ちっちゃい子から姉御さんまでいいんでない♪ <絵本2冊と食エッセイ>
あけましておめでとうございます!🏳🌈
お正月は人が集まる機会が増えますね。
今回は子どもから大人まで幅広い世代に楽しめる3冊の本をご紹介します。
トップバッターはパッと目を惹く五味太郎さんの絵本です😉
とんで やすんで かんがえて
五味太郎/作・絵 偕成社
とりくんが、「休むところもきのみもない!」というところからいろいろと考えていく場面が楽しいです。あんなこと、こんなことと考えてそのあとは?!
また、とりくんのイラストはカタチと色で見事に表情を映し出しています。
大人も開くたくなるような五味太郎さんの絵本、今回もあっぱれです!
2番目は強者で一見悪役のようなドラゴンと、子どもたちとのお話です。😁
ドラゴン、火をはくのはやめて ポプラ社
さく/上野与志 え/ヒョーゴノスケ
ドラゴンが対価を求めて火をはくのは、必ずしもお金とは限らない。
子どもたちの未来に興味を持っている。いいね、ドラゴン!
相手にしっかりと思いを伝えれば、違う局面が見えてくることを表すととともに、
王様の欲望に反して子どもたちがここで生きていきたいという希望が見事に対照的。
また、子どもたちがみんなで歌い始めるページは温かく、心に火が灯りました。
ラストを飾るのは、この人!😋
吉田羊さんの「ヒツジメシ」
タイトルからも発するエネルギーが感じられ、
吉田羊さんの食に対しての“熱く、かつ繊細な思”いが伝わってきました。
フンフンわかるわと言う記述があり、まずは「身体がほんのりぽっぽと寒くなるこれからの季節にはもってこいの“冷え取りメシ”。さぁ、これは何が紹介されているでしょうか。
もうひとつは「味の想像がつくのは安心感でもある、心の平安を取り戻す手助けになる気がする」という食べ物もありました。
紹介されているおいしそうな写真以外にも羊さんが舞台で演じた写真もあってこちらも楽しめました!
書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~