最近の記事
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活動報告vol.58
上流ダウンリバー 2021(初) 天候 晴れ 気温 27〜31℃ 水量 新美並橋 0.23〜0.24m プログラム 上流ダウンリバー 『暑い!早く川に入りたい!』 早朝、長良川上流に向かう車の中 少年の声を背中で受けてニヤリとする。 プールや海ではなく、「川に入りたい」 これは彼が知っているから。 今から行く場所が水がキレイで冷たくて気持ち良い場所だと。 車で数時間かけて行かなくても 近所に川はありますが知ってしまった彼にとって 入りたい川はそこでは無いようです。 まぁ、それは大人も同じですが・・・。 上流コースは通称「郡上コース」といいます。 『長良川、部』ではコースによって参加可能年齢が異なります。 郡上コースは高校生以上としていますが年齢制限は都合上、基本的な考え方です。 川での経験値により、参加可能または不可の場合もあります。 本日上流デビューの少年2人は参加可能と認定されました。 これは川の楽しさだけではなく 怖さ、厳しさも「知っている」と認められたからです。 そして、『長良川、部』に新しい部員が入部しました。 近い将来、彼も「川に入りたい!」と叫ぶ日が来るのを楽しみにしています。
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活動報告vol.57
シャワクラ 2021 「成長と継続」 わたしは、かわでスライダーをしました。 とってもおもしろいです。 ひともたくさんいました。 さかなとりもやりました。 ともだちにおしえたいです。 スライダーもたくさんありました。 この作文を書いた少女と初めて川で遊んだのは、彼女が2歳の時だったと思います。 板取川のとある瀞場で、そこは地元の人しか知らないような小さな川原でした。 最小のライフジャケットを着けても2歳の身体には少し大きくて、肩・胸・腰・股下と全てのベルトを目一杯に締めました。 僕がお姫様抱っこをして、赤ちゃんを入浴させるように入水する。謂わゆる"産湯"、彼女の川デビューでした。 水の冷たさなのか緊張からか。 彼女は左手の指を何本か口に入れ、もみじの様な小さな右の掌で、僕の左腕をしっかり掴んでいました。その時の感触は、今でもハッキリと残っています。 そんな彼女もこの春小学生になりました。 そして、長良川の支流で一緒にシャワークライミングをできる程に成長しました。 「継続するということは、同じことの繰り返しではなく、成長し続けることなのです」 とあるテニスプレーヤーの名言なのですが、 一人でグイグイと川を歩いて行く彼女の背中と、七月の蒼い空を眺めながら、僕はこの言葉を噛みしめていました。 そして、こういう場所が、美しい川がある。 人を育むフィールドがまだ残っている。 その事に、感謝せずにはいられませんでした。 ほんとにありがとう。
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五周年(たぶん)記念コラム
「『長良川、部』の 、について 」 思えば、波乱含みの出だしでした。 2016年3月。 仲間に声をかけ、実現に向けて動きだし。 みんなに助けられながら、役割分担、プログラムの企画、ホームページ作成と進み。 7月6日の創部を目指していた矢先でした。 ちょっとしたミスがあって、創部と同時に休部する事態に。恥ずかしー。(笑) 今となっては良い思い出なのですが。 少し、ややこしくて。 「今年で、部活動何年目?」と聞かれると、 「えーと、2016年からだから6年目かなー? でも1年休部してるから正式には5年目かー!?」 みたいな感じになって。 ちなみに、5年が正式なのか6年が正式なのかは、僕にもよくわかりません。(笑) 1995年7月6日。 その日の記憶は、いまだ心の奥底にあって。 おそらく、生涯消えることは無いかと思われ。 これ程の無力感を味わったことは、後にも先にもありません。 その後も、市民グループで活動を続けるのですが、是か非かの行政政治的なアプローチが性分に合わず。遊びながら、楽しみながら、この川と向き合っていきたいと。 そして、正義を主張する為の活動では無く、"思いを紡いでもらえる活動"をしたくて、今日に至るわけです。 『長良川と遊ぶ部』 が、一番最初のイメージとしてありまして。 キャッチコピーである"長良川とあそぼう"をまず根幹におきました。そして、各自が各自の想いを、この活動に乗せていってくれたら嬉しいかなと。 そこから、僕らの母体である自然とどう向き合い、仲間や先輩や子どもたち、川や森や小さな生きものたちと、生きていく上で何を大切にすべきなのかを体感してもらえたらと思っています。 『長良川、部』は自由です。 コンセンサスもイデオロギーもありません。 よーするに、明確な主義主張がありません。 それぞれがそれぞれの思いを乗せてゆく。 それが、この 「、」に込められました。 もし誰かに尋ねられたら。 そんな感じで答えといてもらえると。 って、誰も聞かんかぁー(笑) 最後に。 自分勝手で気まぐれな監督に、根気よくつきあってくれてるスタッフへ。 創部以来、誰が欠けても"コノカタチ"にはならなかっただろうと本気で思っています。 全くもって感謝しかありません。 海より深くお礼申し上げます。 ありがとう。 2021年7月吉日(ウソだけど) 長良川のほとりにて(これもウソ) 『長良川、部』監督 吉戸清隆
