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休みたかったくせに休むのが辛かった。

前回の続き。

こうして私は勇気を出して1週間休みを申請。

とにかくこの頃はひたすら目眩。
運転もできない、家事もできない、動けないからベッドの中に一日中いたけど目眩。
天井がぐるぐるする。

何にもできない。を初めて体感。

今まで朝起きて、仕事に行き、育児をする。
車を運転するのが日常。買い物をするのも日常。
それがなんにも出来ない。

虚無。

天井を眺めながら毎日虚無感に襲われる。
休んでいいよって言われたかったくせに
いざ休むってどうしたらいいの?

ひたすら天井を眺めては
仕事のこと、これからのことを考える。
大丈夫なのだろうか…。
1週間で治るのかな。

まず、朝起きて娘を送り出した後、

え、なにしたらいいの?なんにも出来ないけど…。

の焦り。

いろいろな人から大丈夫?の連絡が来る。
返す気力もない。

すぐに駆けつけてくれたのは
一番仲良しのママ友。
近所に住んでいて、同い年で同じシングルマザー。
よく夜はママ友のお家で一緒にご飯をするのも
日常だった。
このママ友も、鬱病経験者。入院経験もあって
それを克服して今は素敵にシンガーソングライターとして働いている。
私からしたら尊敬しかない。

家からしばらく出なくても大丈夫なように。子どものご飯もどうにかできるように
たくさんレトルト食品や食欲がなくても食べれそうな物、落ち着くような香りのスプレーなど
心温まる手紙と一緒に送ってくれた。

涙しか出ない。

娘ちゃんのこと、無理だったら送り迎えするからね。
いつでも連絡してね。
ゆっくりするんだよ。

優しい。人に疲れたくせに人に救われるのだ。

こんな時でもお腹は空く。
彼が来られる日は来てくれてご飯を作ってくれた。
娘と3人で食べる。
私はずっと泣いている。

ママ泣いてる〜ウケる🤣
仕事できなくなったんでしょー?ドンマイ!

と娘もわりと私がこんな状況でも
彼と一緒で落ち着いていて笑ってくれた。

もしかしたら母親がこんなになって
不安でいっぱいなのを必死に明るく振る舞ってくれてたのかもしれない。

でも私は落ち着いて笑ってくれている
彼と娘にも救われていた。

ねー、私働けないんだけど。

彼に言うと笑って、
俺もニートみたいなもんやで〜
ようこそ安定しない世界へ〜

と呑気。
音楽関係の仕事をしている彼は
コロナ禍でライブは中止や延期ばかり
そんな中でもそれだけで生活はできるくらい。
家でレコーディングするとかそんな生活。

ママ友にはすぐ電話できた。
ママ友も笑っていて、
わたしも仕事ないときは同じような生活だよ〜
仲間だね〜と。

そんな言葉に救われた。

雇われていた私は
毎日同じ時間に起きて、出勤するのが当たり前。

でも個人事業主は違うのだ。
必死に仕事を取らなきゃいけない。

休んでみて、分かったこと。

この頃の日記の一部


ついに自分のキャパをストレスが溢れて
こんなことになったらしい。

日常生活すらまともに送れないなんて。
どーする?
人に迷惑しかかけてない
自分でなんもできない
急にくるなにかに負けそうになる
楽しみにしてたことすらなくなった
周りが呆れてるのも良くわかる

どうしたらいいのかなあ、
困ったなあ、


とりあえず、まずはストレスの原因から逃げる。
は一番だけど
毎日当たり前に過ごしていたことが
急になくなるのを感じて、

当たり前ってないんだな。

と思う。

とりあえずここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございます😊

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