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第5話 マロニエの記 (スイス編)

ジュネーブを出発
ジュネーブのなかにはほぼスイスらしい要素は見られない
所謂都会なのだ
朝食をたべたら

謎の朝食たまご?おそるおそるあけると茹で玉子だった

朝の街を少しだけ散歩
狭い通りを縫うように
ストリートカーの線路と
架線が張り巡らされている

湖水地方の道路を通り
ときに線路と並走
登山鉄道を横目にバスはユングフラウに向かう拠点のグリンデルワルドに向かう

ガソリンスタンド 3〜400円/L見当か

サービスエリア内のトイレとお店だ
有料のところが多い
だいたい1スイスフランくらい
つかうと金券をくれる
みなチュッパチャップスと交換していた

グリンデルワルドの駅に着いた
だんだんとスイスの牧歌的風景に近づいてきた

手洗い
腰高便器
店内にはお酒から
日本式食料品までたくさん並んでいる
赤くて可愛らしい登山鉄道電車と線路


グリンデルワルドからは登山鉄道にのり
中継地点のクライネシャイデッグに向かうことになる

途中にはアイガー北壁をのぞむ
上下線のすれ違い
歯車

クライネシャイデッグではユングフラウに向けて乗り換えの登山鉄道を乗り換える
きつい斜面を登るために歯車が路面についているのがわかる
ちなみに登山鉄道は機動車は登りも下りも常に麓側になる
下りで機動車と万が一切り離されると客車はコントロールが効かず下り線路を滑り落ちて行くことになるからだ

美しいチロル地方の建物
パン屋やカフェもある
プリンだったっけ?
このりんごペーストが激うま!
スープ

ここクライネシャイデッグで乗り継ぎを待つ間
ランチタイムだ
チロル地方も芋料理が中心だが
ここではマカロニ料理ビールがうまい

30年前に来た時には5月初めだった
ことあたりはまだ雪が積もっていたので
スキーをしたのだが残念ながら
どの辺りの斜面を滑ったか覚えていない

可愛らしすぎる登山鉄道
可愛らしすぎる駅員さん

いよいよ紅登山鉄道にのってトップオブユーラのユングフラウ展望台に向かう
氷河の割れ目が間近に見えた

氷河は青っぽい

途中一旦停車し展望台を望む

5分くらいしか停車しないので慌てて車内に戻って来る

しばらくすると目的地ユングフラウの展望台だ
展望台の駅からさらにトップの展望台まではエレベーターだ

前回30年前は殆ど景色は見えなかったが
今回は山の姿は確認できた

氷の回廊も昔通りだが
展示物はさすがに30年前とは違うピアノを弾くまえに痔になるだろう^_^

世界最高所の郵便ポストだ
同じくこの建物内の郵便局でポストカードを求めれば日本に送れるようになっている

もともとは日本観光客と日本観光業者がこの場所やロマンチック街道の開発に関わってきた
歴史的には日本人観光客がこの地を有名にしたといえる
その関係で日本のポストが設置されていたりする
一方で、経済力を後から蓄えて世界を旅行するようになったアジアの大きな国は
日本だけが優遇されるのはおかしいとクレームをつけた
そのせいで以前よりは日本式の看板類はずいぶん減らされたと聞く
数の論理は暴力的だ

下りはクライネシャイデックの手前で鉄道を降り、ゴンドラでいっきにグリンデルワルドまで下山する
切符が煩雑なのでとりあえず切符は最後まで全部保持しておくことをお勧めしたい

箱庭のようなスイスの山岳地帯
アルプスの少女の景色が思い出される

下山後は再びバスにのりインターラーケンの街に入る

インターラーケンは湖に挟まれた避暑地で景色も軽井沢などの観光地の装いに近い

夕食はこの地方の名物料理のチーズフォンデュだったが、前菜扱いだったらしく少しのバケットをクシに刺し底に僅かのチーズを付けてたべた

メイン料理はカツだがもはや当然の顔をしたお芋がそこに添えられる
ポテトフライはすでに3年分くらい食べた気分だ^_^

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