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オンラインビブリオバトルをやってみた

知的書評合戦「ビブリオバトル」

みなさんはご存知ですか?図書館や学校、その他様々なところで取り入れられている知的書評合戦のことです。ふと思いつきで、オンライン上でやってみようと思い、8月と9月に行ったので、そのことについて書いていきます。

ビブリオバトルのルール

ビブリオバトルのルールは以下の通り

①バトラー(本を紹介する人)が5分間で本を紹介する
②紹介の後、2分間のディスカッションタイムをとる
③①と②をバトラーの人数分行う
④参加者による投票を行う 投票基準は「どの本が一番読みたくなったか」
⑤今回のチャンプ本決定!

追加ルール

前述のルールの他に独自にルール(というより制限?)を追加しました。それは「教育書は選ばない」ということ。Instagramで繋がっている人たちは、何らかの形で教育に携わる方ばかりです。きっと教育書との出合いはたくさんあるだろうし、その機会をたくさんつくっていくだろうと思います。

でも、教育書以外にも素敵な本はたくさんあって。教育との重なりが大きいものもあれば小さいものもあります。このビブリオバトルではいろんな世界に目を向けて、本との出合いを楽しんでもらったり、バトラーの知らなかった一面を楽しんでもらったりしたかったのでこのルールを追加しました。

ここはぼくのこだわりです。

真夏のビブリオバトル

Instagramでバトラーと参加者を募り、zoomで開催しました↓

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テーマは“愛”。決め方は、過去に行われたビブリオバトルの開催テーマの中から、バトラーの4人が「ピン!」ときたものを3つ選び、最も重なりが多いものをテーマとしました。

紹介された本
・『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』ー愛のかたち(ぶっく)
・『おもいで星がかがやくとき』ー大切な人への愛(まいまい)
・『あんなに あんなに』ー子どもへの愛(ペーくん)
・『妻のトリセツ』ー相手への理解(ながせんさん)

紹介された本のタイトルを見るだけでも“愛”の捉え方がさまざまだということが見えて面白いですよね!ざっくり話の内容をタイトルの後ろにつけていますが、本を通してバトラーの見方や考え方に触れることができてすごく面白かったです。

夏よまだ終わらないで!真夏のビブリオバトル2

前回参加してくれたけんてぃが「ぼくもやりたい!」と伝えてくれて企画した第2回。今回もInstagramでバトラーと参加者を募集し、zoomで開催↓

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第2回のテーマは“大好き”。前回と同じ決め方をしましたが、実はあまり重なりは多くありませんでした。キーワードを出し合って重なりが少ない場合は、もう一度キーワードを出し合って重なりを増やした方がよかったかなぁと思いました。

紹介された本
・『蜜蜂と遠雷』ー音楽が見える(ぶっく)
・『あら、そんなの!』ー支えとなる言葉(けんてぃ)
・『すき』ーツンデレ(まいまい)
・『それからはスープのことばかり考えて暮らした』ー日常の中にある“好き“(いわたつさん)

これまた捉え方がさまざま。面白かったです。

今回は2分間のディスカッションタイムにチャット欄にて感想を書き込んでもらうようにしました。前回はこのディスカッションタイムでは質問したいことを「チャットに書き込む」か「ミュートを外して直接聞く」という方法を取っていましたが、なかなか質問が出にくかったんです。

そこで、感想をチャット欄に打ち込んでもらうようにしました。すると、感想をもとに話を深掘りできたり話題を広げたりできたので、「2分では足りない!」と感じるほど充実しました。

ひとりごと

ビブリオバトルハンドブックにはこのようなことが書かれています「人を通して本を知る、本を通して人を知る」企画した2回のビブリオバトルではこの言葉を強く感じました。今まで出会ったことのない本との出合いがあり、そんな本の紹介を通してバトラーの大切にしていること、見方や考え方、感じ方や受け取り方を知ることができました。

本当に楽しい時間だったし、紹介された本は全て読もうと思えてしまいます(紹介された本はほぼ買いました)。とても充実した時間だったので、月一くらいで定期的にやってみようかなと思います📚


ぶっく📚


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