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「そんな自分」にこそ人間味がある

これまでの私は、理想の自分像ばかりを追いかけて、理想じゃない自分、つまり今の自分は認めていなかった。


"じゃない方"の自分を認めず、否定し続けてきたから苦しかったのだと気づいたのはここ最近の話。


それからは、"じゃない方"の自分にも寄り添い、受け入れることを意識するようになった。今の自分に目を向けるようになった。



そうすると色々な自分がいた。



周りから頼られる同僚に嫉妬する自分

友達家族を見て羨ましく思う自分

お客様との打ち合わせに少しビビっている自分



今まで気づいてないふり、見てないふりをしてきたけど、これも全部自分なんだ。誰かを妬んだり羨んだり、臆病であったりする自分。これも全部自分。


こんな自分に気づいた時にふと思う。




人間味があるなあと。




理想の自分にはないものがある。今の自分にはあって、理想の自分にはないもの。それは、「人間らしさ」「人間味」。つまり「弱さ」だと思う。



弱さは「悪」だろうか。理想の自分像を追いかけていた頃の自分は、悪だと思っていただろう。だから、誰かに嫉妬する自分も、誰かを羨む自分も、臆病でビビりな自分も、否定して見ないふりをしていたのだと思う。


でも、今なら思う。「弱さ」、それも自分自身であり、そんな自分はむしろ人間味があって愛おしいと。


今の自分にじっくり目を向けてあげると色々な自分が見えてくる。それは全部自分で、愛おしい自分。



こんな自分も悪くない。

いや、そんな自分だからこそ愛おしく感じるのだと思う。

また少し自分のことを好きになれた気がする。

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