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10年に一度の『南無阿弥陀佛』
先日初めて川崎大師へ
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と言うのも弘法大師さまのご直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」を版に祈願を込めて手刷りされた10年に一度授与される護符『赤札』を賜りたく初参詣
更にと言うのも全く違うとこで全く違う人3人からこの事を聞き、3人目でこれはもうなんか行かないとと思い初参詣しました
ただこの『赤札』授与は5月だけの1ヶ月間のみで次の授与は10年後
この話しを聞いたのは5月末でギリギリのすべり込みでした
ただ昼過ぎに行ったらGLAYの20万人ライブを彷彿とさせるくらいの人が
本堂に手を合わせ横にある行列を東京駅の京葉線くらい歩き最後尾付近まで
ただ最後尾付近に着いたところでスタッフの方が「締め切りまーす」と
やはりこれだけの人だからもう定員に達してしまったのかと思いあきらめ、でもせっかく来たので御朱印を頂戴し境内を散策
大山門には京都の「東寺」の四天王像を模刻した持国天、多聞天、増長天、広目天が勇ましく立っており八角五重塔にも入り弘法大師さまに手を合わせました
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すると四国八十八ヶ所のお砂踏み「お遍路の心」というイベントが
いつかお遍路は巡礼したいと思ってた私にとってテンション上がるイベントでした
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すぐさま会場に入ると住職さんにお清めしてもらいお砂踏みの説明、やり方を教わり四国八十八ヶ所の御本尊さまが祀られた写し仏の足元に各寺院の境内の砂があり、その上に敷かれた絨毯の上に立ち、お賽銭札をお納め手を合わせ各寺院の真言を3回唱える
そして隣の写し仏に移動していくというのが「お砂踏み」
最初は心を鎮め粛々と拝礼していたが、各寺院の真言の難読さや、私で詰まらぬよう各霊場の紹介文の早読みなどで多少気は散りつつも、なんとか八十八ヶ所「お砂踏み」終了しました
そしてまたふらふらしてたら警備の方に『赤札』もらえるのどこですか?と聞いてる人が
すると警備の方が「あっちです」と
え⁈と思い私も「もう終わったんですよね?」と聞いたら「いや15時の回はあっちで並んでるんでもらえますよ」と
そこで理解し中に入れる人数を時間で分けて締め切っていたんだと
すぐさま最後尾に並びそこから1時間弱で本堂に入れました
靴を袋に入れ本堂内をぐるっと回るように並び、御本尊弘法大師、愛染明王、不動明王、稚児大師など奉安されてる前を通り、渡り廊下を歩いて信徒会館という所で『赤札』を授与する事ができました
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1人一枚なので友人や家族の分を貰うために何日もかけ何度も並ぶ方も多いとの事
そうして『赤札』を入れる御守袋を購入し帰ろうとしていたら1人のご婦人に「写真撮ってくれませんか?」と声をかけられました
八角五重塔をバックに撮りたいとの事で縦横で数枚撮りました
すると「お兄さんも撮りましょうか?」と言ってくれたのでじゃあお願いします、と祈りと平和の像の前で撮ってもらいました
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訛りがあったので「どちらからいらしたんですか?」と聞くと「福岡から」と
池袋で働く息子に会いに5年ぶりに上京
旦那さんは旅行に行っても出歩くのが嫌いだから1人で来たそうで、明日は東京タワーに行くそうで息子に会う事よりも東京グルメを味わうのが楽しみだとか
「私が明日休みなら観光案内するんですけど」と言ったら大爆笑してました
大きな荷物も仲見世通りのお菓子屋さんに「帰り絶対沢山お菓子買うので置かせて下さい!」と頼んだようで、荷物が増えちゃうと手叩いて笑っていました
周りから見たら仲の良い友達と偶然会ったくらいのテンションでした
そんなよく笑う陽気なご婦人からもパワーをいただき川崎大師を後にしました
その後歩いて川崎競馬場に立ち寄り現場の雰囲気を味わい川崎駅まで歩き初めて南武線に乗りその利便性の高さに驚き溝の口で降り三茶まで行って一杯ひっかけ帰りました
弘法大師さまが最近大笑いしていなかった私の為にあの福岡からのご婦人と出会わせてくれたんじゃないか、と思うそんな1日でした
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