見出し画像

『国宝』に出逢えた幸せ

ちょいと前の話し

上野の東京国立博物館にて開催した『国宝 東京国立博物館のすべて』へ
歴史的価値のある『国宝』や『重要文化財』が多数展示され絵画、彫刻、工芸品、書跡や古文書など

絵画では300〜1000年前の人の様子が知れたり歴史的出来事や人物、教科書でしか見た事のないものまで
その中で印象的だったのが偉い人ではなく庶民を描いた久隅守景さんの絵でお父さんの寝っ転がる姿勢、お母さんの座り込む足の形、子供のわんぱくな感じを知れて月見をしながら納涼を楽しむ様子がとても良かった
おそらく田舎のほうで夕飯食ったあと厠に出たお父さんが満月だからみんなで月見しようぜってなったのかなぁと考えたり夏は日が長く月の位置からだいたいこの時間帯かなぁと考えたり400年くらい前の一般的な家庭の夕涼みの様子が知れる1枚
他にも瓢箪みたいなのが描かれていてこれは食べられたのか観賞用なのか日除けなのかなど当時の自然や草花、当時建ってた建造物などもとても気になった

花見、月見は何百年前から楽しまれていたんだなぁと思ったり他にも1000年前にあった絵の具、それが修復はあれど今でも鮮やかに残ってるのにも興奮、当時いた動物が牛や馬や孔雀、花は桜、蓮の花など知れて装飾品や来ている服もこんな感じなんだと観察すればするほど心躍る

古文書では8,900年前の書物が沢山あり教科書でしか見たことない「万葉集」「古今和歌集」なども
今でも使っている漢字多いんだなぁと思いつつ当時の紙の材質や文字の書き方やクセ、表紙のオシャレさにも釘付けになりふと昔の人の言葉を1000年を超えていまナガサトが読んでるんだなぁと考えたり
てか1000年前の人の仕草や表情や文字を知れるってすごい事だなぁと
あとハンコって昔から多様されてるんだなぁと
和楽器に鈴虫が描かれており800年前には秋の風情として愛されそれを楽器で表現してたんだなぁと
弥生時代の人たちの様子がわかる銅鐸にも更に興奮

全てにおいて昔の方々の緻密で繊細で丁寧な技術に大感動

他にもいろいろ語らいたいけど語り尽くせないのでここで失礼します

たくさんの『国の宝』を前に贅沢すぎる時間を堪能できました

この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?