永里健太朗/ナガサトケンタロウ/鹿児島出身

08年初舞台を踏み役者のみならず脚本/演出も手掛け観た事ない物語で笑いや涙を誘う作品の…

永里健太朗/ナガサトケンタロウ/鹿児島出身

08年初舞台を踏み役者のみならず脚本/演出も手掛け観た事ない物語で笑いや涙を誘う作品の評価は高く役者としても幅広い表現に定評がある 近年ではiPhoneで撮影はじめ全てを行うスマホ映画にも挑戦し『野ざらされる人生へ』は「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023」にノミネートされる

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誰もが日本人代表!

少し前の事 渋谷を歩いていると煌びやかな大きなビルを背にヘルメットをかぶり自転車にまたがり自撮りしていた外国のご年配の夫婦が ただうまく撮れなかったのか周りをキョロキョロし、少し離れた私と目が合い近くを通った時に「スイマセン写真トッテクダサイ!」と声をかけられた 私はOK!とスマホを受け取り何枚か撮りその写真を見せたら2人ともとても喜んでくれた 聞くと日本が好きで台湾から初めて来たとの事 続けて、代々木公園に桜を見に行きたいけどどうやったら行けますか?と聞かれた た

    • 10年に一度の『南無阿弥陀佛』

      先日初めて川崎大師へ と言うのも弘法大師さまのご直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」を版に祈願を込めて手刷りされた10年に一度授与される護符『赤札』を賜りたく初参詣 更にと言うのも全く違うとこで全く違う人3人からこの事を聞き、3人目でこれはもうなんか行かないとと思い初参詣しました ただこの『赤札』授与は5月だけの1ヶ月間のみで次の授与は10年後 この話しを聞いたのは5月末でギリギリのすべり込みでした ただ昼過ぎに行ったらGLAYの20万人ライブを彷彿とさせるくらいの人が 本堂に

      • 悠々と坂くだる老兵

        私の家の近くに少し長い坂道がある そこをくだって毎日駅まで歩く 約1年半前に引っ越してすぐにその坂道をシルバーカーに乗りながらゆっくりくだるおばあさんと出逢った シルバーカーとは高齢者が使うキャスター付きの中に荷物を入れたりフタ部分に座れる高齢者用手押し車だ よく田舎のおばあちゃんがそれを押したり道端で座って休憩したりしていたあれだ そのシルバーカーに乗りながらおばあさんは手を座るとこに置き足をすり足のように動かしながらゆっくりとくだっていた 私は下の方から歩いていて

        • 世界最大の楽器にして楽器の王様  【パイプオルガン】

          先日埼玉は所沢市民文化センターミューズにてミューズホールオルガニストの三原麻里さんの演奏会へ行ってまいりました。 知人のお誘いでおじゃましたのですが入ってすぐ眼前にひろがる大きなパイプオルガンに驚きました! 荘厳かつ悠然とそこに存在するパイプオルガンは奈良や鎌倉で大仏さまを見た感覚に似ていて、生で初めて拝みましたが思わず小声で『でか…』と呟いてしまったくらい圧倒されました。 今回の演奏会はピアニストの萩原麻未さんをゲストに迎えテーマが 【光と陰のハーモニー〜印象派の扉

          iPhoneだけで映画つくりました

          初めまして 永里健太朗と申します iPhone11proで2020年1月に撮影しました 【なんとなく東京】 ただ画質を確かめてみたくて役者仲間を呼んで渋谷で撮ってたのですが思いのほかキレイに撮れたのでせっかくだからなんとなく映画ぽく撮ってみようと思いその場で台詞を考えながら撮影しました そして少し前に知人から「iPhoneに入ってるiMovieのアプリで編集できるよ」と聞いていたので撮った素材を繋げてそれっぽくつくってみました 次は2020年11月に撮影しました 【そ

          鹿児島を味わえる渋谷の隠れ家

          東京は渋谷の宮益坂上の路地裏にひっそりと佇む隠れ家的なお店。 ここは鹿児島出身の店主が営む鹿児島のお店 『黒瀬』 看板はなく一見入りづらいが入ると鹿児島弁で店主の宿里(やどり)さんが迎え入れてくれる。 看板は取り付けるのに30万かかると言われ、じゃあいいやと取り付けなかったらしい。笑 それでもここ『黒瀬』は2004年11月オープンから今年で20年目を迎えるお店だ。 60種類以上の芋焼酎をメインとした焼酎が並ぶ店内。 料理も鹿児島の郷土料理を沢山味わえる。 店主宿里

          15歳、映画小僧の夢。

          約1ヶ月前に開催されました「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2023」にて監督した『野ざらされる人生へ』がノミネートされ上映されました。 短編部門205本の中8本に選んでいただき、この作品に評価をいただいたという事は本当に光栄で嬉しく夢のようでした。 今回の作品は主人公の成長讃歌、観た事のない交わり、人生への無限の可能性というのを軸に映画の「未」常識に挑みました。 演劇からの観たことのない役や設定、物語を柱としてきたそれは映像になっても変わりません。 そして映画製作

