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消えて欲しくないものを守っていくためには

”衣・食・住”以外のものにお金を出すのをちょっと躊躇ってしまう人間です。
本当に必要なものなのか、贅沢しすぎなのではないか、と悩むのですが、衣食住以外のものでも『生きるために必要なこと』ってたくさんあると思うんです。

人によってそれぞれ「これが消えてもらっては困る!」というものは違うと思うけど、必ず何かはあるはずです。
そういうものには積極的に課金していかないと、と少し焦っているんです、実は。

私が生きていく上で、音楽も演劇も本も漫画もアニメもとても大切です。
最近は行けていないけど、美術館にだって行きますし、動物園や水族館も大好きです。

そういう自分にとって大切なものが消えてしまわないように、私は”衣”をちょっと節約して課金しています。
好きなアーティストのCDは借りずに買う!
Kindle Unlimited の誘惑に負けず、紙の本を買う!店舗で買う!(本も好きだけど本屋という存在も好き)
グッズを買う!そして使い倒す!
そうやって、大切なものたちが消えていかないようにお金を使うことで、自分自身も元気になっている気がします。

「応援したい」という気持ちよりも「今日も存在してくれてありがとう」というような感覚に近いです。

文化とか、芸術とか、娯楽とか、その境界線は私にはよくわかりませんが、とにかく世の中に対して何か価値のあるものを発信し続けるというのは大変なことです。
お金も時間も体力も精神力も人の繋がりも、たくさん必要なんです。
だからそれで楽しませてもらっている身として、提供できるのは自分のお金と時間だけなんですよね。
足を運ぶこと、購入すること、それが「頑張って!!」なんてメッセージよりも確かな支えになると思います。
(両方すれば尚よしですが)

自粛ムード漂う期間に、残念ながら消えてしまうものもあるかもしれません。
だからせめて、皆さんも自分が大切にしているものが消えてしまわないように、できる範囲で課金して欲しいな、なんて思います。

ちょっと逸れますが、音楽のサブスクは、再生回数に応じてお金が入って来るシステムになっているんですね。
自分もアルバムをサブスクのサービスに出しているので、毎月レポートがきます。
ダウンロードの方がもちろんお金は入ってきますが、1円でも報告に上がっていると「再生してくれた人がいるんだな」と励みになります。

アナログと言われてしまうかもしれないけど、CDのジャケットとかブックレットとかも一つの作品だと思うので、できればそこも含めて扱って欲しいな、なんて思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!