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2021年note総括(記事ベスト3)


今年はこのエントリ含めて45本の記事を公開しました。なかでも「もっとも読まれた記事ベスト3」と「個人的に印象深い記事ベスト3」を、振り返りを兼ねて掲載します。

「もっとも読まれた記事ベスト3」


3位:

ZORN「無題」公演に向けて(6/11公開)
今年1月の武道館公演にたまたま導かれるように参加したら、すっかりファンになっちゃって、今年1年通して「推し活」を続けたラッパーのZORN。8月ちょうどオリンピック・パラリンピックの頃に僕が大病した際には、ZORNが参加したパラリンピック・キャンペーンソングに涙を流しながら励まされて、9月の「無題」公演@横浜アリーナに参加することを楽しみにモチベーションに、リハビリに努めた。思い起こせば今年は1年通して度々、氏の音楽に、言葉に、救われてきていた。有難かった。

2位:
演劇考(7/16公開)
何度通っても毎回幻滅してしまう、演劇という表現方法。ロロの「いつ高シリーズファイナル2本立て公演」、NODA・MAPの「フェイクスピア」、ナイロン100℃の「イモンドの勝負」、今年の観劇はこの3本で、判断するには尚早かとも思うけれど、やはり、やはり退屈で仕方がない。と判っていながら、それでもまた来年も何本か観に行くんだろう。なにか刺さるものを期待しながら。

1位:
ZORN「My Life at 日本武道館」レポート(2/10公開)
上に書いたように、2021年はZORNに始まりZORNに終わる、日本語ラップの1年だった。年明けの武道館公演。そこからおもにTHA BLUE HARB、YOU THE ROCK★、KOHHと舐達磨を飽きるほど聴き続け、ライブに通い、最後は12/24発売のZORNのアルバム「Tuxedo」と12/28の東京ドームシティホールでのKOHHラストステージで締め。こんなに日本語ラップ浴びたの15年ぶりとか?聴いているうちに自分でもやりたくなって、昨年から録りためていたデモ音源を2021年内に仕上げようと思っていたけれど、それは叶わずだった。2022の目標にしよう。


「個人的に印象深い記事ベスト3」

ひねもすのたり(4/26公開)
コロナ禍もあいまって、家族との時間が増え、日々成長していく子供をいとおしく見つめる。家族内の、手の届く範囲の日常を丁寧に暮らす。そんなモードがだんだん身についてきて、考え方も、テンションも、トーンも、オーガニックになりつつある昨今。この変化は年齢ゆえかと思いきや、そうとも限らないのかもしれない。昨年来の制限下でなにか世界的な潮流のような、意識の変革の流れを知らずと自ずと受けているのかもしれないな、なんて思う。そんな1日の様子を綴った、ある春の日記。

能楽教室にて(6/25公開)
かつて「毎月1つは新しい経験をしよう・未体験に触れよう」と心がけていた頃があって、久しく忘れていたが、昨年末に機が熟して日本伝統芸能の世界を覗きにいってみた。ら、こちら素人の受講者相手に、既得権益賛歌ゴリ押しの演目の稽古をつけていて、だいぶガッカリ。
古典を保持するものは、その生い立ちや、背負うものの大きさから自分たちがあたかもマジョリティーであると錯覚しがち。けれど実はとっくにマイノリティーになっていて、意識的に「自分たちはガラパゴスなのだ」の認識して世の中と折衝していかないとキビシイよ?世の中の意識とだいぶズレやねじれが生じてるんだよ。という事実を、まざまざと身をもって学んだ体験記。この経験は伝統仏教教団に身を置く自分にとって、同じ穴の狢になるまいと自省となった。

ほぼ皆既月食の夜(11/19公開)
気象病や偏頭痛が頻回するようになって、今年は大病もして、臥せっている時間がかなり増えた。また自らの生活を省みると、家庭をもって、ペース配分の変化、リズムの変化にそれこそ病むほど苛まれたが、5年経ってなんとか移行が完了した様子。すると睡眠時間もかなり増えた。
睡眠時間が増え、さらに臥せっている時間も増えたので、今年は眠っている(気絶している)時間がとても長くて、そのぶん、夢を見ている期間も長かった。その影響だろう、夢が日常に浸食してくることが増えて、目覚めても、夢の影響をかなり引きずる日があった。今年の44本のエントリを見返しても夢の記事が驚くほど多い。そんな夢のエピソードの中でも印象的だったものを1つ。


来年はどんな年になるだろうか。いや、していこうか。


<了>


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