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活動報告vol.54
更新日:2020年10月27日 奇跡と取るかヤラセと取るか」 2020年10月25日(日) 天候 曇り晴れ 風強し 気温 20℃ プログラム 紅葉登山 午前6時に全員がピタリと揃った。 それは、わが部では珍しいことで。 いつも誰かしらが少々遅れる。 これ、嫌味ではなく、個性だと思ってます。 あー、だからと言って、遅刻を容認したわけではありませんよ。 部員諸君。 今日は、オープン企画の銚子ヶ峰紅葉登山。 東海北陸道白鳥ICを下車し、登山口のある郡上市石徹白地区へ。 読めます?いとしろちく。 石徹白登山口。 この登山道は、白山へと続く南縦走路でもあり、旧美濃禅定道とも呼ばれています。 登り口から10分ほど石段が続き、登りきった棚地には、樹齢1800年のいとしろ大杉がある。 そこからもしばらく急登は続く。 ここで一回息が切れました。 心臓の鼓動がハッキリ聞こえ出したら、そう捉えることにしています。休憩です。 ここ、結構大事だと思っていて。 このあたりで無理をしてしまうと、後々へばることになる。運動の時のウォーミングアップと同じですよね。 その時、事件は起きました。 シートを拡げて腰かけ、いざ煙草を吸おうとしたのですが、無いではありませんか。 わっ、忘れました。痛恨の極み。 その後下山して一服するまで、どれだけ身悶えしたことでしょう か。想像してみてー。(笑) あとは、写真とキャプションで。 奇跡かヤラセか。 それぞれが御判断くだされ。 以上 監督より。
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活動報告vol.53
「百々ヶ峰ファミリー登山」 岐阜市最高峰! といっても標高417.9mの里山、百々ヶ峰に登ってきました。 百々ヶ峰は金華山と長良川を挟んでお隣の山で、 近隣のハイカーにはとても人気な低山です。 『長良川、部』でも登ろう登ろうと言いながらなかなか登れず、 今回は初めての登山となりました。 総勢13名での団体登山は賑やかでとても楽しかった。 今シーズン一緒にたくさん川で遊んだ仲間達。 大人も子供もずいぶん足取りがしっかりして、パワフルになりましたね。 河原を歩いたり、沢を登ったりするのは、 実はかなりコツのいることで、覚えれば一般登山道はへっちゃらです。 (そうでもない??) 低山ながら、山頂からの壮大な眺め、懐の深さを感じさせる山並み。 とても良い山だったので、また別の季節にも来たいなと思いました。
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活動報告vol.51
更新日:2020年10月1日 「新しい扉」 今まで生きて来て、一度も開けることのなかった扉というものが、人にはあります。 それには、様々な理由が存在して。 タイミングを逃したり。 きっかけが掴めなかったり。 仲間に巡り会えなかったり。 また。 ある程度年齢を重ね、物事の分別がつく大人になると、周囲の空気や自身の羞恥心がブレーキをかけることもしばしば。 2020年 9月27日 天候 晴れ 気温 28℃ プログラム ダウンリバー フィールド 山崎大橋〜関観光ホテル前 この日は、新しい扉がたくさん開いた、神回プログラムとなりました。 42才 ラフティングガイドデビュー。 41才 ダッキー単独(ソロ)デビュー。 39才 ダッキー2人艇デビュー。 監督などと、偉そーな肩書きを拝して。 何が嬉しいかって。 それが、子どもであれ大人であれ。 新しい扉を開ける瞬間に立ち会える。 これに勝るものはありません。 みんなサイコー。 控えめに言っても、お前らサイコー。 人が表現し得る美しさの中で、大人が見せる勇気と無邪気な笑顔は、きっと最上級だと。 そう断言しても差し支えないと思います。 そして、そんな仲間を繋いでくれる長良川へは、心からの感謝しかありません。 それは、風が強く吹き抜け、空の青が透き通って見えはじめた日曜日の事でした。 追記 アジメドジョウ。 チチブ。 うーーーん。 飼うべきだったかなー。 また会えるよねー(願)
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活動報告vol.50
