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2014年版パリ滞在記スタート! COUCOU PARIS part5の1:航空券1人13万円、1ユーロ=143円(29泊30日と結構長い滞在・・)アパートを借りて”自炊”するのが旅のテーマ!

2008年から2017年までの9年間で7回渡仏し、パリのアパートを借りて暮らした日々をまとめて「COUCOU PARIS」という題名の電子本を出版しました。
part1 2008年はこちら= 
https://www.amazon.co.jp/dp/B09XTWQN9R
part2 2010年はこちら =    https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXG2BDKH
Part3 2011年はこちら = https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW6LJXYD
Part4 2013年はこちら = https://note.com/nabetsuma/m/maeb9ffefeb41

part1 10年ぶりに訪れたパリで・・「初っ端からスリに遭った話・保険会社との折衝・エレベーターなし8階物件&共同トイレ&流れないシャワー&空中に浮いているダブルベッド」等々、なかなかな話題がてんこ盛り。

part2 2年後、少しおりこうさんになって「短期滞在型の宿の見つけ方・旅程&チケット・旅の荷物」などパリ滞在に役立つ情報を紹介する側に。旅のテーマは「パン探求&テイクアウト」。

part3 滞在日数20日間、ユーロ=円の為替レートが「1€=104円」とこれまでで一番の円高となった。ということで手軽に美味しいものに食いつき探求が進んだ。

part4 2年後、6月のパリは気候変動の嵐に巻き込まれていた。なんと初日から土砂降りの洗礼に遭ったのだ。そもそもパリっ子たちは傘を持たず傘をささない人たちだったのに。雨が降り始めたらいずこからか傘売りが出現! びっくり!!

さて、part1〜part4にも相方の「パリ古書店巡り」の記事が入っているが、もっと「パリと本の話題」が読みたい方は相方の「パリどん底古本さがし」をぜひ。

旅行記は数限りなくありますが、COUCOU PARISは「美味しいもん好きの観光しないツマ」「難病古本憑きの相方」が2人してパリの街中で、ほぼ互いに自由行動(放牧)で繰り広げる『勝手好き放題のパリ』となっています〜

なお「COUCOU クークー」というのは鳥のカッコウの鳴き声、もしくは子どもを呼ぶ際によく使う呼びかけです。「やあ!」とか「こんにちは!」という意味もあったりします。パリのあちこちの街角で聞こえてくる COUCOUの響きを2014年の30日間の滞在から拾っていきます(なんか・・滞在期間がだんだん長くなってきているような・・)。

*このシリーズ、初回は無償です。これ以降は途中から「有料記事」になりますが「Xでポスト」により無償で読めるように設定します。

滞在1日目

相方の日記からスキャン、今回初めて大き目スーツケースを1ヶ受諾荷物にした。
関空のAFチェックインカウンターには行列あり。が、インターネットチェックイン済みで
別カウンターで簡単に手続きを終える。機内は満席・・すごっ

最初に・・なぜ旅のテーマが『自炊』なのか!?

答えは簡単、滞在する国&その国の民のことを知りたかったら、生活の基本である「食」について知るべし! であるから。自炊すれば、どこで何を調達し何をどうやって食べるのか、理解が進む。しか〜も、滞在費が安くなる。

パリで2人がレストランに入って食事すると、1回あたり1万円軽く超えてしまいそうな昨今。自炊、もしくはテイクアウトでお財布にやさしいパリ滞在記〜。そのためにも「パリの朝市マップ」は欠かせない。この下の図はパリ通の稲葉由紀子氏の著書「パリの朝市ガイド」から。

持参物。よりにもよって・・こんなモンまで持ってくかなあ・・の世界=(これらは全てショッピングカートに詰め込みパリの友人宅に残してくる予定)

ええっ!?こんなモンまで?
受託荷物用のスーツケース、中身は・・アパート暮らしに使うモノばかり

さて、今回スーツケースに入れ持参した道具類。自炊関連グッズが8割、掃除関連が2割といったところ。写真の上にチラリとグリップが見えているのは「クイックルワイパー」。パリの掃除機は音だけ大きくとてもじゃないが使えない代物、拭き掃除系のクイックルワイパーはなかなか使えるのであ〜る。掃除&洗い物&洗濯に欠かせないビニール手袋、粉石鹸などなど。

炊事用としては、パン切りナイフ・KIYA三徳包丁・スケール・タイマー・おろし器・ざる2種・茶漉し・保冷剤(帰りの乳製品用)・スポンジ・ジプロック・ホイル・ラップ大小etc・・すぐに使いたい時に欠かせないものばかり。室温湿度計もある・・このような大量生産品、現地調達しようにもパリでは高いのである。

今回は自分の手帳に滞在の予算や実際使った金額など全て書いて残しておいたのでちょっとここに記しておこう。30日2人で60万円強(7割がた航空券と宿代)。

①エアーチケット(2人分)    ¥253,580(燃油+空港税込)
②アパート代(30日分)     ¥171,600(1,200ユーロ)
③準備品(手土産含む)       ¥  10,000
④交通費(Navigo+空港バス)   ¥  35,000(Navigoチャージ€67.10X2人分)
⑤生活費(1日€35X29日)    ¥145,000(1,015ユーロ)

アパートのデポジット(保証金)は日本円2万円を大家さんに預けたが、チェックアウト時に全額返金される。2人のこづかいは2013年滞在時に残ったユーロ、4万円分を充てた。

若い大家さん、パリの高校で英語を教えている。日本語も多少話せる。

滞在2日目

われら・・パリ2日目は「掃除+買い出し」と決まっている。持参したクイックルでスイスイと床掃除。ね・・凄いホコリでしょ・・

この日は日曜日だったので、早速クロードんちに昼食のお呼ばれに出向く。

これは珍しいキャベツのキッシュ。クロードの奥さんジョゼがネットで見つけたレシピだそう。
これがねえ・・斬新なお味で(人生でお初)、帰国したら再現しようとメモった。
グジェールのようなおつまみ(チーズ&人参入り)。
ミートボールとインゲンはクロードが調理したそうだ。
圧巻のデザート「苺のショルロット」、ジョセと娘さんのフォステーヌ作〜
中身には苺とカスタートクリーム、スポンジの代わりにビスキュイを重ねて挟んであった。

持参した山水画の軸をさっそく壁にかけてくれた。気に入ってくれたようだ〜

今回はパリ郊外の街Sceaux/ソーにも出かける予定だ!ひと月ものパリ滞在記、
お楽しみに〜

滞在3日目に続く・・



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