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どーも。きよともです。

RPAについて思う事をポツポツ書いてます

今回は自動化のゴールについて

自動化してなになるのか?
というか意味はあるのか?

RPAの本でよくあるのが事例紹介。
「100時間削減!」「年間10,000時間削減!」
など。

こういった削減効果は非常に重要だが、
この時間を削減した結果、
企業に何が起こったのかはあまり触れられてない。

100時間の削減が出来たとして、
その後それにどういう価値があるのか。

そもそも自動化というのは

「企業」からしたら、
従業員を減らせるわけではない

「従業員」からしたら、
自動化した分だけ違う仕事を任せられるだけ。、
仕事が減るわけではない。
給料が上がるわけでもない。

自動化なんて
いくら削減効果を見出したとしても、
削減効果分の人件費をすぐに削れるわけではないし、
むしろシステム費やそのランニングコストが乗っかる。

従業員としても、新しいシステムを覚えるという負荷がかかる。
RPAなんて特に時間がかかる。しかも通常業務をこなしながら。

では自動化のゴールってなんなのか。

上記のこ事を踏まえると、
現状は「付加価値の創出」になるかなと。

自動化して、
・その分の時間を売上拡大に繋がることに投資する
・新しい事に挑む時間を余裕を作る
・ミスが許されない機械的な業務から解放される
・やりがいを感じる仕事に専念できる

などになってくるかなと思う。

またその過程で、会社としてはデジタル人材を育てる事に繋がり、
従業員としてはそういったスキル獲得に繋がる

現状は自動化したところで企業も従業員も、
すぐに目に見える形での対価を得られるわけではないので、
そこを理解した上で、
そういった付加価値を創出することに意義があるのかを考える必要がある。

自動化の目的は人員削減ではないし、
自分の仕事がラクになることでもない。

自動化を進める上で、
自動化する上での目的やゴールをきちんと整理するこは重要だなと思う。

▼お薦めの本
RPAに関する本はたくさんあり、私も20冊ほど読みましたが、
一番おすすめがこちら。

PAの本は全体的に、
RPAにおけるメリットやデメリット
・導入事例
・RPAの将来性
など似た内容が多いですが、
この本は「RPAとは」というのが体系的に書かれており、
絵での説明も多くわかりやすいです。

読みやすい割には情報の横幅が広く、
全体感を知るのにはとてもいいかなと思います。

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