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#タイムマシン ニューヨークレポート No 10 By 霧生宣子 記7/20/2001 ブラジリアン・ジャズ in ニューヨーク
土曜日の午後、ユニオンスクエア (14丁目)には、フリーマーケッ トの露店が並び、新鮮そうな野菜や農場から来た手作りのアップルパイやジャ ムなどに沢山の人が群がっている。その人ごみを押し分け 16丁目西側の道路を渡ると大きな字の「コーヒーショップ」という看板を目にする。そのあたりまで来ると「あれ!このリズムは・・・」ブラジルのサンバやボサノバのメロディとリズムがかすかに開こえてくる。
こ
#タイムマシン ニューヨーク・レポート No7 By 霧生宣子 記 2/ 28/ 2001 IAJE国際協議会 in ニューヨークパート2
*1月12日(金曜日) 三日目*
<1/12 9:00AM, ニューミュージック リーディング セッション(ヴォーカルの部)>
楽譜出版の会社がヴォーカルグループの為にアレンジされた新譜をたくさん持ち 込み、その場でステージの上にいる16人程のヴォーカルグル-プが初見試唱をし、紹介する。曲目はスタンダードソングの「枯れ葉」や「イッツ オンリー ア ペイパームーン」「ジョージア オン マイ マイ
#タイムマシン ニューヨークレポ-ト No4. By霧生宣子 11/28/2000 Jazz Education in ニューヨーク
ニューヨークの今年のThanksgiving day(11月23日・感謝祭 の祝日)は、まだ12月前だというのに大寒波に見舞われた。 テレビの生中継で毎年恒例のデパートメントストア「メイシーズ」の前で行われる大風船のバレードを見てい たがアメリカのいろいろな州から参加した高校や大学のマーチングバンドが演奏しながら行進していた。中でも零下2°の寒さの中、必死に笑顔をつくりパレードで踊っていたハワイ
もっとみる#タイムマシン ニューヨークレポート No3.By霧生 宣子 10/20/2000 *Monday Night inニューヨーク~The Big Bands *
どこの街にもその街の知っていなければならない「暗黙の了解」というものがある。 ニューヨークの月曜日といえば、まずほとんどのブロードウェイショウはお休み。いつもは華やかなタイムズスクエアも少々静かな夜となるのである。代わりと言ってはなん だが、「ニューヨークの月曜の夜」といえば、Big Band。その始まりをたどってみると1965年にヴィレッジヴァンガードでスタートしたサド・ジョーンズ(トランペッ
もっとみるタイムマシン#2 ニューヨーク・レポートNo2.By霧生宣子9/ 14/ 2000 *オータムインニューヨーク~ソーホー ストリート アーティスト 物語~*
9月のニューヨークは慌ただしい。長い休暇から帰って来たファミリーやビジネス マンが、「今年の夏はどうだった?」などと、あちらこちらで挨拶を交わしている。 9月4日の Labor Day レイバーデー(動労者の休日)にはマンハッタンの街中をバレードが行われ、その終わりと共に「今年の夏も終わった」という気分になる。
慌ただしいのは町の人々だけではない。学生にとって9月は新学期(日本でいう4月の様
【タイムマシン#1 ニューヨーク・レポート No1. By 霧生 宣子 8/ 10/ 2000 *Free 野外コンサート in ニューヨーク*
(これは20年前、レポートした記事です。私が本名:霧生宣子として書いたモノです。今後「タイムマシン」というマガジンとして有料にて掲載致します。)
ニューヨークの今年の夏は、とても涼しく過ごしやすい。昼間でも26℃ ~23℃ 夜は18℃~25℃と50年以来の冷夏となっている。野外コンサート好きのニューヨーカー達はそれぞれ好みのスナックやお弁当、持ち運びの椅子等を持参し、ジャズやクラシックの素晴らし