追い風山行

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最終話         マロニエの記 オマケ

ようやく羽田に戻ってきた 初日のバゲージ破損トラブルもあったので 手続きに時間が少し掛かったものの 無事に入国も済んだ 乗り継ぎの国内線にはまだ時間がある 帰国最初の和食は何にしようか? ヨーロッパにいる間さほど日本食が欲しいとは思わなかった ただ、喉の渇いたとき一番美味しかったのは 「お〜いお茶」だった 次回旅行の機会があればスーツケースに数本入れて持って行きたいなと本心から思った とりあえずこれ食べたいというものはないけど 可能なら「卵かけご飯」というのはどうだろう

    • 第8話 マロニエの記

      旅行最終日はローテンブルクからハイデルベルクを見てフランクフルト空港から帰国だ 早朝ローテンブルクの城壁上通路を散歩してみた のんびりと歩いていたら朝食の時間が近づいた 3分の2くらい歩いて慌ててホテルに戻った 朝食が済みアウトバーンを抜けてハイデルベルクについた 活版印刷機の発明で有名なこの街は今回が初めての訪問だが 以前勤めていた会社にハイデルベルクという大きな印刷機があったので個人的には耳馴染みだ やはり機械で有名なこの町はお城と大学が街の中心だ 学園都市には独

      • 第7話 マロニエの記(ノイシュバンシュタイン城〜ローテンブルク編)

        フュッセンで目覚めると快晴の朝 昨夜見ることができなかったホーエス城へ朝の散歩に 朝7時の時報のチャイムの音が美しい♩ 騙し絵窓のあるお城は静かな佇まいだ 街の石畳みも美しい ドイツの観光地は日本のように綺麗に清掃や整備がされているので気持ちいい 朝食からシャウエッセンとハム 長野県で蕎麦が美味いように ドイツで食べるハムは本当にどこで食べても美味しい バスに乗り込みノイシュバンシュタイン城入り口のホーエンシュバンガウに 駐車場からさらにお城の展望台まで乗り合いバス

        • 第6話 マロニエの記(スイス〜リヒテンシュタイン編)

          インターラーケンを発つと湖水地方の道路を抜け駅を横目に古都ルツェルンの街に入る 珍しいトロリーバスも市内を走っている バスを降りるとまずトイレ どこの国にもトイレには落書きが定番だ 数人の人達が先に用を足して出て来られた 聞くと変な便器だという どうみても手洗い場じゃ無かろうかとわたしはそこを使わなかったが真偽の程は如何に 瀕死のライオンというのが有名スポットだ フランス革命軍から城を守るために殉職した衛兵たちのために作られた 市内の通りを進むと壁の角や窓の周りに装

        最終話         マロニエの記 オマケ

          第5話 マロニエの記 (スイス編)

          ジュネーブを出発 ジュネーブのなかにはほぼスイスらしい要素は見られない 所謂都会なのだ 朝食をたべたら 朝の街を少しだけ散歩 狭い通りを縫うように ストリートカーの線路と 架線が張り巡らされている 湖水地方の道路を通り ときに線路と並走 登山鉄道を横目にバスはユングフラウに向かう拠点のグリンデルワルドに向かう サービスエリア内のトイレとお店だ 有料のところが多い だいたい1スイスフランくらい つかうと金券をくれる みなチュッパチャップスと交換していた グリンデルワルド

          第5話 マロニエの記 (スイス編)

          第4話 マロニエの記(ベルサイユとTGV)

          朝、ノルマンジー地方を出発 モン・サン・ミシェルから再びパリへ向かう パリまではまたバスで陸路5時間だ 行き先はベルサイユだ パリの隣町で南に約20キロの政都 ベルサイユ宮殿に入る前にレストランでランチ パスタ系肉料理とキッシュ これまたエクレアのデザートの頃には腹一杯 いよいよベルサイユ宮殿だ 入場時間は細かくコントロールされている 以前2度訪問しているが その頃は空いていたせいか 並んで入った記憶はない ようやく入場も荷物チェックを受けるが 形式的な感じ 中に

          第4話 マロニエの記(ベルサイユとTGV)

          第3話 マロニエの記 (北部編)

          同じ宿2日目の朝食は昨日と同じもの この辺りは日本風の2日交代メニューを真似してほしいものだ パリ3日目の朝は早朝から土砂降りとなった ホテルの玄関からバスに乗り込むまでの10メートルでさえびしょ濡れになる程の雨 カッパを着込んで出発だ 朝のパリの高速は凄まじく渋滞している I時間くらいかかって有料の北向き高速に入った頃には雨もあがっていた ヨーロッパの高速道路もパーキングエリアはガソリンスタンドどお店が一緒になっている所が多い(いまは電源スタンドも数機設置されている)

          第3話 マロニエの記 (北部編)

          第1話 マロニエの記

          パリ,シャルルドゴール空港に到着した 時計をフランス時間に調整する 時差はマイナス7時間 朝日本を出て役立つ13時間飛行 着くと日本で20時ごろのはずが 少し戻って13時半過ぎ ドゴール空港内は意外に古い 前回25年前に来たときに比べて廊下の隅などあまり見えない場所の傷みがひどいが オリンピック用に急遽直している印象だ 空港はすでにオリンピック用の飾り付けがされて五輪到来を期待させる バゲージが少し空港で傷んでいたので破損証明をもらいに窓口に向かうも なかなか受理されな

