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【渋谷ストリーム】東横線の跡地に複合施設が誕生!オープン初日に行ってみた感想。

「渋谷ストリーム」という新しい風。

2018年9月13日、渋谷に新しい複合施設が誕生しました。
「渋谷ストリーム」は、東横線の地下化によって、利用されなくなった地上部分の旧東横線のホーム・線路跡地と、その周辺を再開発したプロジェクトです。

飲食施設、ホテル、オフィス、ライブハウス、スポーツ施設を併設した複合施設となっており、更に「渋谷ストリーム」の目の前を流れる渋谷川を親しみ易くする【渋谷川再生プロジェクト】が一体となった大型プロジェクトです。

プロジェクトの、開業日を迎えました!

開業初日、思い切って「渋谷ストリーム」の様子を見にいって参りました!

東京都下で、この規模の大規模開発は滅多にない、
それだけで、ワクワクします。

東横線の渋谷駅。
出来たばかりの新しい通路、16番出入り口を進みます!
ドキドキ。


到着しました。
これが、渋谷ストリームです!

渋谷の新しいシンボルになりそうな、独特な建物のフォルム!

建設中は、なんだ??って感じでしたが、実際に完成してみると、エッジの効き具合が、渋谷にマッチしてるなーと感じました。

建物の中に入ってみると、まずは、光の大階段がお出迎え。そして、大きな吹き抜け空間!壁の色もシックな感じ。どことなく、二子玉川ライズに通じるものを感じます。

ただ、そこは渋谷という街!
ショッキングイエローのエスカレーターが、インパクト大のエッジを更に効かせてきました!

無機質になりそうな建物を、ビタミンカラーでアクセント。
もう、元気をいただけました笑

元気をもらう商業施設ってあったかしら?
斬新です。

気になる、あのお店!

「渋谷ストリーム」の中で、私が気になった2店舗をご紹介させて頂きますね!

 (1) LUKE'S LOBSTER(ルークスロブスター)

ロブスターをカジュアルに食す、ニューヨーク発祥のロブスターロール専門店。
新しい文化を体験出来る事って、新しい商業施設の一つの魅力ですよね。

 (2) LEMONADE by Lemonica(レモネードバイレモニカ)

またビタミンカラーの登場です。
こちらも専門店!珍しい!レモネード専門のお店。
ひとつひとつ手作りなのも嬉しいです。

ノーマル、ソーダ、ストロベリー、ピーチ、キウイ etc.
鮮やか!フレッシュ!!
一番の驚きは、イートインスペースの椅子がブランコになっているところでした。

楽しそうで、ちょっぴり恥ずかしい。
けど、楽しそう!!
遊び心って大切ですよね。

グルメ施設は美味しそうな飲食店舗が満載ですーー!!!

「楽しめる水辺空間」の創出プロジェクト

この施設開発特筆すべき魅力は何と言っても、
もう一つのプロジェクトである「渋谷川再生プロジェクト」にあります。

もっと、水辺に触れらるように。楽しめるように。

そんな想いで、プロジェクトが始動しました。

民間のプロジェクトだけでは決して出来ない、官民共同による公共物を巻き込んだ開発プロジェクトだからできたこと。

今回の渋谷ストリーム開発で、日の目を見ることとなりました。

繋がれ、渋谷川再生プロジェクト

渋谷川の源流は、明治神宮森、新宿御苑の地下水と言われております。

渋谷を抜けた後は、恵比寿、天現寺、麻布十番、芝公園、竹芝を経て、東京湾に流れ込みます。

明治神宮森、新宿御苑という東京癒しスポットの2トップ!と思える場所を源流に持つ渋谷川。

源流だけに留まらず、渋谷川自体全体が癒しスポットになる。
そんな未来予想図をついつい考えたくなりました。

そのスタートが、今回の渋谷川再生プロジェクトプロジェクトでありますように。

都心の隠された水辺にスポットを。

東京も昭和初期までは、各地に小川やせせらぎがあり、身近に水辺楽しめた環境があったと言われています。

その後の高度経済成長期人口増大により、生活排水が大量に流れたため、都心部の川の多くはドブ川となり、人々から嫌がれる存在となってしまいます。

都内の多くの川は、四方をコンクリートで囲まれ所謂「暗渠」となったり、建物の背中で、周りから見えないようになったり、徹底的に街から隠された存在になってしまいました。

昔の渋谷川(写真出展Peepooblue’sNotebook)

水辺の再生へ

現代では、水技術の進化によって東京を流れる都心河川も、水質がキレイに、匂いも無くなってきています。

更に物資的な豊かさから心の豊かさが求められるようになったことで、暗渠を外す動きや、水辺と親しむ動きが活性化されてきました。

そして、渋谷川の再生

渋谷川も例に漏れず、暗渠&ビルの背に隠された嫌われた川でした。

それが、今回のプロジェクトで、
人々が集える良質な水辺空間と変貌しておりました。

多くの人が川沿いの遊歩道を歩き、ランタンを眺め、欄干に身を任せる。
そんな姿が新たに創出されておりました。

直接川に触れることは出来ませんが、せせらぎが聞こえたり、水の流れを感じたり、十分に水辺を満喫する事は出来るといえるでしょう。

左手にロブスターロール、右手にレモネード持って、渋谷川沿いの遊歩道をお散歩。
まさに、今までにない、新しい渋谷の流れ「=ストリーム」なのではないでしょうか。

□ライター オキツ カズヒロ
隅田川と神田川の近くで生まれ、3歳の時見た二子玉川兵庫島からの夕日の素晴らしさに生まれて初めての感動を覚える。それ以降、足しげく多摩川に通う等、水を身近に感じながら育つ。水泳、スキューバダイビング、と水に触れる趣味を持ち、大学でも水理学を学び、その後、スイミングインストラクターとしてスポーツクラブに就職。人生の半分を水と共に過ごす。
残り半分は街歩きに従事。地図片手に、東京を歩き回る。スイーツ求めて走り回る。美味しさがしてかけずりまわる。東京の良いとこ、悪いとこ発信していきます。

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