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⑩【親をアシスト】ふわっと見守るつづき
さて、今日は看護師さんに知恵をもらいたいことがありまして。
送って行くという口実で、ブンブン、ペエくんと離れて外で話しました。
「あの、今後のことを母と一緒に考えては? と前に言っていただいた件ですが、全く話し合えてなくて。母はずっとシャットアウトしています。看護師さんから今後、何かの折に水を向けてもらえませんか」。
そんなこと言われても、と感じたと思うのですが。看護師さんおふたりは、うんうんと頷いてくださり。
「じゃあ、必ずできるかわからないですが、1回、私たちが前ふりしてみましょうか。それで2回目は娘様がいる前でどうするのか再度聞きますね」とトライしてくれることに。
あっこれも伝えなくては。「キーパーソンを私から母に変更した方が良さそうです。私は看護師さんなどにたびたび電話するので、それで情報聞かせてもらう仕組みにしたいのです」
ブンブンの気持ちが整理できてない今は、それが良いと思う。
「そうなんですね。では、『なんで知ってるんだ』となってしまわないようにお願いしますね」と念押しはありましたが、ご了承くださいました。スミマセン、家族が統率取れていないのに巻き込んでしまい。
看護師さんはもう普通の表情に戻り、今日の補足をしてくださいました。
「通うの辛くなったら訪問医療に変えたいと、お母様が言ってましたよ。手すりがついて、お父様当人だけでなくお母様ご自身も立ち上がる時に助かるって言ってましたね。なんだか今日は、疲れているご様子で心配しました」などなど… 。
深々とお辞儀をして車を見送り、部屋に戻るとブンブンがコーヒーをいれてくれました。分かりにくい人だ。今、複雑な気持ちを抱えているんだよね。
ブンブン、ペエくんと少し話したのち、包括支援センターへ。
「その後、母から連絡来たりしてないですか? 今、訪看さんが来たのに合わせて実家を覗いたんですよ。訪問看護さんが『シャンプーなどお手伝いしますよ』と言ってくださったのに『まだいいです』と断っちゃったり、もう、全然受け入れないんですけどね」。
「そうでしたか、なるほど。実は介護認定の協議会が明日なんですよ。要介護の段階が変更されると思うので、その書面が数日のうちにご実家に届きます。では、書面のコピーをいただきたいということでご実家に連絡を入れますね。次に訪問看護さんが来るのはいつですか? 私も行ってほかのサービスをお使いになるよう勧めますね。看護師さんがいる前の方が納得して受け入れやすいと思いますので。お母様はご自身に限界が来るまでいらない、とおっしゃっていましたが、それでは遅いでしょうから。お試しして『こんなもんか~』と分かるよう使ってみてください、とお勧めしますね」。
なるほど、プロに投げ掛けると、即、段取りが決まる。こうやって子供が根回しの電話をするとスムーズなように思います。では、次回訪問看護さんが来てくれる数日前に、段取りの確認電話をしようかな。
帰りの駅で階段を見上げると。一段一段に、のぼりのぼり、くだりくだり、と書いてある。人生追い立てられている気がします。自分は人生下り組。
ああ、ちょっと疲れてしまいました😅
乗り換えの合間に駅ビルをウロウロして、アクセサリーなど買っていい自分ルールを作っているのですが。今日はうちの子うっくんが、またも目をこすってしまい、真っ赤に腫れてパパがお医者に連れて行ってくれているんです。だからダッシュで帰ります。
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