          第1話 マロニエの記

          第2話 マロニエの記

          時差ぼけ初日の夜明けがきた どうせ眠れないならホテル周辺でも散策しよう トラムの駅が近くにある 通勤の人々がたくさん通り過ぎていく レール幅は国内と同じ感じだろうか トラムの新型車はドイツあたりで作られているケースが多いのかどこも同じ感じの作りだ 街乗り自転車は目立つ色だ そういえば舗道の車道側1メートルくらいは自転車レーンとなっている ぼんやり舗道を歩いているとすごいスピードで自転車が突っ込んでくるので注意が必要だ 朝食を終えてルーブル美術館に向かうバスにのった ル

          第2話 マロニエの記

          第プラスマイナス0話マロニエの記

          前泊、浜松町チサンホテルを早起きで空港に急ぐ 旅行代理店カウンターに挨拶をすませる バゲージを預けるときも特に開け閉めは必要ない エックス線技術が進み空けなくてもほぼスーツケース内は丸裸なのらしい 搭乗前の出国チェックはほぼ機械化されていた ゲートで仁王立ちし脇をあげほぼ水平に手をあげて機械のチェックを受ける 機械前で携帯などは事前に身体から遠ざける 昔の映画、トータルリコールのような全身スキャンを受けるとあとはほぼノーチェック やはりスーツケースの開け閉めもなくすんなり通

          第プラスマイナス0話マロニエの記

          マイナス1話マロニエの記

          羽田発のANAパリ行きでヨーロッパに向かう には出発時刻が朝8時台と早いので前泊が必要になる  浜松町のホテル チサンホテル浜松町は 浜松町駅に近い位置 しかも舗道に屋根がついているので雨の日でも荷物をもって移動することができる しかしながら、駅の通路が古くオフィスビルまでの区間に2箇所階段があるので荷物の大きな旅行者には注意が必要だ 階段の件は企業にいたときに通勤で何度も通っていたので知っていた そのため難なく移動できた 海外出発前の夕食にはラーメンか寿司というのが定

          マイナス1話マロニエの記

          トノバン

          (ネタバレあり注意) ♩いの~ちぃかけてと~♩誓~った日から〜 音楽記録映画のつもりで気軽に八丁座に入ってみた ところが、北山修さんから始まる所謂トノバン(加藤和彦さん)のエピソードトーク集映画だった 時代の音楽を追った懐メロ番組的な記録映画を想像していたのだがまったく違った NHK特集とかと同様の証言番組映画だった アマチュア時代のエピソードから 大手音楽会社、出版社、ファッションデザイナー、そしてミカバンドを中心にしたミュージシャンの面々 その多彩な音楽がスクリー

          第21話 最終話昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし

          最後の仕上げは川 大きな川ではない。溝程度の細い小川 土手は山の斜面と同様に残り物の砂と芝を使ってボンドを混ぜて塗り付けよう 川はYouTubeを見る限り鉄道模型用の透明な粘度のある液をつかうらしい 調べてみると結構なお値段がする DAISOレジンを使った記事もいくつか見つけた 水深の深い水を表現するときはレジンを使用するのが常套手段 触ったことはないがレジンは強い匂いがするらしい レジンを買いに行くととても小さなチューブが100円 さまざまな色も用意してある マリンブ

          第21話 最終話昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし

          第20話 昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし

          薄い芝のうえに濃い緑の粉をまばらにふりかけてみた なんとなくそれっぽい^_^ 山の上の方はペンキ塗装のまま終了でもいいかな と思ったものの キャンドゥで買ってきた緑の葉を貼ってみた 山の形成で失敗したところに置くとなんとなくボロ隠しできる 少しだけ貼ってみたが部分的に貼ると ほかの貼って無い場所がさみしくなった 例の芝生もかけてみた 山の下の方なら雰囲気出るけど上部はやはり木々生えたの森でないとおかしな感じがする 仕方なくふたたびキャンドゥで追加の葉っぱを買ってきた 追

          第20話 昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし

          第19話 昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし

          YouTubeで調べると芝の貼り方は茶こしで均等にばら撒くのが正しいらしい すでに塗装が必要な部位以外は布素材などで仕上げたあとなので、茶こしで高い位置から芝の粉をふりまくと必然以外の場所にも撒いてしまう ピンポイントで撒くことができない 必要以上についた粉はひっくり返して除去している画像も見つけた そんなのは半完成のジオラマでは到底無理 完成まで暗雲が立ち込める せっかく買ってきた茶こしの使用は予行演習段階で断念した 指先で少しずつ撒いてなんとか形になった ふたたびYo

          第19話 昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし

          第18話 昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし

          地面の発泡スチロールが出ているところはすべて茶色い梱包材用紙で覆う事にした ノリは障子用の水ノリが余っているのでこれを活用しよう 乾燥を待っていよいよ山や地面の化粧にはいる 町の後方の緩斜面から芝の塗布を行うことに決めた 最初に水で薄めたボンドを作った なかなか溶けにくいのでゆっくり攪拌が必要だ 茶こしがないので小さなヘラでおそるおそる芝のコナをふっていく 化粧の具合も初めてのことなので塩梅がわからない ノリを塗ってからとりあえず、小型の予備モデルに芝の粉を振りかけてみた

          第18話 昭和レトロ?初のミニチュアの街づくりをDAISO品と廃品で作る安上がり鉄道模型に挑戦した無謀なおはなし