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どーも、きよともです。

DX関係の仕事に転職して約2年。
RPAに関わる事も増えたので、勉強をする事が増えた

色んな企業様の導入に携わることも増え、
成功も失敗も見てきました

この分野で仕事をする上で、
RPAの機能だけではなく、もっと本質的なことや
システムとしての立ち位置などを理解したく、
実務経験を積みながら、本も20冊ほど読みました。

そこで得た現時点での思うことをいくつかまとめます

RPAは魔法の杖である

色んな本には「RPAは魔法の杖ではない」と書いてあった。
理由としては、まるで魔法を使うように簡単に自動化できないから

それは非常に納得。
でもそれを踏まえて僕はむしろ「魔法の杖」だと思う。

なぜか

RPAには魔法のように色んな事ができる可能性があり、
一方で魔法の杖である以上、使えるのは「魔法使いに限られる」

戦士や剣士に渡したところで意味はない。使いこなせない

RPAも一緒で誰でもはやっぱり使えない。
プログラミング経験が無くても出来ると謳っているが、
手放しで簡単と言えるものではない。

少なくてもプログラミングにおける基礎知識は必要。
普段Excelも触ったことが無いなんて人にはさすがにハードルが高い

日々業務に追われている人を救えない

「日々の業務が忙しく、ろくに休憩も取れない」
「だからRPAで自動化したい」

こういった状況はRPAに向いてない。

RPAは自身で学び、エラーと戦いながら、自動化を進めていく
導入と同時いきなり業務がラクになるなんてことはない

新入社員に懇切丁寧に指導する余裕がまだないベンチャー企業と同じで、
日々業務に追われている場合、RPAに業務を引き継ぐ余裕が生まれず、
後回しになり自動化が進まない。

そういった場合はまず業務整理や業務のリストラ
マンパワーを増やすなど余力を作る事の方が優先になる。

自動化に関心がある忙しい人ほど、
逆にRPAは難しいという悲しい状態になってしまう

他にもいっぱいあるので、少しずつまとめていこうと思います。

ちなみにマイナス的な書き方が多かったですが、
RPA自体はすごく好きで素晴らしいツールだと思ってます。

ただ、「RPAとは?」というのをしっかり知らないと
期待していたほど使えないツールになってしまうので、
そうならないようにリアルな部分を知ることが大事かなと思います。

RPAに関する本はたくさんあり、私も20冊ほど読みましたが、
一番おすすめがこちら。

RPAの本は全体的に、
RPAにおけるメリットやデメリット
導入事例
RPAの将来性
などが書かれている本が多いですが、
この本は「RPAとは」というのが体系的に書かれており、
絵での説明も多くわかりやすいです。

読みやすい割には情報の横幅が広く、
全体感を知るのにはとてもいいかなと思います。


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