2~3歳の子どもが激しく動くのは健康な証拠
2~3歳の健康な子どもは、
大人にとっては
みんな【手に負えない!】ぐらい大変です。
☆ 勝手に、ものすごい勢いで動き回る
☆ 何でも触る
☆ どこにでも登ろうとする
☆ ダメというと、余計にする
☆ 隠れて色んなことをする
大人はヘトヘトになります。
これが【健康な2~3歳】の状態です。
ところが一度、
『発達障害かも知れない』
『ADHDかも知れない』
と、少しでも思ってしまうと、
2~3歳児特有の多動性、衝動性を耐えがたい苦痛だと
感じてしまうかもしれません。
まず、とても健康な状態でも、
【2~3歳は激しい!】
ということを、知っていると安心しますよね。
そして何よりも重要なことは、
その激しい動きこそが、子どもの体や感覚の基本を育て上げ、
それが後の、認知や学習を育てる基本になっているということです。
2~3歳の頃、激しく動き回ったり、衝動的に動いていた子どもも
そのことによって、体のと感覚、認知の発達が充分に進むと
5~6歳には、落ち着いてくるものです。
もしも、その状態が、少しだけ長く続くようであれば
3~4歳の段階の発達課題
【平衡感覚】のチェックをしてみると良いでしょう。
✅ 片足立ち
✅ タンデム歩き
などで、幼さがあれば、体の基本から復習してみると良いですね。
そこに発達のつまずきがあれば、それは取り戻すことができます。
【2~3歳の時、とても大人しくて良い子だった】
と、言われがちなお子さんは、
実際には、体の発達で、少しだけ幼いところが隠れていることも
あります。
そのような子は、良く動く子に比べて、
発達のつまずきに気付かれるのが、遅れる傾向にあります。
その場合も、
【平衡感覚】をチェックしてみて
幼さがあれば体の動きを発達の復習して取り戻すと良いですね。
そのような発達の順序が分かって
『2~3歳は激しく動くもの』
『2~3歳の子は手に負えないくらい大変!』
と分かると、心は落ち着いてくるかも知れません。
それでも、子どもの動きがあまりにも激しくて大変なときは、
地域の子育て相談などに助けを求めて下さい。
いずれ過ぎ去るにしても、
『今、自分は大変』
という気持ちも大切にして下さい。
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