          父てっちゃんと50年前の自分を辿る思い出旅へ

          先日の舞台に家族も鹿児島から来てくれた 千穐楽の次の日はゆるりとスカイツリーへ わたしは初スカイツリーで少しテンションあがった てっちゃんもジブリショップでトトロと2shotに少しテンションあがってた ソラマチのオシャレなメシ屋さんでみんなでメシ食った フォークしかなくててっちゃん箸を要求して急遽バイトさんの持ってた割り箸をもらった そしてその後は姉たちと別れ、父てっちゃんと男2人でてっちゃんが約50年前勤めてた仕事先を辿る思い出旅へ… てっちゃんが50年前に勤めて

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          高校時代のバイトのまさかの話し

          コロナ禍初期の頃。 大掃除中に発見した17年前上京した時持ってきた数少ない荷物のなかにあった高校時代の証明写真。 忘れてたし何故持ってきたのかも憶えてないけどこれを撮った時のことは今でも鮮明に… 高3の夏休みにバイトをする為に本屋の前にあった証明写真機で緊張しながら初めて撮った。そして履歴書に貼って原付を走らせそのまま喫茶店に行って面接し次の日から働く事に。 私の行っていた高校は基本バイト禁止でいろんな条件やら書類提出しないとできなかった。でも自分はそれ

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          上京の日に母からの『大きなかしわ飯のおにぎり3個』

          2006年3月19日 私は鹿児島から東京へと向かいました 高校を卒業してお芝居の世界にいきたくて東京へ 私は富士山が見たい、そして飛行機が怖いという理由から地元の駅から新幹線での上京でした 両親がホームまで来てくれました ただその時は早く東京に行きたいという焦燥感や両親に対してやりたい事を選んでごめんという罪悪感や今まで18年間育ててくれてありがとうという感謝の気持ちやら思春期なりの照れもありどこかソワソワしてて両親とちゃんと話せませんでした 新幹線がやってきて乗る時に

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          ばあちゃんの豆まき

          もう2月ですねぇ 一昨日は節分でした 豆まきされた方もいらっしゃるかと思います ただ何かと厳しくなり食べ物を無駄にするな、人に投げるな、鬼を仲間はずれするな、とひと昔前の節分の形とは変わってくるのかもしれません そこでふと思い出したのが『ばあちゃんの豆まき』です 隣に住んでいたばあちゃん 節分の日には毎年夕方になると豆まきするから来いと、小学生だった私は2人の姉と3人でビニール袋をもちばあちゃんちの玄関前に集まる ばあちゃんが家から袋いっぱいに入った落花生を持ってきてそれ

          『国宝』に出逢えた幸せ

          ちょいと前の話し 上野の東京国立博物館にて開催した『国宝 東京国立博物館のすべて』へ 歴史的価値のある『国宝』や『重要文化財』が多数展示され絵画、彫刻、工芸品、書跡や古文書など 絵画では300〜1000年前の人の様子が知れたり歴史的出来事や人物、教科書でしか見た事のないものまで その中で印象的だったのが偉い人ではなく庶民を描いた久隅守景さんの絵でお父さんの寝っ転がる姿勢、お母さんの座り込む足の形、子供のわんぱくな感じを知れて月見をしながら納涼を楽しむ様子がとても良かった

          強烈で刺激的でなかなかない面白すぎた出逢いin大阪

          昨年9月末に親友の結婚式で大阪へ なかなか行くこともなくせっかくなので京都、奈良へも 歴史や神社仏閣、文化財などが好きなのでいろいろ自分の目で見て、直に触れ、近くで感じられた事はとても貴重で幸せな時間だった そして大阪は難波にホテルをとっていたので最終日はちょいと一杯でもと難波の街へ ただ履いていた雪駄の鼻緒が片方切れていたので足を若干引きずるような形で歩きにくかったので近くで探すことに チェーン店ではなく地元の方に愛されているようなお店を探していると小さな立て看板に

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          35歳、親父狩りされかけた夜。

          先日三軒茶屋で後輩と飲んだあとほろ酔いで茶沢通りを歩いて帰っていたら目の前に若い男の子2人 ニヤつきながら近寄ってきて1人が私の両腕をいきなり掴みながらそのままひたすらニヤつく 1人はロン毛で俺イケてるだろ感、もう1人は帽子つば真っ直ぐ不良憧れ感醸し出すまだ子供ぽい2人 私も最初は笑顔で「なんですか⁈」と反応してたら不良憧れ男が腕まくってタトゥーをみせてきてだんだんニヤついていた2人が真顔になり睨んでくる 私もようやく「あ、これからまれてるんだ」と気づく というのもこ

          ベビーリーフとの一夜の思い出

          駅の近くのスーパーで買い物してリュックに入れて1番上に「ベビーリーフ」を置いて家に帰る。 家に着いてリュックから買い物したモノを出しながら、あれ?「ベビーリーフ」がないと気づき急いで部屋の外を見る、ない。部屋を出て階段上から下を見るけどやはりない。 駆け足で階段を降り帰ってきた道を見るけどない、そして何故か反対側も見る。 その時ふと、あれ?なんかこれ同棲していた彼女が置き手紙だけ残して手紙には「今までありがとう。さようなら」って書いてあって急いで家を出て辺りを見回すっていう

          『宮之城線』の軌跡を辿る旅

          これは私と父とで約34年前廃線となった『宮之城線』と呼ばれた線路跡の道を辿った記録、鹿児島は片田舎に存在した約60年の歴史の1ページである。 #宮之城線#鹿児島#鉄道#廃線#歴史