「立山登山」 去年に引き続き、 今年も山小屋泊の登山に行きました。 場所は北アルプスを代表する3000m超級の山、 立山。 立山三山を縦走制覇するなかなか壮大な行程です。 去年は白山だったので、 日本三名山の2座目となります。 3座目があるかどうかは別として。。 参加者7名。 アルプスへの登山は初めて。というチャレンジャーも何名かいましたが、、 大きなトラブル無く楽しめて良かったです。 ちょっと、ハードだったかな。。 夕日と御来光は残念ながら雲に隠れましたが、 それ以外の何もかもがうまく行った。 そんな山旅でした。 今回も優秀なカメラマンが動画を残してくれましたので詳しくはそちらを。 山というのは一緒に登る人によって印象がかなり変わります。 高く見えたり、綺麗に見えたり、恐ろしく見えたり、楽しく見えたり。。 時間が経つと、山そのものより、登った誰かの印象の方が強く残っていたりします。 自分の場合、立山といえば今回のメンバーをずっと思い出すんだろうな。 だから何というわけではありませんが、 そういう山と人、記憶の結びつきってとても面白い。 ぜひ、また、一緒に! 最後に 「一歩一歩、負けないように 普通に歩けばいいんだ」 映画 春を背負ってより
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活動報告Vol.49
「ファミリーシャワクラ 2020」 8月22日(土) 晴れ 気温32℃ 長良川某支流にて、シャワクラをしました。 シャワークライミング。 わかりやすく言えば、沢登り。 川の中をガシガシ歩いて遡行する遊び。 盛夏には、もってこいで。 滝つぼにダイブしたり。 天然スライダーではしゃいだり。 岩から飛び込んだり。 今回初めてファミリー開催として。 シャワクラ初体験者多数でしたが。 川の中を歩くという行為は、様々なことを学べる良い機会だなと思いました。 石の色や形での滑りやすさ。 水の流れの強弱。 また、水面下の形状を予測し、足の置き場を考えるなど、川で安全に遊ぶためのスキルや知識が満載でした。 こういった体験を幼少からしているか否かで、その後のフィールドでの安全管理の大原則「自分の生命は自分で守る」に大きな差が出るのではと。 まー。 社会人として何かの役に立つかと言われると。 はなはだ疑問ではありますが。 余談ではありますが。 川の中を歩く時、履き物は何が最強か? それは、多分なんですがワラジだと思います。 以上。 シャワークライミングファミリー編でした。 総勢13名、下は8才から年長は55才まで。 リバーカンパニーのツアー感半端なく。 『長良川、部』が行く。 初めてシャワクラをする人も。 足の置き場、石の色や形に注意しながら進む。 序盤のハイライト。 滝つぼダイブ。 写真の彼女は、ダイブ初体験で。 「楽しー!何かっ、もー、スッキリします!!」 "何かっ、もー"の部分は、怖くて聞けません。 ただただ、気持ちいい。 陸上では、割りとクールな彼も。 水上だとこの表情。 わが部の、飛び込み隊のエース。 推定5mの大ジャンプ。 この後、可笑しかったのが。 先に一段下から飛んだ隊長が、最上段から再ジャンプ。隊長の意地ですね。 大人もはしゃぐ。 天然スライダー。 子どもはしゃぐ。 天然スライダー。 自称インドアの人もはしゃぐ。 天然スライダー。 弾ける水と笑顔 汽車ぽっぽ。 何度滑っても楽しい。 何度滑ってもタダ。 親御さんも安心安心。 段差があれば、飛ぶ。 それが、飛び込み隊長。 人と川と森と空と。 なんて美しい光景。 不思議なもので。 部のキャラクターである「ながらっぱ」を描いたとたんに、生命が宿ったようで。 擬人化されると言いますか。 だから。 包丁を突き刺しただけで、事件の様相となって。 見守る一同から悲鳴なんぞあがり。 その割りには、完食したのですが。
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活動報告vol.48
片知渓谷でシャワークライミングをしてきました。 シャワークライミング、略して「シャワクラ」と言ったりしますが 沢登りと同じ意味です。 水しぶきを思いっきり浴びてマイナスイオンたっぷりの 大自然の中を冒険家気分で登って行く魅力満載のアクティビティです。 しかし何回来ても片知渓谷の水は透明度抜群!! 見てるだけでも爽快な気分になります。 水量が多いと危険度が増しますが滝をロープで登ったりするような事は無く 長良川部がプログラムで使うシャワクラコースは比較的難易度が低く 初心者でも楽しめると思います。 小さな滝がいくつも出てくるのでその都度、岩をうまくホールドして 体と頭をフル回転して登っていきます。 滝つぼにダイブしたり巨石の上でお昼寝したり、もう最高ですよ。
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活動報告vol.47
気温34度、快晴。 長い梅雨があけて待ちに待ったラフティングDAY 水温、水量、水質もよくコンディションは最高! タープを張り、イスと机を出して準備が出来たら 大人も子供も川へ直行!やっぱ夏は川だね〜。 ラフト1艇、ダッキー2艇でダウンリバー SUPの練習に魚とり、そして飛び込み。 『飛び込みすると日頃のストレスがスカッと無くなるんです』 そぉ言って子供より飛び込む回数が多い大人も。いろいろあるんですかね・・・。 今回はいつも山をガシガシ走る山のスペシャリスト2名が初参加 川に身を委ねて流れる感じは日頃、山に挑む感じと違って楽しんでいただけたようです。 さぁ!今年の夏も長良川であそぼう!