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morikoharu
古い体質のおっさんたちを斬りこむ!<あきらめません!>
今までも落ち込んだ時にパワーをもらえる本はありましたが、本作は金メダル級!🏳🌈
あまりにお粗末な状況に必死に耐えるではなく戦法を駆使して挑んでいく姿勢にエネルギーをいただきました。
夫婦ともに60歳を超えてその後に再雇用の夫が退職し、夫の田舎に帰った郁子さんは瓢箪から駒で市議会議員になることに。正義感が強くて決断力がある郁子さんは市議会での戦場に乗り込むことになりますが・・・
郁子さんの運命を左右する元議員のミサオさん、地元でパート勤務している由香さんらが勉強会を開催してみんなで少しずつ積み上げていき、市政の輪はいつの間にかひとり、ふたりと広がっていくのです。
著者の垣谷さんは先を見越した話題を次々に小説という形で斬りこみます。それをどのように捉えて行動するかは私たちにゆだねられている。そんな風に感じた1冊です!🤗
そうそう、これは人に話す時に参考になる言葉があったのでご紹介します。
ふと立ち寄った飲み屋のお姉さんが郁子さんにアドバイス。
「女性が」を強調するのではなく、より対象を明確にしています。
ちょっとしたことですがなるほどですねぇ。
↓ ↓ ↓
「女性」がと言いたいところを「市民が」に変えたり、場合によっては「老人が」だとか「若者が」に変えた方がええねん。
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書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~