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少し寝不足な朝
おはようございます。いつものように朝からnoteを書いているのですが、少し寝不足気味。
というのも風鈴が・・・ってことで、昨日の1日を振り返ります。
🎐🎐🎐
風鈴デビュー
「人生やりたいことリスト」と「この夏やりたいことリスト」に"風鈴をつける"と書いていた。それだけ私の中で風鈴への憧れは大きかった。
散歩していると、どこからともなく聞こえてくる風鈴のやさしい音。行きつけの珈琲屋さんにも風鈴があって、昔ながらの和風の建物によく合っていた。
風鈴の音を聞くと癒される。夏を感じられる。風情を感じる。今年こそは風鈴をデビューをしたいと思っていた。
せっかくなら早い方がいい。真夏になれば暑すぎて窓を閉めてクーラーをつけて過ごすことになるので、風鈴の音が聞こえなくなってしまう。今なら窓を開けて過ごしているので、家の中に居ながら風鈴の音を聞くことができる。
そういうわけで、さっそく風鈴を買いに行った。
風鈴を買いに行く
ホームセンターで風鈴が売ってあるのを見たことがあったので、ホームセンターへ行った。外に飾るので、雨風にも強い方がいいだろうと、昔ながらの鉄器の風鈴にした。何種類かあり、それぞれ音を鳴らして1番気に入ったものを購入した。
値段は1400円ほど。1400円で夏の風物詩と言われる風鈴の音を自宅で感じられるのは、ものすごくお得だと思う。
憧れの風鈴ライフが始まる!と、ワクワクしながら家に帰った。
風鈴をつける
家に帰ってさっそく風鈴をつける。箱を開けて風鈴を取り出す。一緒に入っていた短冊がダサくて気に入らなかったので、他にいい方法はないかとグーグル先生に聞いてみたものの、あまりいい回答は得られず、しぶしぶダサい短冊をつけることにした。
つけるとしたら、庭の洗濯物を干す竿に引っ掛ける感じになるだろうと、あらかじめ目星はつけていたものの、念の為これもグーグル先生に聞いてみる。すると、「風鈴 音 迷惑」とか「風鈴 マナー」みたいな検索結果が出てきた。
え、ちょっと待って。
風鈴って近所迷惑になるような存在だったの?
これまで憧れの目でしか見ていなかった風鈴先輩がそんなふうに言われていることがショックだった。同時に「近所迷惑になるかもしれない」そんな後ろめたい気持ちが生まれた。
そうは言っても、せっかく購入したのだからつけてみよう。できるだけお隣さんにも迷惑にならなそうな位置につけてみた。うん、いい感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1687995967001-FZHNTypQev.jpg?width=1200)
風鈴の音を聞きながら読書、怪しい雲行き
風鈴をつけた後は、部屋で読書をした。読書をしていると外から風鈴の音が「り〜ん」と聞こえてきた。「おお、聞こえる聞こえる。やってんな〜」という感じだった。
その日は風が強かったというのもあってか、本を読み進めていると、結構な頻度で風鈴の音が聞こえる。「けっこう鳴るな・・・お隣さんの迷惑になってないかな」と少し不安になった。
そんなことを思っていると、風鈴の音に意識が行きすぎて、本に集中できなくなってしまった。
おかしいな。風鈴ってもっと控えめで、風鈴をつけていることを忘れたぐらいに「り〜ん」と音が鳴って、そういえば風鈴つけていたな、やっぱり風鈴はいいな、となるはずだったのに。
あれはただの憧れだったのか・・・。
やっぱり近所迷惑なのか?
呪いの札に間違われる風鈴
ちょうど食卓の窓から見える位置に風鈴をつけていた。家族で夕食を食べていると、風鈴の短冊がふぶいているのが見える。
窓は閉めているため風鈴の音は聞こえない。本日より風鈴が我が家に導入されたことを知らない母が、「なにあれ!!なんか呪いの札でもつけられたんかと思った!」と驚いていた。
呪いの札って・・・笑
あれだけ憧れていた風鈴先輩のイメージがどんどんダウンしていく。ついには呪いの札にまで間違われるとは・・・。
夜中に風鈴
窓を開けて寝ていた。深夜、外から風鈴の音が聞こえてきて目が覚めた。こんな夜にも風鈴は鳴るのか。そりゃそうか、風が吹けば風鈴は鳴る。
一度気になってしまうとどんどん風鈴の音が気になってくる。私が気になっているということは、お隣さんも風鈴の音が気になって、眠れなくなっているのではないだろうか。隣の部屋で寝ている父も、風鈴の音をうるさく思っていないだろうか。
ここにきてまたも「近所迷惑」という言葉が脳裏に浮かぶ。
風鈴が気になって寝付けないなんて思ってもなかった。世の中で風鈴をつけている家とそのご近所さんは平気なのだろうか。私が意識し過ぎているだけなのだろうか。
今すぐにでも風鈴を外しに行きたかったけど、こんな夜中に外に出て行くなんて何事かと、眠りの浅い母を起こしてしまうだろうと思い、応急処置として、窓を閉めてクーラーをつけた。
寝不足気味の朝
そういうわけで今朝の目覚めは寝不足気味。まさか風鈴がこんなことになろうとは。
このまま風鈴をつけ続けて、風鈴の音色に癒される日はくるのだろうか。
非常に心苦しくはあるが、風鈴を外す方向に心は傾いている。こうして日記を書いている今も風鈴の音が聞こえてくる。たしかにいい音色ではあるけど、2階の部屋にまでこれだけ聞こえてきて、それもけっこう頻繁に鳴るから、近所迷惑になっていないか、そこが1番気になるのである。
遠くから見ているだけの憧れの先輩と仲良くなれて、話をするようになったけど、話してみると実は全然思っていた人と違った。
今わたしは、風鈴に対してそんな気持ちだ。
おまけ
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珈琲を濃いめに淹れて、
バニラアイスは少し贅沢して
ハーゲンダッツ😋
最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️