレスチナこどものキャンペーンさんは
1980年代より継続的に食糧支援、医療支援、教育支援を行っているようで、本当に尊い仕事だと思いますが支援はまだまだ足りてはないそうです。

本当に尊い仕事だと思います


感想

私はまだまだ勉強不足なので拙い内容となってしまったと思います💧

昨日は過去最悪の心身状態でしたし、今日もかなり辛い症状が出ていました。
それでも、そんな中でも聞きに行って本当によかったです。
久しぶりにこうした講演会に行けたことで、自分の原点に戻ることが出来た気がします。私は大学卒業後少しの間ではありましたがNGOのボランティアスタッフもしていたこともあり、いつかは正職員になってみたいと思っていました。
結局色々ありNGO の正職員にはなれませんでしたが…💧

うつ病で苦しむ今、改めて国際的な話を聞いたこともあり自分が日々悩まされている会社のことが小さなことなんだなとも思えました。

もちろん世界で戦争や食糧危機で苦しむ人達と精神疾患の苦しみとは全く別の話ですし、同列に考えることは出来ないと思っています。

ただ、また改めて自分が本当にしたかった仕事、行きたかった世界を目指してみることで、もしかしたらもう少し力が戻ってくるかもな、とそんな気がします。

たとえうまくいかなかったとしても、ひたすらに心身のつらさに耐えているだけでいるよりは自分が本当にしてみたかったことをまた目指してみようかと思えた一日でした。


 子ども達の笑顔を守る仕事に携わってみたいです

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