見出し画像

休み明けの会社

今年の夏休みが終わり、仕事が始まった。最終日の休日は、明日から仕事ということに対して、そこまでネガティブな感情はなかった。「明日から仕事か〜。まあ、そろそろ仕事するか」ぐらいのテンションで意外と平常心だった。


今回の休みは、無理せず自分のペースで過ごせたので、充電が100%になっていたからだと思う。


フル充電なので、休み明け初日の朝もスッキリと目が覚める。体調もいい。今日から、またいつもの毎日が始まるけど、今のところどうってことない。


会社に出勤する。「おはようございます」と挨拶をして席に着く。会社の人とは5日振りなので、なんとなく人見知り感が生まれるが、それほど嫌な気持ちはない。


朝礼をして仕事が始まる。それぞれデスクのパソコンに向かって作業を始める。違和感を感じたのはこの辺からだっただろうか。私も含め無表情で仕事をする人たち。


その日入っていた予定が急遽なくなり、仕事に余裕ができたのもよくなかったのかもしれない。あんまり忙しくないから、仕事に集中することもなく注意散漫になる。


誰かが発した言葉、誰かと誰かの会話、電話でのやり取り、職場全体の雰囲気。色々な情報が目と耳を介して入ってくる。直接自分に言われているわけではないのに、勝手にその情報に反応して、想像して、嫌な気持ちになっていた。休み中はその感覚を忘れてた分、余計にこの嫌な気持ちに敏感に感じ取れる。あー、そうだそうだ、この感じ。疲れるんだよなぁ。100%あった充電は瞬くまに消耗していく。


こんなふうに言っておきながら何だが、今の会社は私にとってはホワイト企業だ。毎日定時に帰れるし、服装だって自分の好きな格好だし、スニーカーでいいし、有給だって月1で取れる。パワハラ上司もいないし、人間関係も悪くない。仕事も自分のペースでできる。


つまり、この会社が嫌なんじゃなくて、会社員として働くのが嫌なんだとこの休み明けでよくわかった。一つのフロアに20人近くの人が集まって仕事をするこの場所が、自分にとっては刺激が多過ぎる。人が多い分、情報量は増える。自分に関係のない情報にまで反応してしまうのだから、そりゃ疲れる。


そういうわけで、休み明け初日はすごく疲れた。でも、自分と同じように感じている会社員ってきっとたくさんいるんだろうなって思う。休み明け会社員の皆さま、お疲れ様でした😁




最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️