窮した時、悪事を働く小人ではなく、節義を顕す本物の大人になりたいよね～ｎ

またまた「中国古典名言辞典」より。
只今、「文章軌範」のところ。

中国古典名言事典 (講談社学術文庫) | 諸橋 轍次 |本 | 通販 | Amazon

士窮しきゅうすれば乃すなわち節義せつぎを見る。

士たるものは、困窮こんきゅうした場合にこそ毅然きぜんたる節義を顕あらわすものである。小人しょうじんは窮すれば濫みだれる。（韓文公かんぶんこう「柳子厚墓誌銘りゅうしこうぼしめい」）

・韓文公→韓愈かんゆ、768年～824年12月25日。中国唐代中期を代表する文人・士大夫。
・節義→人としての正しい道を守りとおすこと。義を守って志をかえないこと。
・濫れる→ある範囲を超える、度が過ぎる。道理にそむく。

論語から、
「小人窮すれば斯ここに濫らんす」
（小人は君子と違って、窮すると道に外れたことをする。）

こういう心づもりでいるけども、
実際、最悪まで窮したら……
どーなるかわからんよね。

本物の大人（君子）になろう！

大きな森の小さな家　大草原の小さな家（１） (講談社文庫)

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「中国古典名言事典」諸橋轍次｜nabecho｜note

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